第11回国試午後78問の類似問題

国試第35回午後:第84問

放射について誤っているのはどれか。 

1: 真空中でも放射により熱が伝わる。 

2: 水中でも放射により熱が伝わる。 

3: 0°Cの物体からも放射により周囲に熱が伝わる。 

4: 37°Cの物体からは主に紫外線が放射される。 

5: 物体の絶対温度の4乗に比例したエネルギーが放射される。 

国試第35回午前:第88問

体表面からの熱放散でないのはどれか。 

1: 放射 

2: 散乱 

3: 伝導 

4: 対流 

5: 蒸散 

ME2第33回午前:第13問

生体の熱放散に直接関係ないのはどれか。

1: 輻 射

2: 対 流

3: 蒸 発

4: ふるえ

5: 伝 導

国試第6回午前:第59問

正しいのはどれか。

a: 熱力学では分子の位置エネルギーのみを扱う。

b: 熱力学における不可逆変化とは何をしてもはじめの状態に戻れない変化のことである。

c: 摩擦や熱伝導を伴う現象はすべて不可逆変化となる。

d: 熱の一部を仕事にかえる装置を熱機関という。

e: 熱力学では外部からエネルギーを与えなくても、低温体から高温体に熱移動できる可能性を示している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午後:第47問

電磁波について正しいのはどれか。

a: 波長は周波数に比例する。

b: 水中での伝搬速度は光速である。

c: エックス線は回折しない。

d: 緑色光は青色光よりも波長が長い。

e: 周波数が高いほど直進性が強い。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第78問

エネルギーの人体への作用について正しいのはどれか。

1: 400nm以下の波長の光を長時間浴びても障害を生じない。

2: 常伝導磁石による静磁場に30分間爆露されると発熱による障害を生じる。

3: 加熱作用を生じる超音波の強さはキャビテーションを生じるそれよりも大きい。

4: 温熱療法(ハイパーサーミア)では42.5°C以上で細胞致死効果が急激に高まる。

5: 細胞分裂が盛んな組織ほど放射線感受性は低い。

国試第18回午後:第5問

電磁波について正しいのはどれか。(電気工学)

a: 波長と周波数は比例する。

b: 真空中の伝搬速度は光速である。

c: 赤色光は緑色光より波長が長い。

d: 赤外線は不可視である。

e: エックス線は回折しない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第79問

各種エネルギーの人体に対する影響で正しいのはどれか。

a: レーザー光の作用は波長には関係しない。

b: 高周波電流では熱的作用が大きい。

c: 超音波によるキャビテーションは細胞の破壊につながる。

d: 体表面低周波電流密度が2Ma/cm2程度でも周辺の知覚神経は興奮しない。

e: 60~65°Cの加温を長時間行っても蛋白変性を生じない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午後:第63問

電気メスについて正しいのはどれか。

1: 高周波電流を使用する。

2: 電流による放射(輻射)熱を利用する。

3: 切開にはバースト波を使用する。

4: 凝固には連続正弦波を使用する。

5: 対極板は能動電極ともいう。

国試第6回午前:第83問

生体内での電磁波のふるまいとして誤っているのはどれか。

1: 吸 収

2: 対 流

3: 反 射

4: 屈 折

5: 散 乱

国試第1回午前:第81問

正しいのはどれか。

a: 電磁波の生体内での吸収は導電率できまる。

b: 可視光線の吸収スペクトラムは血液の酸素飽和度では変化しない。

c: エックス線の減衰は原子の密度できまり、原子の種類には影響されない。

d: RIを用いた生体の計測では、臓器の形はわからない。

e: 超音波エコーによって密度および硬さの異なる組織の境界面がわかる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午後:第82問

正しいのはどれか。

a: 遠赤外光は組織をよく透過する。

b: 超音波の組織による減衰は波長が短いほど大きい。

c: エックス線CTの画像はエックス線の吸収係数の像である。

d: ガンマ線は組織で吸収されない。

e: マイクロ波は組織をほとんど透過しない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午前:第79問

エネルギーの人体への作用について誤っているのはどれか。

1: 癌細胞は正常細胞より熱に弱い。

2: 加温すると細胞の放射線感受性が高まる。

3: 低酸素状態の細胞は熱に強い。

4: 可視光はヘモグロビンに吸収される。

5: 生体に強い超音波が作用すると熱を生じる。

国試第17回午後:第7問

電磁波について誤っているのはどれか。

1: 波長は周波数に比例する。

2: 真空中の伝搬速度は光速である。

3: 赤色光は青色光より波長が長い。

4: 電界と磁界が相互に影響し合うので電磁波と呼ばれる。

5: 波長が短いほど直進性が強い。

国試第24回午前:第90問

生体の熱特性で誤っているのはどれか。(生体物性材料工学)

1: 活動時の熱の産生は主に骨格筋で起こる。

2: 脂肪組織の熱伝導率は筋組織よりも大きい。

3: 生命活動に必要なエネルギー源はATPである。

4: 成人は安静時に100W程度の熱を発生している。

5: 人体組織内の熱輸送のほとんどは血液の循環による。

国試第1回午前:第53問

熱力学について正しいのはどれか。

a: 運動エネルギーをすべて熱に変換することはできない。

b: 熱は完全に仕事に変換することができる。

c: 熱が仕事に変換されるとき、エネルギー保存の法則は成り立たない。

d: 不可逆過程においても、エネルギー保存の法則が成り立つ。

e: 摩擦や熱伝導を伴う現象は不可逆変化である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午後:第51問

体外循環中の熱交換について正しいのはどれか。(体外循環装置)

a: 体温の低下とともに酸素消費量は増加する。

b: 臓器によって温度変化の程度が異なる。

c: 熱交換器にはステンレス管が用いられる。

d: 熱交換器はガス交換器より上流側に設置する。

e: 復温時の血液と温水との温度差は10°C以上とする。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午後:第12問

正しいのはどれか。

a: 金属中を流れる電流は正負2種類の電荷で構成される。

b: 半導体の導電率は温度が高くなると増加する。

c: 半導体の導電率は含まれる不純物元素の種類や量に依存する。

d: 金属の導電率は温度が低くなると減少する。

e: 半導体の導電率は周波数とは無関係である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午後:第3問

磁気について正しいのはどれか。

1: 磁界中の電流が受ける力の方向は磁束密度の方向に一致する。

2: 直線電流の周囲では放射状の磁界が発生する。

3: 磁界中を磁界の方向に走行する電子は力を受けない。

4: 2本の平行導線に逆向きに電流が流れていると両者の間に力は働かない。

5: 磁石は静止した陽子を引きつける。

国試第12回午後:第76問

正しいのはどれか。

a: 音波は横波である。

b: 音波は疎密波である。

c: 空気中の音速は気温によって変化する。

d: 空気中より液体中の方が音速が大である。

e: 固体中より空気中の方が音速が大である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e