第10回国試午前49問の類似問題

国試第1回午前:第2問

正常成人に関して正しいのはどれか。

a: 安静時の一回換気量はほぼ1Lである。

b: 酸素飽和度100%の血液100mL中には、約20mLの酸素が含まれている。

c: 体液中炭酸ガスの大部分は重炭酸イオン(HCO3-)として存在する。

d: 吸気時には横隔膜を挙上して胸腔を陽圧にする。

e: 平静呼気位における肺気量を残気量という。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午前:第2問

正常酸素分圧[mmHg]について誤っているのはどれか。ただし、Fio2=0.21、1気圧=760mmHgとする。

1: 大 気:160

2: 肺胞気:130

3: 動脈血:95

4: 混合静脈血:40

5: 細胞内ミトコンドリア:2

ME2第38回午後:第44問

静止状態で測定した酸素配管端末器の供給圧[kPa]で正常範囲にあるのはどれか。

1: 100

2: 150

3: 300

4: 420

5: 560

ME2第40回午後:第49問

麻酔器の点検結果として正常なのはどれか。

1: 配管端末にて酸素と亜酸化窒素(笑気)の供給圧は同圧であった。

2: 酸素流量をゼロにしたら亜酸化窒素(笑気)の流量もゼロになった。

3: 酸素フラッシュの流量が毎分10Lであった。

4: 酸素濃度計を大気で校正したら指示値が30%であった。

5: 酸素の補助ボンベ内圧が0.5MPaであった。

国試第6回午後:第70問

3絶対気圧の環境で純酸素吸入をしているとき、動脈血酸素含有量(vol%)として最も近い値はどれか。ただし、ヘモグロビン量は15g/dLとする。

1: 23

2: 25

3: 27

4: 29

5: 31

国試第29回午後:第29問

血液ガス計測について誤っている組合せはどれか。

1: pH ガラス電極

2: 酸素分圧 クラーク電極

3: 二酸化炭素分圧 セバリングハウス電極

4: 酸素飽和度 赤色光および赤外線の吸光度

5: 経皮的二酸化炭素分圧 赤外線の吸光度

国試第25回午前:第29問

正しいのはどれか。

a: 連続波超音波ドプラ血液計では逆流の情報が得られる。

b: レーザドプラ血流計は赤血球の光の吸収量から血流量を算出する。

c: 色素希釈法は心拍出量の繰り返し測定に適している。

d: 熱希釈法は熱希釈曲線の時間積分値から心拍出量を算出する。

e: Mモード超音波画像を用いて左室の駆出率が算出できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第26問

正常範囲内の値であるものはどれか。

a: 安静呼気位胸腔内圧:+5cmH2O

b: 1秒率:75%

c: 残気率:25%

d: 動脈血酸素分圧:95mmHg

e: 平均肺動脈圧:65mmHg

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午後:第51問

体外循環中の生体監視について誤っているのはどれか。

1: 動脈圧は臓器の灌流状態の指標となる。

2: 中心静脈圧は循環血液量を反映する。

3: 直腸温は深部体温を反映する。

4: 尿量は毎時20ml/kg以上に保つ。

5: 血液ガス分析値は人工肺機能の指標となる。

ME2第31回午後:第26問

パルスオキシメータの測定不能の原因となるのはどれか。

1: 末梢循環不全

2: 高脂血症

3: 上室性頻拍

4: 静脈麻酔

5: 酸素吸入

国試第16回午後:第45問

血液ガス分析について誤っているのはどれか。

1: pH電極とCO2電極は同じ測定原理を利用している。

2: 酸素飽和度の連続測定に赤外光と赤色光を利用している。

3: 密封した採取サンプルを室温に放置するとP02が低下する。

4: pHは水素イオン濃度の逆数の対数である。

5: P02とヘモグロビン酸素飽和度は直線関係にある。

国試第19回午後:第44問

血液ガス分析について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 液体のガス分圧は同じ分圧の気相と平衡に達した状態と定義される。

b: pH電極とPO2電極の測定原理は同じである。

c: pHは水素イオン濃度に比例する。

d: 密封採取サンプルを室温で放置するとPO2は低下する。

e: 血漿中の二酸化炭素は主として重炭酸イオン(HCO3-)として存在する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第64問

血液の検体計測について正しい組合せはどれか。

a: グルコース ――――――――------- 光電比色計

b: LDH ―――――――――---------- 紫外可視分光光度計

c: カリウムイオン ――――――-------- ポーラログラフ

d: へマトクリット ――――――--------- ISFET

e: pH――――――――――――------- クラーク電極

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午前:第27問

代謝性アシドーシスについて正しいのはどれか。

a: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)は上昇する。

b: 幽門狭窄症で発生する。

c: 重炭酸濃度は低下する。

d: カリウムは細胞内から細胞外に出る。

e: カルシウムイオン濃度は低下する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第36回午後:第29問

経皮的ガス分圧測定について正しいのはどれか。

1: 酸素センサはセバリングハウス電極を使用する。

2: 二酸化炭素センサはクラーク電極を使用する。

3: センサ装着部位は容積脈波の確認ができる部位とする。

4: 測定時のセンサ周辺温度を41~43℃に保つ。

5: コンタクト液は生理食塩液を使用する。

ME2第38回午前:第5問

健康成人の動脈血血液ガス値で基準範囲にないのはどれか。

1: PaO2 -- 98Torr

2: PaCO2 -- 40Torr

3: pH -- -7.40

4: HCO3- -- 15mEq/L

5: BE(Base Excess) -- 0mEq/L

国試第3回午前:第28問

手術中の患者の状態把握について正しいのはどれか。

a: 心音と呼吸音は食道聴診器で常時聴取できる。

b: 動脈血O2分圧は、パルスオキシメータで直接測定できる。

c: 麻酔中は、体温を測定しても意味がない。

d: 肺動脈楔入圧は左房圧を反映するものとされている。

e: 終末呼気CO2濃度は、換気量の適否の目安となる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午後:第21問

パルスオキシメータが麻酔中のモニタとして有効でないのはどれか。

a: 酸塩基平衡異常

b: 麻酔ガス濃度

c: 片肺挿管

d: 気 胸

e: 空気塞栓

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第16回午後:第36問

組織への酸素運搬量の改善がみられるのはどれか。

a: 肺動脈喫入圧が18 mmHg から30mmHgへ上昇

b: PaCO2が40mmHgから80mmHgへ上昇

c: ヘモグロビン濃度が7g/dlから12g/dl上昇

d: 心拍出量が2L/分から4L/分へ上昇

e: SaO2が75%から95%へ上昇

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第28回午前:第66問

パルスオキシメータによる計測に影響を与えないのはどれか。

1: 高体温

2: 緑色のマニキュア

3: 一酸化炭素ヘモグロビン

4: メトヘモグロビン

5: メチレンブルー静注