第7回国試午後41問の類似問題

国試第32回午後:第69問

人工心肺における遠心ポンプについて正しいのはどれか。

a: 流量計は不要である。

b: 吸引ポンプに用いることができる。

c: ローラポンプに比べて血液損傷が少ない。

d: 回路閉塞時に回路破裂の心配がない。

e: 空気を送り込む心配がない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午前:第71問

人工心肺使用中の生体側に起こる変化はどれか。

a: 血漿遊離ヘモグロビン濃度の低下

b: 血小板数の増加

c: リンパ球数の増加

d: 補体の活性化

e: 血糖値の増加

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午後:第12問

人工心肺でコントロールできないのはどれか。

1: 体外循環血流量

2: 患者の循環血液量

3: 血液温度

4: 呼吸数

5: 動脈血酸素分圧

国試第26回午前:第73問

人工心肺時のヘパリン及びプロタミンについて正しいのはどれか。

1: ヘパリンでACTを200秒以上に保つ。

2: プロタミンによる中和は全てのカニューレを抜去してから行う。

3: プロタミンには血液凝固作用がある。

4: プロタミン投与時にみられる血圧低下は血管拡張作用による。

5: アンチトロンビンIII欠損症ではプロタミン抵抗性を示す。

国試第10回午後:第53問

人工心肺灌流時の低体温について正しいのはどれか。

a: 20°C以下の体温を超低体温という。

b: 体温を30°Cに保つと臓器の酸素需要は37°Cの約半分となる。

c: 体温を15°Cに保つと臓器の酸素需要は37°Cの1%以下となる。

d: 低体温中は酸素解離曲線が右方に移動する。

e: 低体温中は血液の粘度は増大する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午前:第43問

呼吸不全について正しいのはどれか。

a: 呼吸筋疲労による換気量減少は呼吸不全の原因になる。

b: すべての呼吸不全は人工呼吸器装着の適応になる。

c: 動脈血炭酸ガス分圧40mmHgはCO2ナルコーシスとされる。

d: 動脈血酸素分圧50mmHgは呼吸不全とされる。

e: 酸素療法が換気を抑制することがある。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第23回午前:第73問

人工心肺後の復温に要する時間に影響しないのはどれか。

1: 熱交換器の性能

2: 送血流量

3: 血液ガス分圧

4: 患者体重

5: 送水ポンプ流量

国試第1回午前:第21問

呼吸不全について正しいのはどれか。

a: 酸素療法によっても動脈血酸素分圧(PaO2)は60mmHg以下を示す。

b: 大多数の患者は高血圧を合併する。

c: 常に呼吸困難を自覚している。

d: 動脈血酸素分圧(PaO2)および動脈血炭酸ガス分圧(PaCO2)の測定は診断上重要である。

e: 人工呼吸器の使用が必要になることがある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午後:第74問

IABPの適応について正しいのはどれか。

a: 冠動脈ステント再狭窄予防

b: 人工心肺離脱困難

c: 開心術後低心拍出量症候群

d: 急性心筋梗塞後心室中隔穿孔を合併した心原性ショック

e: 冠動脈バイパス術後のグラフト閉塞予防

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第31回午前:第71問

乳児の人工心肺を用いた体外循環で成人と比較して正しいのはどれか。

a: 無血充填時の希釈率が高くなる。

b: 体表面積当たりの至適潅流量が多い。

c: 至適潅流圧が高い。

d: 無輸血体外循環が容易である。

e: 水分バランスの管理が容易である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午後:第32問

術後の呼吸管理で正しいのはどれか。

a: 体位交換を行う。

b: 重症例では従量式人工呼吸器が望ましい。

c: 吸気中の湿度を高める方がよい。

d: 麻薬は禁忌である。

e: PaO2を300mHg以上に維持する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午後:第45問

人工呼吸中血液の酸素化が適切かどうかを判断する指標はどれか。

a: 動脈血酸素分圧(PaO2)

b: 動脈血酸素飽和度(SaO2)

c: 呼気終末二酸化炭素分圧(PETCO2)

d: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)

e: 1回換気量

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午前:第24問

人工呼吸について正しいのはどれか。

1: 間欠的陽圧換気(IPPV)は、慢性閉塞性肺疾患の急性増悪には禁忌である。

2: 呼気終末陽圧(PEEP)は、低酸素血症の是正を期待して行われる。

3: 持続的陽圧換気(CPPV)は、主に心不全を合併している患者に行われる。

4: 間欠的強制換気(IMV)は、無呼吸の患者に対して行われる。

5: 高頻度換気(HFV)は、主に肺水腫の治療法として行われる。

ME2第34回午後:第34問

人工心肺に用いる遠心ポンプについて正しいのはどれか。

1: 流量計は不要である。

2: 血圧が上昇すると流量が増加する。

3: ポンプを停止させると逆流が生じる。

4: ポンプの回転子は8000rpm程度で回転している。

5: 心筋保護液ポンプとして使用されている。

国試第19回午後:第54問

人工心肺装置を用いる体外循環中の空気塞栓の原因について誤っているのはどれか。

1: 左心ベンド挿入部から心内への空気吸引

2: 脱血回路からの空気流入

3: 膜型肺における血漿漏出

4: 貯血槽内の血液レベル低下

5: 左心ベントポンプの逆回転

ME2第32回午後:第20問

人工心肺の血液の流れとして正しいのはどれか。

1: 右心房 → 貯血槽 → 血液ポンプ → 人工肺 → 大動脈

2: 左心房 → 血液ポンプ → 貯血槽 → 人工肺 → 大動脈

3: 大動脈 → 人工肺 → 貯血槽 → 血液ポンプ → 大静脈

4: 右心房 → 血液ポンプ → 人工肺 → 貯血槽 → 大動脈

5: 肺動脈 → 人工肺 → 貯血槽 → 血液ポンプ → 肺静脈

ME2第40回午後:第5問

人工心肺に用いる遠心ポンプについて誤っているのはどれか。

1: 内部の回転体は磁気結合によってモーター駆動部と結合されている。

2: 多量の空気がポンプ内に流入すると血液の吐出が停止する。

3: ポンプが停止すると逆流を生じる。

4: 患者の血圧によらず一定の流量が得られる。

5: 血液の粘性が高くなると吐出量は低下する。

ME2第40回午後:第12問

人工呼吸器について正しいのはどれか。

1: 吸気弁は吸気時に閉じる。

2: 体外式陰圧換気法(胸郭外陰圧式)が主流である。

3: 全身麻酔下でないと実施できない。

4: 患者の呼気を補助するのが主な機能である。

5: 回路内のホースヒータは水分貯留を防止する。

国試第7回午後:第28問

人工呼吸器による患者管理について正しいのはどれか。

a: 調節呼吸モードで患者に自発呼吸がある場合にはファイティングに注意する。

b: 自発呼吸のある患者に人工呼吸器を接続しておくときはIPPV(間欠的場圧換気)モードで使用する。

c: 慢性呼吸不全患者では常に人工呼吸管理を行う。

d: 鉄の肺は現在よく使用される。

e: プレッシャーサポートとは患者が吸気を行うときに気道内に圧をかけて換気を補助する方法である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午後:第69問

人工心肺中の限外濾過による血液濃縮器について正しいのはどれか。

a: 内部灌流型の装置である。

b: メインの送脱血回路に直列に組み込む。

c: 疎水性の多孔質中空糸膜を用いる。

d: 透析液を必要とする。

e: 排出液の Na、K 濃度は細胞外液型である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e