第7回国試午前62問の類似問題

国試第8回午後:第67問

クリアランスについて正しいのはどれか。

a: 血液透析(HD)における小分子溶質は血流量に等しい。

b: 血液透析(HD)における大分子溶質では透析液流量に依存しない。

c: 血液濾過(HF)における小分子溶質では濾液流量に等しい。

d: 血液漉過(HF)における大分子溶質では濾液流量が多いほど増加する。

e: 血液透析濾過(HDF)における大分子容質では透析液流量と濾液流量との和に等しい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第33回午前:第16問

誤っているのはどれか。

1: 成人の血液量は体重の1/13程度である。

2: 血小板は一次止血に関与する。

3: (成熟)赤血球には核がある。

4: 好酸球数が増加したときはアレルギーを疑う。

5: 好中球数が増加したときは細菌感染を疑う。

国試第7回午前:第28問

健常成人で正しいのはどれか。

a: 血漿たんぱく量は血漿100ml中約3gである。

b: 赤血球の平均寿命は約120日である。

c: 赤血球沈降速度は2~6mm/時間である。

d: 循環血液量は体重の約8%である。

e: 血液ヘモグロビン量は30~35g/dlである。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午後:第50問

血液の浄化の原理として誤っているのはどれか。

1: 拡散の速度は分子量に依存する。

2: 拡散の推進力は濃度差である。

3: 濾過の推進力は膜間の圧力差である。

4: 外濾過の主要な推進力は半透膜間の濃度差である。

5: 浸透圧の保持にはブドウ糖が役立つ。

国試第18回午後:第82問

生体内の物質移動について正しいのはどれか。(生体物性材料工学)

1: 血液から組織への酸素の移動は能動輸送による。

2: 体温が低下するとヘモグロビンから組織への酸素移動は減少する。

3: 静止状態で細胞内から細胞外へのナトリウムイオンの移動は拡散による。

4: 血液の浸透圧が上昇すると水分は血管外に漏出しやすくなる。

5: 糸球体濾液中の水分は大部分が遠位尿細管で再吸収される。

国試第4回午前:第53問

流体の運動について正しいのはどれか。

a: 円管内の定常流では平均流速と円管断面積との積は場所によらず一定である。

b: 粘性率がずり速度によって変化する流体をニュートン流体という。

c: 臨界レイノルズ数を超えると粘性率はゼロとなる。

d: ベルヌーイの定理によれば動圧と静圧との和が流速に比例する。

e: 粘性率が零の完全流体では流体が流れても力学的エネルギーは消費されない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午前:第88問

生体内における物質の移動に関わる現象で正しい組合せはどれか。 

a: 腎臓における水分の再吸収拡散 

b: 腎糸球体での物質移動濾過 

c: 肺胞から血液への酸素の移動拡散 

d: 毛細血管壁から血管外への水分移動対流 

e: 細胞内から細胞外へのNa+の移動浸透 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午後:第71問

体外循環における血液希釈の目的として正しいのはどれか。

a: 血液粘性の増加

b: 酸素運搬能の増加

c: 輸血量の減少

d: 溶血の軽減

e: 膠質浸透圧の上昇

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午後:第83問

興奮性細胞の電気特性について誤っているのはどれか。(生体物性材料工学)

1: 細胞内液はNa+を多く含む。

2: 細胞外液はCl-を多く含む。

3: 静止電位は-50~-90mVである。

4: オーバーシュートは0~40mVである。

5: 過分極状態では興奮性が低下する。

国試第19回午後:第84問

直径1cmの大動脈内の血流速度が50cm/sであるときのレイノルズ数はどれか。ただし、血液密度は1.05×103 kg/m3 、血液の粘性率は3.0×10-3 Pa・s とする。(生体物性材料工学)

1: 1000

2: 1250

3: 1500

4: 1750

5: 2000

国試第6回午前:第85問

生体組織の電気的性質として正しいのはどれか。

a: 生体の電気抵抗率は周波数に依存しない。

b: 細胞膜は微小な直流に対してほぼ完全な絶縁物と考えてよい。

c: 生体組織の中では骨は電気抵抗率が高い。

d: 生体組織の中では血液は電気抵抗率が高い。

e: 生体組織の中では脂肪は電気抵抗率が低い。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午前:第54問

動脈内の血流および血圧について正しいのはどれか。

a: 血液の流れは拍動流である。

b: 脈波の伝搬速度には血管壁の弾性が影響を与える。

c: 平均血圧は最高血圧と最低血圧との平均値である。

d: 血圧波形はからだの中でどこも同じである。

e: 細い血管では壁のごく近くに血球のない血漿層が現れる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第25回午後:第7問

誤っているのはどれか。

1: 細胞外液で最も多い陽イオンはNa+である。

2: 血清はフィブリノーゲンを含む。

3: ABO血液型でA型の血清中には抗B抗体が存在する。

4: 好酸球は顆粒白血球である。

5: 血小板は血液凝固に関係する。

国試第27回午前:第8問

誤っているのはどれか。

1: 細胞外液で最も多い陽イオンはNa+である。

2: 血清はフィブリノーゲンを含む。

3: ABO血液型でA型の血清中には抗B抗体が存在する。

4: 好酸球は顆粒白血球である。

5: 血小板は血液凝固に関係する。

国試第4回午前:第83問

生体組織の電気的性質として正しいのはどれか。

a: 生体の電気抵抗率は周波数に依存しない。

b: 細胞膜は直流に対してほぼ完全な絶縁物と考えてよい。

c: 生体組織の中で骨は電気抵抗率が高い。

d: 生体組織の中で血液は電気抵抗率が高い。

e: 生体組織の中で脂肪は電気抵抗率が低い。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午前:第70問

血液希釈体外循環の利点はどれか。

a: 血液粘度の低下

b: 血液有形成分の破壊の減少

c: 膠質浸透圧の上昇

d: 酸素運搬能の増加

e: 輸血量の節約

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午前:第81問

正しいのはどれか。

a: 電磁波の生体内での吸収は導電率できまる。

b: 可視光線の吸収スペクトラムは血液の酸素飽和度では変化しない。

c: エックス線の減衰は原子の密度できまり、原子の種類には影響されない。

d: RIを用いた生体の計測では、臓器の形はわからない。

e: 超音波エコーによって密度および硬さの異なる組織の境界面がわかる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午後:第86問

生体組織の力学的性質で誤っているのはどれか。

1: ヤング率が大きな組織ほど応力に対するひずみが大きい。

2: 生体軟組織のポアソン比は約0.5 である。

3: 粘弾性体である筋組織のひずみと応力の関係はヒステリシスを示す。

4: 筋組織は腱に比べて引っ張りに対する変形の割合が大きい。

5: 血液の粘性係数は生体軟組織に比べて小さい。

国試第1回午前:第3問

正常成人男性の血液について誤っているのはどれか。

1: 全血に対し血球成分が占める体積は約45%である。

2: 赤血球は全血1cm3中に約500万個存在する。

3: pHは7.35~7.45の範囲にある。

4: 全白血球中において好中球の占める割合は60~70%である。

5: 血漿には7~8%の濃度で蛋白質が含まれる。

国試第6回午後:第54問

正しいのはどれか。

a: 限外濾過量は溶質のクリアランスと関係がない。

b: 溶質のクリアランスは血流量を超えない。

c: 同一血液透析器を用いる場合、血流量の増加はクリアランスを増加させる。

d: 透析器圧は限外濾過圧に関係しない。

e: 除水量は血流量に比例して減少する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e