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臨床工学技士国家試験

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第17回 午後 第46問
20件の類似問題
人工呼吸による合併症で誤っているのはどれか。...
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45
臨床工学技士国家試験 - 第15回 午後
正答率:81% 類似度 67.5%
テスト肺による人工呼吸器の点検でチェックできるのはどれか。
a
電源電圧
b
医療ガス供給圧
c
回路内圧
d
換気回数
e
トリガ感度
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
41
臨床工学技士国家試験 - 第2回 午後
正答率:66% 類似度 67.4%
人工心肺の操作中の条件として適切でないのはどれか。
1
血液のヘマトクリット:23%
2
平均動脈圧:75mmHg
3
送血潅流量:1.5L/(min・m2)
4
ACT(activated clotting time):500秒
5
静脈血酸素飽和度:65%
39
臨床工学技士国家試験 - 第15回 午後
正答率:77% 類似度 67.4%
科目:
中分類: 呼吸器系
小分類: 呼吸器系
動脈血低酸素血症に関与しない因子はどれか。
1
肺動脈圧
2
肺拡散能
3
シャント
4
換気血流比
5
肺胞換気量
19
臨床工学技士国家試験 - 第13回 午前
正答率:69% 類似度 67.4%
科目:
中分類: 呼吸器系
小分類: 呼吸器系
呼吸器疾患について誤っているのはどれか。
1
気管支喘息では気道抵抗が上昇する。
2
慢性気管支炎では1秒率が減少する。
3
肺気腫では残気率が減少する。
4
肺線維症では肺活量が減少する。
5
間質性肺炎では肺コンプライアンスが減少する。
21
臨床工学技士国家試験 - 第24回 午後
重要度:低 正答率:74% 類似度 67.4% 解説あり
人工呼吸管理中にアラームが鳴り、カプノメータの波形が消失していた。心電図モニタは心拍数110回/分、観血的動脈圧は収縮期圧170mmHg、パルスオキシメータはSpO₂ 86%を示していた。これらの所見から最初に考えるべき原因はどれか。
a
事故抜管
b
片肺挿管
c
ファイティング
d
緊張性気胸
e
呼吸回路の外れ
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

解説

カプノメータの波形消失は、呼気CO2が全く検出されていないことを示し、最優先で「患者−人工呼吸器間の気路が断たれた」事態(事故抜管や呼吸回路の外れ)を疑う所見である。今回、SpO2は86%と低下している一方で、心拍数は110回/分、収縮期血圧は170mmHgと循環は直後には保たれている。心停止や重度ショックではカプノメータが低下・消失し得るが、この循環所見とは整合しない。片肺挿管やファイティングでは換気自体は継続するため、カプノメータ波形は乱れたり振幅低下はあっても通常は消失しない。緊張性気胸では典型的に血圧低下(ショック)を伴い、本症例の高血圧所見と矛盾する。したがって、最初に考えるべき原因は事故抜管と呼吸回路の外れである。

選択肢別解説

a
正解

正しい。事故抜管では患者の気道と呼吸回路が断たれ、呼気CO2がサンプルされないためカプノメータ波形は消失する。換気停止によりSpO2は速やかに低下するが、発症直後は循環が比較的保たれていることが多く、今回の頻脈・高血圧所見(低酸素・苦悶反応)とも整合する。最優先で疑い、直ちに気道再確保と回路再接続の評価・対応が必要。

b
不正解

誤り。片肺挿管では一側肺への換気となるため低酸素血症や気道内圧上昇を来しうるが、換気自体は継続しており呼気CO2は検出されるのが通常で、カプノメータ波形は消失しない(振幅低下や形状変化にとどまることが多い)。したがって本症例の「波形消失」とは合致しない。

c
不正解

誤り。ファイティング(患者−人工呼吸器不同調)では換気は継続しているため、カプノメータ波形は乱れたり不規則になるが消失はしない。波形の完全消失は、気道断裂(抜管・回路外れ)やサンプリングライン脱落などをまず疑うべき所見である。

d
不正解

誤り。緊張性気胸では胸腔内圧上昇により静脈還流低下をきたし、しばしば血圧低下・ショックとなる。設問では収縮期血圧170mmHgと高値であり典型像と矛盾する。カプノメータは振幅低下や換気不良を示し得るが、波形が完全に消失するのは通常、気道が断たれた場合である。

e
正解

正しい。呼吸回路の外れ(回路断裂・コネクタ抜け)は患者と人工呼吸器の接続が断たれるため、呼気CO2のサンプリングができずカプノメータ波形が消失する。SpO2低下は説明可能で、発症直後に循環が保たれる点も所見と一致する。最初に確認・是正すべき重大トラブルである。

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40
臨床工学技士国家試験 - 第12回 午後
正答率:71% 類似度 67.4%
吸気呼気比逆転換気(IRV)について正しいのはどれか。
a
生理的な人工換気である。
b
肺胞の虚脱を起こす。
c
オートピープ(auto-PEEP)がみられる。
d
急性呼吸促迫症候群(ARDS)に適応がある。
e
肺水腫に適応がある。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
12
第二種ME技術認定試験 - 第40回 午後
類似度 67.4%
人工呼吸器について正しいのはどれか。
1
吸気弁は吸気時に閉じる。
2
体外式陰圧換気法(胸郭外陰圧式)が主流である。
3
全身麻酔下でないと実施できない。
4
患者の呼気を補助するのが主な機能である。
5
回路内のホースヒータは水分貯留を防止する。
28
臨床工学技士国家試験 - 第7回 午後
正答率:81% 類似度 67.3%
人工呼吸器による患者管理について正しいのはどれか。
a
調節呼吸モードで患者に自発呼吸がある場合にはファイティングに注意する。
b
自発呼吸のある患者に人工呼吸器を接続しておくときはIPPV(間欠的場圧換気)モードで使用する。
c
慢性呼吸不全患者では常に人工呼吸管理を行う。
d
鉄の肺は現在よく使用される。
e
プレッシャーサポートとは患者が吸気を行うときに気道内に圧をかけて換気を補助する方法である。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
63
臨床工学技士国家試験 - 第29回 午後
重要度:低 正答率:64% 類似度 67.3% 解説あり
PSV (pressure support ventilation) 施行時に分時換気量低下の原因となるのはどれか。
a
過鎮静
b
カフ圧上昇
c
代謝性アシドーシス
d
胸郭肺コンプライアンス増大
e
気管チューブ閉塞
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

解説

PSVは患者の自発吸気努力をトリガとして、設定した圧サポートで吸気を補助し、吸気流量が一定割合まで低下すると呼気へ移行する流量サイクルのモードである。分時換気量はおおむね $\dot{V}_E=V_T\times f$ に依存し、PSVでは患者の呼吸ドライブと気道力学(抵抗・コンプライアンス)に大きく左右される。過鎮静は中枢呼吸ドライブを低下させて自発努力・呼吸回数が減少し、トリガ不能や低換気を招いて分時換気量を低下させる。気管チューブ閉塞は気道抵抗を上げてトリガ不全や1回換気量低下を生じ、結果として分時換気量が低下する。一方、代謝性アシドーシスは呼吸性代償で換気亢進を来し、胸郭肺コンプライアンス増大は同じ圧補助でより大きい1回換気量となるため、いずれも分時換気量は低下しにくい。カフ圧上昇はリーク抑制や気道粘膜障害のリスクに関与するが、通常は分時換気量低下の直接原因とはならない。

選択肢別解説

a
正解

過鎮静は中枢性の呼吸ドライブを抑制し、自発努力が減少または消失する。PSVでは患者努力が小さいとトリガ回数が減り、1回換気量も小さくなりやすいため分時換気量は低下する。正答。

b
不正解

カフ圧上昇は気管内チューブ周囲のシールを強めてエアリークを抑える方向に働く。通常は分時換気量低下の直接原因にはならず、むしろリークが減れば測定上の換気量は保たれる。過度なカフ圧は気道粘膜障害の懸念はあるが、本設問の原因としては不適。

c
不正解

代謝性アシドーシスでは呼吸性代償として換気亢進(呼吸回数増加と努力増大)が起こる。PSVでは患者の努力増大によりトリガ回数や1回換気量が増え、分時換気量はむしろ増加方向となるため、低下の原因にはなりにくい。

d
不正解

胸郭肺コンプライアンスが増大すると同じ圧サポートでも肺が膨らみやすく、1回換気量が増加しやすい。したがって分時換気量は低下ではなく維持・増加が見込まれるため、原因とはいえない。

e
正解

気管チューブ閉塞は気道抵抗を著明に増加させ、トリガ不全や早期の吸気停止、1回換気量低下を招く。結果として分時換気量が低下する典型的原因である。正答。

28
臨床工学技士国家試験 - 第2回 午後
正答率:68% 類似度 67.3%
人工呼吸器の選択について誤っているのはどれか。
1
肺疾患がない術後患者の呼吸管理は従圧式でもよい。
2
重い肺疾患がある患者では従量式がよい。
3
新生児では新生児専用の人工呼吸器を用いるのがよい。
4
COLD患者では広い換気条件調節機能が要求される。
5
ウィーニングには従量式が必須である。
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48
臨床工学技士国家試験 - 第9回 午後
正答率:71% 類似度 67.3%
人工心肺運転中の生体側のモニタリング項目はどれか。
a
動脈側送血圧
b
中心静脈圧
c
尿量
d
送血温度
e
吸引静脈血酸素飽和度
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
37
臨床工学技士国家試験 - 第3回 午後
正答率:82% 類似度 67.1%
人工心肺による低体温での体外循環について誤っているのはどれか。
a
組織の酸素需要は減少する。
b
組織での酸素授受がよくなる。
c
血液の粘稠度(粘度)が低下する。
d
血液の凝固能が変化する。
e
酸素解離曲線が左方に移動する。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
44
臨床工学技士国家試験 - 第21回 午後
正答率:67% 類似度 67.1% 解説あり
酸素療法の合併症で正しいのはどれか。
a
$ \text{CO}_2$ナルコーシス
b
吸収性無気肺
c
空気塞栓症
d
皮下気腫
e
酸素中毒
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

解説

酸素療法の主な合併症としては、(1)慢性呼吸不全患者でのCO2ナルコーシス、(2)高濃度酸素による窒素洗い出しに伴う吸収性無気肺、(3)高濃度酸素の長期投与で生じる酸素中毒が代表的である。CO2ナルコーシスは高濃度酸素投与により低酸素刺激が弱まり換気が低下すること、さらに低酸素性肺血管収縮の解除によるV/Qミスマッチ増悪やHaldane効果により動脈CO2分圧が上昇して意識障害に至る機序が知られている。吸収性無気肺は高FiO2下で肺胞内窒素が洗い出され、酸素が血中へ速やかに吸収されることで肺胞虚脱が生じる現象である。酸素中毒はFiO2が高い状態を持続すると肺障害(胸痛、咳嗽、びまん性肺傷害様変化)や中枢神経毒性(特に高圧酸素環境での痙攣)を来す。一方、空気塞栓症や皮下気腫は酸素療法そのものの直接的合併症ではなく、主に外傷、血管内への空気侵入、陽圧換気や気胸・縦隔気腫など他の要因に関連して発生する。

選択肢別解説

a
正解

正しい。慢性高二酸化炭素血症のあるCOPDなどの患者に高濃度酸素を与えると、低酸素刺激が弱まり換気が低下し、さらに低酸素性肺血管収縮の解除によるV/Qミスマッチ増悪とHaldane効果によりPaCO2が上昇して意識障害(CO2ナルコーシス)を生じうる。

b
正解

正しい。高FiO2では肺胞内の窒素が洗い出され、酸素が血液へ速やかに拡散・吸収されるため、末梢気道閉塞部位などで肺胞が虚脱し吸収性無気肺となる。長時間の高濃度酸素投与でリスクが高まる。

c
不正解

誤り。空気塞栓症は静脈・動脈内への空気流入や手技関連、外傷、陽圧換気によるバロトラウマ等が主因であり、酸素療法自体の直接的合併症ではない。むしろ高濃度酸素投与は気泡内窒素分圧を低下させて縮小を促す治療補助として用いられる。

d
不正解

誤り。皮下気腫は外傷や気胸・縦隔気腫、陽圧換気のバロトラウマなどで生じることが多く、酸素療法(単純な酸素投与)自体の直接の合併症ではない。

e
正解

正しい。高濃度酸素の長期投与により活性酸素種の増加などを介して肺毒性(気道刺激、肺コンプライアンス低下、びまん性肺障害様変化)や中枢神経毒性(高圧酸素での痙攣など)を来す。FiO2の必要最小化と曝露時間の短縮が予防に重要。

66
臨床工学技士国家試験 - 第38回 午前
正答率:64% 類似度 67.1%
成人男性(体重50 kg)に対する人工呼吸器装着の初期設定として適切でないのはどれか。
1
換気回数を12回/分とした。
2
1回換気量を500 mLとした。
3
吸気時間と呼気時間の比(I:E比)を2:1とした。
4
呼気終末陽圧(PEEP)を3 cmH₂Oとした。
5
トリガ感度を-1~-2 cmH₂Oとした。
21
臨床工学技士国家試験 - 第19回 午前
正答率:53% 類似度 67.1%
科目:
中分類: 呼吸器系
小分類: 呼吸器系
ARDS(急性呼吸窮迫症候群)について正しいのはどれか。
a
肺毛細血管内皮細胞の障害
b
PaO2/FiO2の上昇
c
肺動肺楔入圧の上昇
d
肺コンプライアンスの減少
e
胸部エックス線写真上で両側びまん性陰影
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
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19
第二種ME技術認定試験 - 第38回 午後
類似度 67.1%
人工呼吸器の換気モードについて正しいのはどれか。
1
CPPVは呼気時に気道内圧が大気圧と等しくなる。
2
CPAPは自発呼吸のある患者に用いる。
3
EIPは吸気の終了後すぐに呼気に移行する。
4
IRVでは呼気時間を吸気時間より長く設定する。
5
HFVの呼吸回数は1分間に数回程度である。
37
臨床工学技士国家試験 - 第4回 午後
正答率:56% 類似度 67.1%
人工呼吸器について正しいのはどれか。
a
従量式では回路に少々洩れがあっても換気量はよく保たれる。
b
従量式は最近あまり用いられない。
c
従量式ではコンプライアンスの変化による換気量への影響が少ない。
d
従圧式は補助呼吸性能がよい。
e
従圧式の長所はPEEPができることである。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
63
臨床工学技士国家試験 - 第14回 午後
正答率:70% 類似度 67.1%
人工心肺を用いる体外循環について誤っているのはどれか。
a
需要に見合う酸素を供給できる灌流量を保つ。
b
静脈血酸素飽和度を60%以下に保つ。
c
血圧は50mmHg以下でよい。
d
灌流量を手術前の値の約80%とする。
e
末梢血管抵抗を手術前の値に保つ。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
32
臨床工学技士国家試験 - 第3回 午後
正答率:63% 類似度 67.1%
術後の呼吸管理で正しいのはどれか。
a
体位交換を行う。
b
重症例では従量式人工呼吸器が望ましい。
c
吸気中の湿度を高める方がよい。
d
麻薬は禁忌である。
e
PaO2を300mHg以上に維持する。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
39
臨床工学技士国家試験 - 第7回 午前
正答率:48% 類似度 67.0%
科目:
中分類: 呼吸器系
小分類: 呼吸器系
ARDS(成人呼吸窮迫症侯群)について正しいのはどれか。
a
胸部エックス線写真で肺水腫状陰影が全肺野にみられる。
b
心不全による肺水腫の一種である。
c
高二酸化炭素血症が特徴的である。
d
著しい低酸素血症がみられる。
e
敗血症は病因の一つにあげられる。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
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