臨床工学に必要な医学的基礎の過去問


国試第33回午前:第5問

薬物血中濃度モニタリングの必要性が低いのはどれか。

1: 薬物の有効血中濃度の範囲が狭い。

2: 薬物の体内動態における個人差が大きい。

3: 薬物血中濃度の治療域と中毒域が大きく離れている。

4: 薬効と副作用が薬物の血中濃度と強く相関する。

5: 腎障害のある患者に薬物を投与する。

国試第33回午前:第4問

薬について誤っている組合せはどれか。

1: ドブタミン        強心薬

2: ニフェジピン       降圧薬

3: ミダゾラム        オピオイド鎮痛薬

4: アトロピン        抗コリン薬

5: デキサメタゾン      副腎皮質ホルモン

国試第33回午前:第3問

酵素について誤っているのはどれか。

1: 基本構造はタンパク質である。

2: 一つの酵素は一つの基質に作用する。

3: 一つの酵素の活性を最大化する pH がある。

4: 生体内化学反応を無理なく進行させる働きをもつ。

5: 温度が高いほど酵素の活性は高くなる。

ME2第40回午前:第10問

予防のためのワクチンがないのはどれか。

1: ノロウイルス感染症

2: ポリオ

3: 風 疹

4: B型肝炎

5: 日本脳炎

ME2第39回午前:第26問

0.1mol/Lの酢酸CH3COOHの水溶液の電離度を0.01とするとき、この水溶液のpHはいくらか。ただし、酢酸の価数は1である。

1: 1

2: 2

3: 3

4: 7

5: 8

ME2第39回午前:第12問

全肺気量から機能的残気量を差し引いた肺気量分画の名称として正しいのはどれか。

1: 残気量

2: 予備吸気量

3: 1回換気量

4: 予備呼気量

5: 最大吸気量

ME2第39回午前:第3問

保健所の業務でないのはどれか。

1: HIV検査を実施する。

2: 野鳥の死骸を回収して死因を検索する。

3: デング熱の発生した地域で蚊を捕獲して検査する。

4: 違法な長時間労働が常態化している会社に是正勧告を行う。

5: 食中毒が集団発生したレストランを営業停止処分にする。

ME2第38回午前:第19問

我が国の高齢者(65歳以上)の死因でもっとも多いのはどれか。

1: 老 衰

2: 肺 炎

3: 心疾患

4: 脳血管疾患

5: 悪性新生物

ME2第38回午前:第18問

予防接種に基づく定期接種に含まれないのはどれか。

1: 四種混合(ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ)

2: 水 痘

3: 黄熱病

4: MR(麻しん、風しん混合)

5: 日本脳炎

ME2第38回午前:第15問

感染症について誤っているのはどれか。

1: 病原体が生体内に侵入、増殖して引き起こす状態をいう。

2: 不顕性感染は抗体陰性で確認できる。

3: 垂直感染の一例として母乳を介した母から子への感染がある。

4: 抗がん剤治療は重篤な感染症を引き起こすことがある。

5: 咳やくしゃみによって病原体が伝搬することを飛沫感染という。

ME2第37回午前:第26問

pHについて正しいのはどれか。

1: 水素イオン濃度に比例する。

2: 水酸化物イオンが多いと酸性となる。

3: 負の値をとることもある。

4: pH5を中性という。

5: 水では温度が高くなるとpHが大きくなる。

ME2第36回午前:第19問

平成23年の主要4死因でないのはどれか。

1: 悪性新生物

2: 自 殺

3: 肺 炎

4: 脳血管疾患

5: 心疾患

ME2第36回午前:第4問

全肺気量は肺活量に何を加えたものか。

1: 残気量

2: 予備吸気量

3: 1回換気量

4: 予備呼気量

5: 機能的残気量

ME2第35回午前:第16問

HIV感染症について正しいのはどれか。

1: 日本においてHIV感染症患者数は減少している。

2: 避妊具を用いれば感染を完全に予防することができる。

3: HIVを完全に排除する薬剤がある。

4: 母子感染は予防できない。

5: 保健所で匿名かつ無料で検査を受けることができる。

ME2第35回午前:第4問

肺気量分画において残気量はどれか。

1: 全肺気量と肺活量との差

2: 最大吸気量と1回換気量との差

3: 1回換気量と予備呼気量との和

4: 全肺気量と最大吸気量の差

5: 1回換気量と予備吸気量の和

ME2第34回午前:第26問

pH=3の水溶液における[H+]は、pH=6の水溶液における[H+]の何倍か。ただし、[H+]は水素イオン濃度とする。

1: 1/1000

2: 1/2

3: 2

4: 100

5: 1000

ME2第34回午前:第20問

アスベストと密接に関係する疾患はどれか。

1: 悪性中皮腫

2: メラノーマ

3: 白血病

4: 膀胱がん

5: 胃がん

ME2第34回午前:第16問

妊婦に対して避けたほうがよいのはどれか。

1: 持続血糖測定

2: 脳波検査

3: 非観血式血圧測定

4: 心電図検査

5: 消化管造影検査

ME2第33回午前:第4問

全肺気量は最大吸気量に何を加えたものか。

1: 予備吸気量

2: 一回呼吸量

3: 予備呼気量

4: 残気量

5: 機能的残気量

ME2第31回午前:第47問

心臓カテーテル室で行う検査でないのはどれか。

1: 心音の測定

2: 心拍出量の測定

3: 酸素飽和度の測定

4: 電気生理学的検査

5: 心腔・血管の造影