臨床工学に必要な医学的基礎の過去問


国試第22回午後:第1問

QOL(quality of Life)で誤っているのはどれか。

1: がん患者のQOL向上には生存期間の延長が不可欠である。

2: 健康寿命と密接に関連している。

3: がん患者の治療評価に用いられる。

4: 医療従事者は患者のQOLを重視しなければならない。

5: ヘルスプロモーションの重要な要素である。

国試第22回午前:第38問

病院でのリスクマネージメントについて正しいのはどれか。

a: 事故発生後に影響を最小限に抑えることである。

b: インシデントレポートは重要な参考資料となる。

c: 人間の過失は不可避であるという基本的認識に立つ。

d: 各疾患の死亡率調査活動のことである。

e: 医療機器とのインタフェースは考慮しなくてよい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午前:第23問

熱中症で誤っているのはどれか。

1: Na欠乏性脱水を呈する。

2: 日射病の予後は不良である。

3: 熱射病では意識障害をきたす。

4: 十分な水分電解質補給は予防に有用である。

5: 診断には脳血管障害との鑑別が必要である。

国試第22回午前:第18問

多発性骨髄腫の検査所見で正しいのはどれか。

a: 多血症

b: 好酸球増加

c: 末梢血塗沫像で赤血球連銭形成

d: エックス線写真で骨打ち抜き像

e: 顆粒球の中毒顆粒

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午前:第17問

胆石症で誤っているのはどれか。

1: 無症状胆石が半数以上を占める。

2: ビリルビンカルシウム石は腹部単純エックス線写真に写る。

3: 腹部エコー検査で後方に音響陰影を認める。

4: 脂肪の過食は疝痛発作の誘因となる。

5: 男女比は男性が約2倍多い.

国試第22回午前:第16問

ペニシリン系薬が無効なのはどれか。

a: 伝染性単核球症

b: ガス壊疽菌感染症

c: 梅 毒

d: MRSA感染症

e: カンジダ症

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午前:第12問

動脈疾患で正しい組合せはどれか。

a: ドベイキーI型急性大動脈解離 --- 心タンポナーデ

b: 大動脈瘤 --------------------- 粥状硬化

c: レイノー病 -------------------- 寒冷刺激

d: 大動脈炎症候群 --------------- 非ステロイド系消炎鎮痛薬

e: バージャー病 ------------------- 若年女性

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午前:第10問

ショックの成因はどれか。

a: グラム陰性桿菌感染症

b: 急性心筋梗塞

c: 肺梗塞

d: 尿崩症

e: 末端肥大症

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午前:第5問

正しいのはどれか。

a: 薬物が代謝される速度は年齢によって異なる。

b: 静脈注射は内服よりも薬効の発現が遅い。

c: 徐放剤は速効性を重視して開発された。

d: 同一抗菌薬の連用は耐性菌の発現を招きやすい

e: 薬理作用は薬側と生体側の両者の要因から影響を受ける。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午前:第4問

酵素の機能異常による疾患はどれか。

a: フェニルケトン尿症

b: サラセミア

c: 鎌状赤血球貧血症

d: 痛 風

e: メープルシロップ尿症

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午前:第3問

診断した医師が、法律に基づき直ちに届け出なければならない感染症はどれか。

a: 結 核

b: 痘そう

c: 破傷風

d: C型肝炎

e: 重症急性呼吸器症候群(SARS)

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午前:第2問

一次予防はどれか。

1: 予防接種

2: リハビリテーション

3: 特定健康診査

4: 人間ドック

5: 作業療法

国試第22回午前:第1問

医療関係者に必要な事柄で適切でないのはどれか。

1: 専門職間で連絡、協調を保つ。

2: 礼儀正しい言葉遣いとあいさつをする。

3: 医療経営上の利益の確保を優先する。

4: 新しい知識と技術の吸収に努める。

5: 設備、環境を清潔に維持し快適さを保つ。

国試第21回午後:第82問

生体の基礎代謝で1秒間に発生する熱量はおよそ何Jか。

1: 10

2: 100

3: 300

4: 600

5: 1000

国試第21回午前:第48問

病態と電解質異常との組合せで誤っているのはどれか。

a: アジソン病 ― 高カリウム血症

b: 幽門狭窄症 ― 低カリウム血症

c: ビタミンB欠乏症 ― 高カルシウム血症

d: 副甲状腺機能亢進症 ― 低カルシウム血症

e: アルドステロン症 ― 低マグネシウム血症

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午前:第44問

感染症について正しい組み合わせはどれか。

a: レジオネラ ― 空気感染

b: 連鎖球菌 ― MRSA

c: スピロヘータ ― ツツガムシ病

d: カンジタ ― 真菌感染症

e: ガス壊疽菌 ― 嫌気性菌

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午前:第43問

循環作動薬について正しいのはどれか。

a: ジギタリスは低カリウム血症時に中毒を起こしやすい。

b: ニトログリセリンは静脈容量血管を拡張させる。

c: プロスタグランジン製剤は抗血小板凝集作用を有する。

d: カルシウム拮抗薬は徐脈性不整脈に用いる。

e: ノルアドレナリンは血管拡張作用を有する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午前:第42問

我が国の法的脳死判定について正しいのはどれか。(平成20年当試験実施当時)

a: 脳幹死を脳死としている。

b: 原疾患が不明でも脳死と判定できる。

c: 15歳未満の小児は除外例となる。

d: 角膜反射消失の確認は必須である。

e: 平坦脳波の確認は必須ではない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午前:第20問

熱傷について正しいのはどれか。

a: 第I度熱傷は水疱形成が特徴である。

b: 第II度熱傷は皮膚全層の壊死と伴う。

c: 熱傷性ショックでは血管透過性が低下する。

d: 合併症として出血性胃十二指腸潰瘍がある。

e: 熱傷面積(%)が同じでも小児の方が成人よりも重症である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午前:第19問

閉塞性黄疸によって生ずるのはどれか。

a: 混濁尿

b: 間接ビリルビン上昇

c: 灰白色便

d: ビタミンK欠乏

e: 皮膚掻痒感

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e