QOL(quality of Life)で誤っているのはどれか。
1: がん患者のQOL向上には生存期間の延長が不可欠である。
2: 健康寿命と密接に関連している。
3: がん患者の治療評価に用いられる。
4: 医療従事者は患者のQOLを重視しなければならない。
5: ヘルスプロモーションの重要な要素である。
病院でのリスクマネージメントについて正しいのはどれか。
a: 事故発生後に影響を最小限に抑えることである。
b: インシデントレポートは重要な参考資料となる。
c: 人間の過失は不可避であるという基本的認識に立つ。
d: 各疾患の死亡率調査活動のことである。
e: 医療機器とのインタフェースは考慮しなくてよい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
熱中症で誤っているのはどれか。
1: Na欠乏性脱水を呈する。
2: 日射病の予後は不良である。
3: 熱射病では意識障害をきたす。
4: 十分な水分電解質補給は予防に有用である。
5: 診断には脳血管障害との鑑別が必要である。
多発性骨髄腫の検査所見で正しいのはどれか。
a: 多血症
b: 好酸球増加
c: 末梢血塗沫像で赤血球連銭形成
d: エックス線写真で骨打ち抜き像
e: 顆粒球の中毒顆粒
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
胆石症で誤っているのはどれか。
1: 無症状胆石が半数以上を占める。
2: ビリルビンカルシウム石は腹部単純エックス線写真に写る。
3: 腹部エコー検査で後方に音響陰影を認める。
4: 脂肪の過食は疝痛発作の誘因となる。
5: 男女比は男性が約2倍多い.
ペニシリン系薬が無効なのはどれか。
a: 伝染性単核球症
b: ガス壊疽菌感染症
c: 梅 毒
d: MRSA感染症
e: カンジダ症
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
動脈疾患で正しい組合せはどれか。
a: ドベイキーI型急性大動脈解離 --- 心タンポナーデ
b: 大動脈瘤 --------------------- 粥状硬化
c: レイノー病 -------------------- 寒冷刺激
d: 大動脈炎症候群 --------------- 非ステロイド系消炎鎮痛薬
e: バージャー病 ------------------- 若年女性
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
ショックの成因はどれか。
a: グラム陰性桿菌感染症
b: 急性心筋梗塞
c: 肺梗塞
d: 尿崩症
e: 末端肥大症
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
正しいのはどれか。
a: 薬物が代謝される速度は年齢によって異なる。
b: 静脈注射は内服よりも薬効の発現が遅い。
c: 徐放剤は速効性を重視して開発された。
d: 同一抗菌薬の連用は耐性菌の発現を招きやすい
e: 薬理作用は薬側と生体側の両者の要因から影響を受ける。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
酵素の機能異常による疾患はどれか。
a: フェニルケトン尿症
b: サラセミア
c: 鎌状赤血球貧血症
d: 痛 風
e: メープルシロップ尿症
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
診断した医師が、法律に基づき直ちに届け出なければならない感染症はどれか。
a: 結 核
b: 痘そう
c: 破傷風
d: C型肝炎
e: 重症急性呼吸器症候群(SARS)
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
一次予防はどれか。
1: 予防接種
2: リハビリテーション
3: 特定健康診査
4: 人間ドック
5: 作業療法
医療関係者に必要な事柄で適切でないのはどれか。
1: 専門職間で連絡、協調を保つ。
2: 礼儀正しい言葉遣いとあいさつをする。
3: 医療経営上の利益の確保を優先する。
4: 新しい知識と技術の吸収に努める。
5: 設備、環境を清潔に維持し快適さを保つ。
生体の基礎代謝で1秒間に発生する熱量はおよそ何Jか。
1: 10
2: 100
3: 300
4: 600
5: 1000
病態と電解質異常との組合せで誤っているのはどれか。
a: アジソン病 ― 高カリウム血症
b: 幽門狭窄症 ― 低カリウム血症
c: ビタミンB欠乏症 ― 高カルシウム血症
d: 副甲状腺機能亢進症 ― 低カルシウム血症
e: アルドステロン症 ― 低マグネシウム血症
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
感染症について正しい組み合わせはどれか。
a: レジオネラ ― 空気感染
b: 連鎖球菌 ― MRSA
c: スピロヘータ ― ツツガムシ病
d: カンジタ ― 真菌感染症
e: ガス壊疽菌 ― 嫌気性菌
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
循環作動薬について正しいのはどれか。
a: ジギタリスは低カリウム血症時に中毒を起こしやすい。
b: ニトログリセリンは静脈容量血管を拡張させる。
c: プロスタグランジン製剤は抗血小板凝集作用を有する。
d: カルシウム拮抗薬は徐脈性不整脈に用いる。
e: ノルアドレナリンは血管拡張作用を有する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
我が国の法的脳死判定について正しいのはどれか。(平成20年当試験実施当時)
a: 脳幹死を脳死としている。
b: 原疾患が不明でも脳死と判定できる。
c: 15歳未満の小児は除外例となる。
d: 角膜反射消失の確認は必須である。
e: 平坦脳波の確認は必須ではない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
熱傷について正しいのはどれか。
a: 第I度熱傷は水疱形成が特徴である。
b: 第II度熱傷は皮膚全層の壊死と伴う。
c: 熱傷性ショックでは血管透過性が低下する。
d: 合併症として出血性胃十二指腸潰瘍がある。
e: 熱傷面積(%)が同じでも小児の方が成人よりも重症である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
閉塞性黄疸によって生ずるのはどれか。
a: 混濁尿
b: 間接ビリルビン上昇
c: 灰白色便
d: ビタミンK欠乏
e: 皮膚掻痒感
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e