生体における熱特性について誤っているのはどれか。
1: 脂肪組織の熱伝導率は水より小さい。
2: 生体内部の熱の移動は主に熱伝導による。
3: 体表面での空気の対流は熱の放散を促進する。
4: 運動時の熱産生は主に骨格筋に起因する。
5: 体表面からの熱放射エネルギーの波長分布は赤外領域にある。
固有音響インピーダンスが最も大きい媒質はどれか。
1: 骨
2: 水
3: 血 液
4: 筋 肉
5: 脂 肪
CT値が最も高いのはどれか。
1: 皮下脂肪
2: 冠動脈
3: 神経線維
4: 気管支
5: 脊椎骨
体温およびその調節について誤っているのはどれか。
1: 体温は口腔温が最も高い。
2: 皮膚温は通常男性よりも女性のほうが低い。
3: 体温は皮膚血流量が増加すると抵下する。
4: 肝臓の熱産生量は心臓よりも大きい。
5: 体温は通常早朝が最も低い。
生体組織の力学的性質について誤っているのはどれか。
1: 血漿は非圧縮性流体である。
2: 軟部組織は硬組織に比べヤング率が小さい。
3: 軟部組織のポアソン比はおよそ0.5である。
4: 大静脈でのレイノルズ数は上腕動脈でのレイノルズ数より小さい。
5: ヤング率が同じであれば、太い血管ほど脈波伝播速度は小さい。
AM放送(中波放送)の波長として正しいのはどれか。
1: 3×10^3m
2: 3×10^2m
3: 3×10^1m
4: 3×10^0m
5: 3×10^-1m
粒子間の結合で最も強いのはどれか。
1: 共有結合
2: イオン結合
3: 金属結合
4: 水素結合
5: ファンデルワールス結合
原子番号Zの原子核がα線を出して他の原子核に変換した。変換による原子番号の変化として正しいのはどれか。
1: 変わらない。
2: 1減少する。
3: 2減少する。
4: 3減少する。
5: 4減少する。
血液透析膜に使用される材料はどれか。
1: ポリスルホン(PS)
2: ポリ塩化ビニル(PVC)
3: ポリエチレンテレフタレート(PET)
4: ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)
5: ポリヒドロキシエチルメタクリレート(PHEMA)
生体の光特性について誤っているのはどれか。
1: 紫外線は長い波長ほど皮膚深部に到達する。
2: タンパク質は紫外線を吸収しやすい。
3: 血液の光吸収率は可視領域でほぼ一定である。
4: メラニンは可視光線を吸収しやすい。
5: 生体の水分子は遠赤外線を吸収しやすい。
最も導電率の高い組織はどれか。
2: 血 液
3: 骨格筋
4: 肝 臓
5: 肺
音響インピーダンスが最も高い組織はどれか。
1: 脂 肪
2: 骨格筋
3: 半月板
4: 腎 臓
5: 肝 臓
可視光領域で吸収係数が最も大きいのはどれか。
1: 酸素化ヘモグロビン
2: メラニン
3: メトヘモグロビン
4: H2O
5: アミノ酸
組織インピーダンスの低周波領域(~1kHz)における特性で正しいのはどれか。
1: 細胞内液のリアクタンス成分が大きい。
2: 細胞膜のインピーダンスは小さい。
3: 等価回路は細胞外液の抵抗成分で近似できる。
4: 等価回路は細胞膜のキャパシタンス成分で近似できる。
5: 等価回路は細胞膜と細胞内液が並列に接続されている。
α線、β線、γ線について正しいのはどれか。
1: 電離作用はα線が最も弱い。
2: β線は磁界中を直進する。
3: セシウム137(137Cs)はβ線を放出する。
4: γ線は電離作用がない。
5: γ線は厚さ数mmのアルミニウム板で遮へいできる。
1: 安静仰臥位で睡眠中のエネルギー消費量を基礎代謝量と呼ぶ。
2: 寒冷時には震えにより産熱が増加する。
3: 体温調節の主たる中枢は視床下部に存在する。
4: 腋窩温より直腸温のほうが高い。
5: 体温は日内変動により午前2時から午前4時頃最低となる。
日常生活において、1日の産熱量が最大である器官、組織はどれか。
1: 心 臓
2: 腎 臓
3: 肝 臓
4: 骨格筋
5: 呼吸筋
生体に用いられる天然高分子材料はどれか。
1: シリコーン
2: キチン
3: ポリエチレン
4: ポリグリコール酸
5: ポリスルフォン
導電率が最も大きいのはどれか。
1: 血 漿
2: 全 血
4: 骨
生体計測は生体の受動的または能動的特性を利用している。誤っている組合せはどれか。
1: X線CT -- 吸収係数
2: 超音波断層装置 -- 音響インピーダンス
3: パルスオキシメータ -- 散乱係数
4: 心電計 -- 活動電位
5: 電気的脂肪量測定器 -- 導電率
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