第33回国試午前86問の類似問題

国試第30回午後:第87問

生体組織の光学特性について誤っているのはどれか。

1: 水は赤外光をよく吸収する。

2: 皮膚の光透過は血流量に依存する。

3: 血液の光吸収は青色光よりも赤色光で大きい。

4: 細胞のDNAはUVcで損傷を受ける。

5: メラニンは紫外線をよく吸収する。

国試第23回午後:第88問

生体の熱産生から放散に至るまでの過程に直接関係ないのはどれか。

1: 発 汗

2: 血 流

3: 代 謝

4: 筋活動

5: 能動輸送

ME2第29回午前:第18問

体温およびその調節について誤っているのはどれか。

1: 体温調節中枢は視床下部にある。

2: 体温調節のための産熱は主に骨格筋や肝臓でおこる。

3: 高体温が持続すると、脱水などにより循環不全を生じやすい。

4: 老人では青年期成人より体温が外気温の影響を受けにくい。

5: 皮膚表面からの輻射による放熱は、正座位より立位のほうが大きい。

国試第34回午前:第88問

生体組織の光特性について正しいのはどれか。

1: UVC は表皮での吸収が大きい。

2: 光の波長が短いほど組織深部に浸透する。

3: メラニンは紫外光よりも赤外光をよく吸収する。

4: 血液は可視光の中で赤色光の吸収が大きい。

5: 眼底での可視光の吸収はない。

国試第4回午後:第76問

各種エネルギーを生体に与えたときの安全限界について正しいのはどれか。 

a: 高周波電磁波による熱傷 : 1W/cm2

b: 超音波によるキャビテーション : 100W/cm2

c: 高周波電磁波による眼障害 : 0.01W/cm2

d: 低周波電流によるミクロショック : 10μA

e: 温度による熱傷 : 45°C

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第39回午前:第16問

体温の調節機構について正しいのはどれか。

1: 体温が低下すると心拍数が増加する。

2: 体温が低下すると皮膚の血流は増加する。

3: 体温が上昇すると骨格筋は収縮する。

4: 体温が上昇すると汗腺が活性化する。

5: 体温の調節中枢は脳幹にある。

国試第31回午後:第85問

生体の電気特性について誤っているのはどれか。

1: 骨格筋は大きな電気的異方性を示す。

2: 血液の導電率は肝臓の導電率よりも高い。

3: 周波数の増加とともに導電率は低下する。

4: 細胞膜の電気容量は1cm2あたり1μF程度である。

5: 周波数が高い電流ほど電気的感受性が低下する。

国試第6回午前:第64問

生体物性について誤っているのはどれか。

1: 電気インピーダンスが生体内の部位によって異なる値を示すことは異方性である。

2: 刺激強度と反応とが比例関係にないことは非線形性である。

3: 導電率や誘電率が周波数によって変化することは周波数依存性である。

4: 人間の全身の骨格筋が60~150Wの熱を産生することは産熱である。

5: 神経細胞において、あるレベル以上の電気刺激で膜電位が跳躍的に変化してインパルスを発生することは細胞膜の興奮性である。

国試第1回午前:第81問

正しいのはどれか。

a: 電磁波の生体内での吸収は導電率できまる。

b: 可視光線の吸収スペクトラムは血液の酸素飽和度では変化しない。

c: エックス線の減衰は原子の密度できまり、原子の種類には影響されない。

d: RIを用いた生体の計測では、臓器の形はわからない。

e: 超音波エコーによって密度および硬さの異なる組織の境界面がわかる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第37回午前:第15問

体温およびその調節について誤っているのはどれか。

1: 体温は口腔温が最も高い。

2: 皮膚温は通常男性よりも女性のほうが低い。

3: 体温は皮膚血流量が増加すると抵下する。

4: 肝臓の熱産生量は心臓よりも大きい。

5: 体温は通常早朝が最も低い。

国試第28回午後:第86問

組織の両面の温度差が 4℃ で、断面積が 10cm2、厚さが 5mm の生体組織を 1分間に通過する熱量 [J] はどれか。ただし、生体組織の熱伝導率を 5×10-3 J / (cm ・s ・℃)とする。

1: 0.4

2: 2

3: 6

4: 24

5: 120

ME2第28回午前:第9問

体温およびその調節について誤っているのはどれか。

1: 腋窩温は直腸温よりも低い。

2: 体温は午前2時~6時が最も低い。

3: 小児では成人より外気温の影響を受けやすい。

4: 発汗による体温調節は気化熱による。

5: 主な熱産生臓器は心臓である。

国試第5回午後:第76問

各種エネルギーの生体に対する安全限界としての誤っているのはどれか。

a: 温度による熱傷 ------------------- 55°C

b: 超音波による熱作用 --------------- 10W/cm2

c: 高周波電磁波による障害(睾丸)------- 0.01W/cm2

d: 低周波電流によるミクロショック ------- 0.1mA

e: 低周波電流による離脱限界 --------- 10mA

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午前:第38問

ハイパーサーミアについて正しいのはどれか。

a: 腫瘍組織の血流量は温度に比例して増加する。

b: マイクロ波加温は深部加温に適する。

c: 超音波加温はガスの多い臓器に適する。

d: 誘電型加温は脂肪層の発熱が大きい。

e: 誘電型装置の電極パッドには冷却水を灌流する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午前:第88問

誤っているのはどれか。

a: 紫外線は長い波長ほど皮膚深部に到達する。

b: 生体の高分子物質は紫外線をよく吸収する。

c: 可視領域では血液の光透過率はほぼ一定である。

d: ヘモグロビンは近赤外線をよく吸収する。

e: 遠赤外線の生体作用は熱的作用が主である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午前:第59問

生体の光特性について誤っているのはどれか。

1: 紫外線は長い波長ほど皮膚深部に到達する。

2: タンパク質は紫外線を吸収しやすい。

3: 血液の光吸収率は可視領域でほぼ一定である。

4: メラニンは可視光線を吸収しやすい。

5: 生体の水分子は遠赤外線を吸収しやすい。

国試第31回午前:第88問

太陽光線の生体への作用で正しいのはどれか。

a: UVAは真皮まで達する'。

b: DNAは紫外域での吸収が大きい。

c: 血液の散乱はヘマトクリット値により変化する。

d: 水での吸収は赤外光よりも可視光の方が大きい。

e: ピリルビンは可視光領域での吸収が小さい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第58問

正しいのはどれか。

a: 熱伝導はあらゆる種類の物質に認められる現象である。

b: 銀はダイヤモンドより熱伝導率が大きい。

c: ステンレスは銀より熱伝導率が大きい。

d: 熱対流は真空中でも認められる現象である。

e: 熱放射は電磁波の形で熱が移動する現象である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午前:第76問

各種エネルギーを生体に与えたときの安全限界について正しいのはどれか。

a: 高周波電磁波による熱傷 :1W/cm2

b: 超音波によるキャビテーション :100W/cm2

c: 高周波電磁波による眼障害 :0.01W/cm2

d: 低周波電流によるミクロショック :10μA

e: 温度による熱傷 :45°C

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午前:第65問

生体の超音波特性について誤っているのはどれか。

1: 音響インピーダンスは媒質の密度と音速との積で表される。

2: 減衰定数は周波数におおよそ比例する。

3: 肺の減衰定数は他の組織より小さい。

4: 横波より縦波の方が重要である。

5: 超音波エネルギーはハイパーサーミアにも利用できる。