第37回ME2午後30問の類似問題

国試第20回午前:第4問

人工心肺装置の操作を行うことができるのはどれか。(医学概論・関係法規)

a: 診療放射線技師

b: 薬剤師

c: 看護師

d: 臨床工学技士

e: 救急救命士

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午後:第48問

人工心肺運転中の生体側のモニタリング項目はどれか。

a: 動脈側送血圧

b: 中心静脈圧

c: 尿量

d: 送血温度

e: 吸引静脈血酸素飽和度

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午後:第27問

人工心肺装置が備えている監視項目でないのはどれか。

1: 圧 力

2: 温 度

3: 気 泡

4: 漏 血

5: 酸素飽和度

国試第24回午後:第35問

輸液ポンプで正しいのはどれか。(医用治療機器淳)

1: フィンガポンプはローラポンプに比べて高流量が得られる。

2: 輸液コントローラはペリスタルティック方式の一つである。

3: 輸液ポンプの精度は設定値に対して誤差が±2%以内と規定されている。

4: 気泡検出には赤外線を用いる。

5: 滴下センサの光が滴下口やe液面で遮られないようにする。

国試第31回午後:第36問

腹腔鏡手術で誤っているのはどれか。

1: 気腹に二酸化炭素を使用する。

2: 気腹圧は100mmHg程度に設定する。

3: 気腹による血圧低下が起こる。.

4: トロッカ(トロカール)を使用する。

5: 自動吻合器が使用できる。

国試第23回午後:第73問

人工肺のガス交換トラブル時の点検項目で誤っているのはどれか。

1: 酸素供給ラインの接続状況

2: 供給酸素流量

3: 人工肺の破損の有無

4: ガス側への血漿漏出の有無

5: 貯血槽の液面レベル

国試第10回午後:第53問

人工心肺灌流時の低体温について正しいのはどれか。

a: 20°C以下の体温を超低体温という。

b: 体温を30°Cに保つと臓器の酸素需要は37°Cの約半分となる。

c: 体温を15°Cに保つと臓器の酸素需要は37°Cの1%以下となる。

d: 低体温中は酸素解離曲線が右方に移動する。

e: 低体温中は血液の粘度は増大する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午前:第73問

遠心ポンプで誤っているのはどれか。

a: 低流量時の流量調整が難しい。

b: 血液逆流の危険性がある。

c: 血液粘性がポンプ特性に影響する。

d: 回転数が一定ならば流量は一定である。

e: オクルージョンテストを必要とする。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午後:第40問

人工呼吸下の患者の最高気道内圧に影響を与えるのはどれか。

a: 肺・胸郭コンプライアンス

b: 呼吸回路の機械的死腔

c: 吸気終末休止(EIP)

d: 吸気流速

e: 気管チューブの内径

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午後:第55問

人工肺のガス交換性能を向上させるものとして誤っているのはどれか。

1: ガス透過抵抗の小さいガス交換膜を選ぶ。

2: 血液の流れを不均一にして攪拌効果を上げる。

3: 血液とガス側との分圧差を大きくする。

4: 膜を厚くする。

5: 膜面積を大きくする。

国試第6回午後:第36問

人工呼吸について誤っているのはどれか。

1: PEEPの陽圧は通常5~10cmH2Oである。

2: CPAPは自発呼吸患者に一定の気道内圧をかける様式である。

3: SIMVは自発呼吸のある患者に用いられる。

4: PEEPの副作用として心拍出量低下がある。

5: プレッシャーサポートとは自発呼気に合わせて陰圧を加えることである。

国試第2回午前:第39問

正しいのはどれか。

a: 笑気はボンベ内では液体として貯えられているので、液体が消費されるまではボンベ内圧はほとんど変わらない。

b: パルスオキシメータは動脈血の酸素分圧を直接測定する装置である。

c: ライト・レスピロメータは、胸郭の動きから呼吸のリズムを検出描記する装置である。

d: 肺動脈楔入圧とは、肺動脈の収縮期と拡張期の圧の差のことである。

e: 麻酔器を、ガス供給部と回路部分に大別すると、炭酸ガス吸収装置は回路部分に含まれる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第34問

人工呼吸器について誤っているのはどれか。

1: 従圧式は分泌物の多い患者や重傷呼吸不全患者に適している。

2: 従圧式では患者の呼気量のモニタが重要である。

3: 従量式では呼気量、吸入圧のモニタが重要である。

4: 従圧式では測定した換気量から必要な設定圧を調節する。

5: 従量式では1回換気量は吸気流量と吸気時間で決定される。

ME2第33回午前:第58問

透析について誤っているのはどれか。

1: 透析回路内への造血剤の投与が可能である。

2: 透析回路内へのビタミンD製剤の投与が可能である。

3: 緊急時には透析を中断することもある。

4: 静脈圧上昇の原因として回路内凝固がある。

5: インスリンは透析されるため高血糖をきたすことがある。

ME2第29回午後:第30問

心室細動患者の除細動通電前の処置で誤っているのはどれか。

1: 胸部を露出させる。

2: 胸部の汗をぬぐう。

3: 酸素吸入を取り外す。

4: 蘇生バッグによる人工呼吸を止める。

5: 介助者が患者の四肢を押さえる。

国試第19回午後:第65問

血液透析中に血圧が低下し、十分な除水ができない患者に対する対策として正しいのはどれか。(人工腎臓装置)

a: 体外限外濾過法(ECUM)の追加

b: 高ナトリウム透析液の使用

c: 血液流量の増加

d: 使用透析器膜面積の拡大

e: 透析液温の低下(低温透析)

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午前:第36問

経皮的冠動脈インターベンション治療(PCI)について正しいのはどれか。 

1: 体外式超音波診断装置を用いてカテーテルを誘導する。 

2: バルーン拡張圧は100気圧程度である。 

3: 狭窄部拡張中の冠血流量は減少する。 

4: ステント留置後の抗凝固療法は禁忌である。 

5: ロータブレータはレーザを用いる。 

国試第20回午後:第57問

体外循環中の血液凝固管理について正しいのはどれか。(体外循環装置)

a: 体外循環開始前にACT値が延長されていることを確認する。

b: 体外循環中は定期的にプロタミンを投与する。

c: 送血フィルタが詰まった場合でも血液循環は維持する。

d: ヘパリンコーティング回路使用時はヘパリンを投与しない。

e: フィルタ下流(患者側)回路の血栓形成の確認は必要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午後:第38問

内視鏡外科手術について正しいのはどれか。 

1: 気腹には窒素を使用する。 

2: 気腹により静脈還流量は減少する。 

3: 気腹中の電気メス使用は困難である。 

4: 腹腔内圧は手動で維持する。 

5: 下肢深部静脈血栓症対策は不要である。 

国試第17回午後:第52問

貯血槽について誤っているものはどれか。

1: 循環血液量のバランスコントロールの役割を持つ。

2: 脱血カニューレから吸引した気泡を除去する。

3: 貯血量の低下は送血回路への気泡混入の危険を招く。

4: 体外循環中の貯血量は一定である。

5: 薬液の注入にも用いられる。