3絶対気圧で高気圧酸素治療を行ったとき、成人の動脈血で正しいのはどれか。
1: 溶解型酸素量が結合型酸素量よりも多くなる。
2: 酸素含量は大気圧下酸素呼吸の約3倍に増える。
3: 二酸化炭素分圧は3倍になる。
4: 酸素分圧は約2200 mmHg になる。
5: 結合型酸素量は約60vol%になる。
カプノメトリについて誤っているのはどれか。(人工呼吸療法)
a: 動脈血二酸化炭素分圧の近似値が得られる。
b: 二酸化炭素呼出曲線開始時点と呼気開始とが一致する。
c: サイドストリーム型のガスサンプル量は約1L/分である。
d: 二酸化炭素の赤外線吸収原理を利用している。
e: 呼気終末二酸化炭素分圧は肺胞換気量に反比例する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
人工心肺の操作中の条件として適切でないのはどれか。
1: 血液のヘマトクリット:23%
2: 平均動脈圧:75mmHg
3: 送血潅流量:1.5L/(min・m2)
4: ACT(activated clotting time):500秒
5: 静脈血酸素飽和度:65%
成人の1日の不感蒸泄量[mL]はおよそいくらか。(臨床医学総論)
1: 100
2: 300
3: 700
4: 1500
5: 2500
量規定換気でフロー30L/分、換気回数15回/分、吸気呼気比1:3のとき、1回換気量[mL]はどれか。
1: 500
2: 600
4: 800
5: 900
慢性呼吸不全の侵襲的人工呼吸開始基準として誤っているのはどれか。
1: 去痰不能
2: 奇異性呼吸
3: Pa02(空気呼吸下) ≦ 60 mmHg
4: 動脈血pH≦7.20
5: 呼吸数>40回/分
健常人が大気圧環境で純酸素吸入を継続したときの肺胞気酸素分圧(mmHg)として最も近いのはどれか。
1: 360
2: 460
3: 560
4: 660
5: 760
正しいのはどれか。
a: 成人の安静時心拍出量は4~6L/minである。
b: 心音第I音は僧帽弁の開放により生じる。
c: 1回拍出量は静脈潅流量に影響されない。
d: 心筋収縮力はアシドーシスにより低下する。
e: 心臓は自発的に活動電位を発生している。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
呼吸不全について誤っているのはどれか。
1: 大気吸入時の動脈血酸素分圧は60mmHg以下となる。
2: 高炭酸ガス血症を伴うと意識障害をきたす。
3: 高炭酸ガス血症に酸素を投与するときには換気抑制に注意する。
4: 呼吸不全は大動脈バルーンパンピング法の適応である。
5: 呼吸不全は肺に病変がなくても起こり得る。
全肺気量は最大吸気量に何を加えたものか。
1: 予備吸気量
2: 一回呼吸量
3: 予備呼気量
4: 残気量
5: 機能的残気量
矩形波を用いた量規定換気(VCV)方式において、1回換気量500mL、換気回数10回/分、吸気呼気比1:2のとき、吸気流量(L/分)はどれか。
1: 0.5
2: 5
3: 15
4: 30
5: 60
体表面積が1.2m2以上の人の常温下人工心肺の適正潅流量はどれか。
1: 0.8~1.0L/分/m2
2: 1.4~1.6L/分/m2
3: 2.0~2.0L/分/m2
4: 2.6~2.8L/分/m2
5: 3.2~3.4L/分/m2
肺の構造について正しいのはどれか。
a: 気管は10回ほど分岐して袋状の肺胞になる。
b: 成人では左右の主気管支は気管に対して、ほぼ同じ角度で分岐する。
c: 肺は右が3葉、左が2葉に分かれる。
d: 細気管支に軟骨はない。
e: 成人の呼吸死腔は約150mLである。
従量式人工呼吸器について正しいのはどれか。
a: 換気量直接設定方式と吸気流量・吸気時間設定方式がある。
b: 終末吸気気道内圧を設定することによって換気量を決める方式である。
c: 回路の漏れは問題にならない。
d: 重症呼吸不全患者に適している。
e: 呼吸量、吸入圧のモニタが重要である。
量規定換気でフロー30L/分、換気回数15回/分、吸気呼気比1:3のとき、1回換気量[mL]はどれか。
安静時自発呼吸で正しいのはどれか。
1: 安静呼気位には胸郭は肺を縮めるように作用する。
2: 吸気のメカニズムは肺の能動的な拡張である。
3: 吸気時は肺内圧が胸腔内圧より低い。
4: 胸腔内圧は呼気相では陽圧である。
5: 呼気筋の活動は低い。
術後の呼吸管理で正しいのはどれか。
a: 体位交換を行う。
b: 重症例では従量式人工呼吸器が望ましい。
c: 吸気中の湿度を高める方がよい。
d: 麻薬は禁忌である。
e: PaO2を300mHg以上に維持する。
成人と比べた幼児の特徴で誤っているのはどれか。
1: 心拍数が多い。
2: 呼吸数が多い。
3: 体表面積における下肢の占める割合が大きい。
4: 体重に占める水分の割合が大きい。
5: 体重あたりの酸素消費量が多い。
気管吸引について正しいのはどれか。
a: 人工呼吸器装着中は時間を決めて行う。
b: 人工呼吸器装着中は換気量や気道内圧が効果の指標となる。
c: 1 回の吸引操作で 10 秒以上の陰圧はかけない。
d: 重篤な低酸素血症は絶対的禁忌である。
e: 滅菌手袋を使用しなければならない。
人工呼吸器の量規定換気様式で設定できないのはどれか。
1: 換気量
2: 気道内圧
3: 換気回数
4: 吸入器酸素濃度
5: 吸気流速
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