成人男性の人工呼吸の開始基準として誤っているのはどれか。
1: 呼吸数が60回/分
2: 空気呼吸でPaO2が40mmHg
3: 肺活量が50mL/kg
4: PaCO2が60mmHg
5: 吸気力が-10cmH2O
機械的人工呼吸の開始基準(成人)について誤っているのはどれか。
a: PaO2 : 70mmHg以下(空気呼吸時)
b: PaCO2 : 55mmHg以上
c: 肺活量 : 15mL/kg以下
d: 1秒量 : 10mL/kg以下
e: 呼吸数 : 20回/分以上
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
人工呼吸の開始基準で誤っているのはどれか。
a: 動脈血酸素分圧 :90mmHg以下
b: 呼吸数 :40回/分以上
c: 肺活量 :15ml/kg以下
d: 1秒量 :10ml/kg以下
e: 吸気カ :45cmH2O以下
a: 動脈血酸素分圧 :9mmHg以下
c: 肺活量 :15mL/kg以下
d: 1秒量 :10mL/kg以下
e: 吸気力 :-45cmH2O
a: PaO2 :70mmHg以下(空気呼吸時)
b: PaCO2 :55mmHg以上
e: VD/VT(死腔換気率) :25%以上
成人の急性呼吸不全例で人工呼吸の適応となるのはどれか。(人工呼吸療法)
a: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)>70mmHg
b: 自発呼吸はあるが努力呼吸
c: 1回換気量=6ml/kg
d: 動脈血酸素分圧(PaO2)=60mmHg(空気呼吸時)
e: 死腔換気率>0.6
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
呼吸不全について正しいのはどれか。
a: 酸素療法によっても動脈血酸素分圧(PaO2)は60mmHg以下を示す。
b: 大多数の患者は高血圧を合併する。
c: 常に呼吸困難を自覚している。
d: 動脈血酸素分圧(PaO2)および動脈血炭酸ガス分圧(PaCO2)の測定は診断上重要である。
e: 人工呼吸器の使用が必要になることがある。
人工呼吸からのウィーニング開始基準で正しいのはどれか。
a: 動脈血酸素分圧(PaO2)≧80mmHg(吸気酸素濃度=40%)
b: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)≦50mmHg
c: 肺内シャント率≦25%
d: 最大吸気圧≦-10cmH2O
e: 1回換気量≧5ml/kg
成人の急性呼吸不全例で人工呼吸の適応となるのはどれか。
a: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)=70mmHg
c: 1回換気量= 6ml / kg
e: 呼吸数=25回/min
a: 空気呼吸下で動脈血酸素分圧(PaO2)60mmHg以下である。
b: 高二酸化炭素血症を伴う低酸素血症は換気障害による。
c: 高二酸化炭素血症を伴わない低酸素血症は拡散障害による。
d: 呼吸不全は肺に基礎疾患がなければ起こらない。
e: シャント率が高い呼吸不全では酸素療法が有効である。
成人の人工呼吸開始基準で誤っているのはどれか。
1: 呼吸数:50回/分
2: 死腔換気率:33%
3: 最大吸気圧:-15cmH2O
4: PaCO2:65mmHg
5: PaO2(空気呼吸時):45mmHg
人工呼吸の適用基準でないのはどれか。
1: 肺活量が予測値の1/6以下
2: 呼吸数が正常値の1.55倍
3: 吸気力が-25cmH2O以下
4: PaO2が50mmHg以下
5: PaCO2が55mmHg以上
呼吸不全について誤っているのはどれか。
1: 大気吸入時の動脈血酸素分圧は60mmHg以下となる。
2: 高炭酸ガス血症を伴うと意識障害をきたす。
3: 高炭酸ガス血症に酸素を投与するときには換気抑制に注意する。
4: 呼吸不全は大動脈バルーンパンピング法の適応である。
5: 呼吸不全は肺に病変がなくても起こり得る。
慢性閉塞性肺疾患(COPD) の診断で通院中の患者(62歳、男性、体重50kg) が増悪して緊急入院となった。人工呼吸開始基準として誤っているのはどれか。
1: VT 100 mL
2: Vc 8mL
3: FEV 1.0 ( 1秒量 ) 400mL
4: Paco2 60 mmHg (FIo2 0.21において)
5: 呼吸数42回/分
人工呼吸療法について正しいのはどれか。
a: 患者と人工呼吸器の換気が同期しない状態をファイティングという。
b: 静脈潅流量が減少する。
c: 血圧は上昇する。
d: 人工呼吸の開始基準としての呼吸数は成人で60回/分以上である。
e: 人工呼吸の初期設定は成人で換気回数20~30回/分である。
呼吸不全の診断基準では室内気吸入時における動脈血酸素分圧[mmHg]はいくら以下か。(臨床医学総論)
1: 45
2: 50
3: 55
4: 60
5: 65
a: 呼吸筋疲労による換気量減少は呼吸不全の原因になる。
b: すべての呼吸不全は人工呼吸器装着の適応になる。
c: 動脈血炭酸ガス分圧40mmHgはCO2ナルコーシスとされる。
d: 動脈血酸素分圧50mmHgは呼吸不全とされる。
e: 酸素療法が換気を抑制することがある。
人工呼吸器離脱が可能な状態として正しいのはどれか。
1: 動脈血pH7.20
2: PaO240mmHg(FIO20.21)
3: PaCO245mmHg
4: 1回換気量4mL/kg
5: 呼吸回数40/分
人工呼吸器が適切に使用されていないことを示唆するのはどれか。
a: 動脈血pHが7.45である。
b: PaCO2(動脈血炭酸ガス分圧)が35mmHgである。
c: ファイティングを起こしている。
d: 発汗、頻脈がみられる。
e: チアノーゼがみられる。
人工呼吸からのウィーニングの中断を判断する指標はどれか。
a: PaCO2が5mmHg減少した、
b: pHが0.3以上低下した。
c: 血圧が20mmHg以上上昇した。
d: 脈拍数が20回/分以上増加した。
e: 最大吸気圧が-35cmH2Oを示した。
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