肺の構造について正しいのはどれか。(人の構造及び機能)
a: 気管は10回ほど分岐して肺胞になる。
b: 成人では左右の主気管支は気管に対して、ほぼ同じ角度で分岐する。
c: 右が3葉、左が2葉に分かれる。
d: 細気管支に軟骨はない。
e: 成人の解剖学的死腔は約150mlである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
健常人で正しいのはどれか。
1: 右気管支は左気管支より垂直に近い。
2: 右肺は2葉に分かれる。
3: 肺の表面は腹膜によって覆われる。
4: 気管の上皮は重層扁平上皮からなる。
5: 肺動脈の血流量は大動脈の血流量の50%以下である。
呼吸器系について正しいのはどれか。(人の構造及び機能)
a: 気管の壁には全周を囲む輸状の軟骨がみられる。
b: 最大呼気時の肺に残る空気量は成人で約500mLである。
c: 肺胞内に吸い込まれた空気の湿度は100%である。
d: 健常者の肺胞内は無菌状態である。
e: 気管支動脈は肺胞におけるガス交換に関与する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
呼吸器の構造について誤っているのはどれか。
1: 肋間動脈は肋骨上縁を走行する。
2: 右主気管支の分岐角度(体軸に対しなす角)は、左主気管支よりも小さい。
3: 2つの胸膜のうち肺側にあるものを臓側胸膜と呼ぶ。
4: 気管の後壁は平滑筋よりなる。
5: 水平裂は右肺に存在する。
肺の正常構造と機能について誤っているのはどれか。
1: 肺の頭側の頂点部分を肺尖という。
2: 肺の内側面の中央に肺門がある。
3: 右肺は33葉に分かれる。
4: 肺胞ではガス交換が行われる。
5: 胸腔内圧は吸息期に上昇する。
正しいのはどれか。
1: 嚥下するとき喉頭蓋は開く。
2: 右肺は2葉からなる。
3: 吸気時に横隔膜は弛緩する。
4: 胸膜は臓側胸膜と壁側胸膜からなる。
5: 左主気管支は右主気管支に比べ、より体の長軸方向に分岐する。
誤っているのはどれか。
a: 肺は胸腔内にある。
b: 左肺は2葉、右肺は3葉からなる。
c: ボーマン嚢でガス交換が行われる。
d: 心臓は正中よりやや右寄りに位置する。
e: 肺動脈には静脈血が流れる。
1: 右肺は上葉、中葉、下葉に分かれている。
2: 肺動脈は肺全体を栄養する血管である。
3: 気管から終末細気管支までは線毛がある。
4: 気管分岐部での左右主気管支の分岐角度は異なる。
5: 肺表面活性物質は肺胞上皮細胞から分泌される。
1: 右主気管支は左主気管支よりも短い。
2: 中葉は右肺に存在する。
3: 肺胞でガス交換が行われる。
4: 気管は食道の背側を走行する。
5: 胸腔は壁側胸膜と臓側胸膜に囲まれている。
1: 気管分岐部での左右主気管支の分岐角度は異なる。
2: 気管から終末細気管支までは線毛がある。
3: 左肺は上葉、中葉、下葉に分かれている。
4: 肺静脈には動脈血が流れている。
5: 胸膜腔は壁側胸膜と臓側胸膜に囲まれている。
1: 嚥下するとき、喉頭蓋は開く。
5: 主気管支の分岐角度は右より左の方が小さい。
気管・気管支について正しいのはどれか。
1: 気管は食道の前方にある。
2: 気管異物は右気管支より左気管支に入りやすい。
3: 気管の壁には全周に気管軟骨が存在する。
4: 左右の主気管支の長さは同じである。
5: 気管支は副交感神経刺激で拡張する。
気道について正しいのはどれか。
a: 気管は喉頭の下から始まる。
b: 気管に声門がある。
c: 声帯は綿毛上皮で覆われている。
d: 気管支は肺内では分枝しない。
e: 細気管支以下の気道壁に軟骨は存在しない。
肝臓について正しいのはどれか。
a: 肝臓は右葉と左葉に大別される。
b: 肝臓と胃との間に大網がある。
c: 肝臓は横隔膜と接していない。
d: 門脈は肝門を通る。
e: 胆汁は総肝管に集められる。
肺気量について誤っているのはどれか。
1: 肺活量は肺の容積に等しい。
2: 機能的残気量は安静時呼気終末の肺気量である。
3: 成人の安静時1回換気量は400~500 mL 程度である。
4: 成人の安静時呼吸回数は1分間14回程度である。
5: 予備吸気量は安静吸気位から吸入できる最大の吸入量である。
健常成人の呼吸について誤っているのはどれか。
a: 赤血球は肺で酸素を取り込む。
b: 安静時の呼吸数は毎分10~12回である。
c: 気道における死腔は約150mlである。
d: 呼吸中枢は血液温に反応する。
e: 吸気は横隔膜が弛緩するときに起こる。
3: 成人の安静時1 回換気量は400?500 mL 程度である。
4: 成人の安静時呼吸回数は1 分間回程度である。
心血管の構造について誤っているのはどれか。
1: 洞結節は右心房の近傍に存在する。
2: 左冠動脈は二本に分岐する。
3: 僧帽弁は三尖よりなる。
4: 右総頸動脈は腕頭動脈から分岐する。
5: 大動脈壁は三層構造よりなる。
誤っているのはどれか。(医学概論)
1: 胸腔内圧は陰圧である。
2: 成人の解剖学的死腔は約150mLである。
3: 残気量はスパイロメータで測定できる。
4: 肺の栄養血管は気管支動脈である。
5: ヘモグロビンの酸素解離曲線はpHが下がると右方に偏位する。
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