生体内の物質移動について正しいのはどれか。(生体物性材料工学)
1: 血液から組織への酸素の移動は能動輸送による。
2: 体温が低下するとヘモグロビンから組織への酸素移動は減少する。
3: 静止状態で細胞内から細胞外へのナトリウムイオンの移動は拡散による。
4: 血液の浸透圧が上昇すると水分は血管外に漏出しやすくなる。
5: 糸球体濾液中の水分は大部分が遠位尿細管で再吸収される。
循環作動薬について正しいのはどれか。
a: ジギタリスは低カリウム血症時に中毒を起こしやすい。
b: ニトログリセリンは静脈容量血管を拡張させる。
c: プロスタグランジン製剤は抗血小板凝集作用を有する。
d: カルシウム拮抗薬は徐脈性不整脈に用いる。
e: ノルアドレナリンは血管拡張作用を有する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
薬剤の作用について誤っているのはどれか。
1: テオフィリンには気管支収縮作用がある。
2: モルヒネには呼吸抑制作用がある。
3: ヘパリンにはトロンビンの酸素活性阻害作用がある。
4: プロプラノロールにはβ受容体抑制作用がある。
5: リドカインには抗不整脈作用がある。