人工心肺を用いた体外循環中の血液凝固系管理について正しいのはどれか。
1: ワルファリン内服患者ではカニュレーション開始前のヘパリン投与は不要である。
2: 完全体外循環中にACTが600秒以上になった場合には少量のプロタミンを投与する。
3: 人工心肺離脱後のプロタミン投与時には心機能は良好であっても血圧低下に注意する。
4: 人工心肺離脱後の送血カニューレの抜去はプロタミン投与後に行う。
5: 人工心肺離脱後はプロタミン投与後も吸引ポンプで出血を回収し使用血液量の節減に努める。
成人の中等度低体温での人工心肺操作条件で適切でないのはどれか。
a: 平均動脈圧 -------------------- 70mmHg
b: 送血流量 ---------------------- 120mL/min/kg
c: 中心静脈圧 -------------------- 20 mmHg
d: ヘモグロビン ------------------- 6.0g/dL
e: 混合静脈血酸素飽和度 ---------- 75%
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e