血液透析において、出血性病変を有する患者にも使用可能な抗凝固薬はどれか。
a: ナファモスタットメシル酸塩
b: 低分子量ヘパリン
c: 未分画ヘパリン
d: アルガトロバン
e: ワルファリン
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
重症の出血性病変を有する患者に対する血液浄化療法で使用される抗凝固薬はどれか。
1: 非分画ヘパリン
2: 低分子量へパリン
3: クエン酸ナトリウム
4: ナファモスタットメシル酸塩
5: アルガトロバン
透析患者における貧血について正しいのはどれか。
a: 貧血はエリスロポエチンの産生低下が主因である。
b: ヘマトクリットが上昇すると透析効率は低下する。
c: 出血、鉄欠乏でも起きる。
d: 貧血にはアルミニウムを補充する。
e: 貧血にはビタミンDを投与する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
b: へマトクリットが上昇すると透析効率は低下する。
血液透析療法の長期合併症治療に用いるのはどれか。
b: 免疫抑制薬
c: エリスロポエチン
d: 活性型ビタミンD
e: 副腎皮質ステロイド
血液透析の抗凝固療法で正しいのはどれか。
1: アルガトロバンの半減期は2~3時間である。
2: プロタミンは局所ヘパリン化法に用いられる。
3: 低分子ヘパリンはヘパリンよりも半減期が短い。
4: ヘパリンは出血病変を有する患者に使用できる。
5: メシル酸ナファモスタットは陰性に荷電している。
抗凝固薬のメシル酸ナファモスタットについて正しいのはどれか。
a: 出血性病変を有する患者に使用できる。
b: 血中カルシウムイオンを減少させる。
c: 半減期は2~3時間である。
d: プロタミンで中和できる。
e: 陰性荷電膜に吸着される。
血液透析を行うことによって是正されるのはどれか。
a: 高カリウム血症
b: 代謝性アシドーシス
c: エリスロポエチン欠乏
d: ビタミンD欠乏
e: 低リン血症
血液透析液に用いられる緩衝剤はどれか。
a: リン酸
b: 炭酸水素ナトリウム(重曹)
c: 酢酸
d: ブドウ糖
e: 塩化ナトリウム
冠動脈インターベンションに用いられる薬剤溶出性ステントに塗布された薬剤は血管再狭窄の防止を目的とするが、この薬剤のおもな作用はどれか。
1: 血栓溶解作用
2: 血液凝固作用
3: 血小板凝集抑制作用
4: 細胞増殖抑制作用
5: 細胞増殖促進作用
ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)について誤っているのはどれか。
a: 血栓症を起こす。
b: アルガトロバンを使用する。
c: 血小板第4因子が関与する。
d: 血小板輸血を行う。
e: ヘパリンコーティング回路を使用する。
b: 重曹
体外循環で血液の凝固を抑制するために用いられるのはどれか。
1: プロタミン硫酸塩
2: EDTA(エチレンジアミン四酢酸)
3: 低分子ヘパリン
4: ビタミンK
5: カルシウムイオン
正しいのはどれか。
a: 特発性血小板減少性紫斑病では骨髄中の巨核球数が減少する。
b: 血小板無力症では血小板の凝集能に異常を認める。
c: 血友病Aでは凝固時間が延長する。
d: 播種性血管内凝固症侯群(DIC)では二次線溶が亢進する。
e: 肝障害が高度になってもビタミンK依存性凝固因子は正常である。
血液浄化時の体外循環用抗凝固薬として一般に用いられているのはどれか。
1: メシル酸ガベキセート
2: プロスタサイクリン
3: アルガトロバン
4: クエン酸ナトリウム
5: 遺伝子組み換えヒルジン
慢性透析患者の合併症について正しいのはどれか。
a: 心不全はナトリウムと水の過剰によることが多い。
b: 腎性貧血の主因はエリスロポエチン産生低下である。
c: 低血圧は血清カルシウム値の上昇による。
d: 透析脳症は鉄の蓄積による。
e: 透析アミロイドシスはβ2ミクログロブリンの蓄積による。
血液透析中に血圧低下をしばしば認める患者への対応で誤っているのはどれか。
1: 体外限外濾過法(ECUM)を追加する。
2: 透析液ナトリウム濃度を増加させる。
3: 時間除水量を増加させる。
4: 透析液温度を低下させる。
5: 食事からのナトリウム摂取量を減少させる。
血小板減少症を来す疾患はどれか。(臨床医学総論)
a: 慢性骨髄性白血病
b: 本態性血小板血症
c: 播種性血管内凝固
d: 再生不良性貧血
e: 鉄欠乏性貧血
血液透析施行中に静脈圧下限警報が鳴った。原因として考えられないのはどれか。
1: 脱血不良
2: ダイアライザ内の血液凝固
3: 静脈側ドリップチャンバ内の血液凝固
4: 動脈側回路の折れ曲がり
5: 静脈側回路の穿刺針からの脱落
ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)について正しいのはどれか。
1: トロンビンが増加する。
2: 出血性合併症を起こしやすい。
3: 血小板第X因子が関与する。
4: ヘパリンコーティング回路の使用により回避できる。
5: ヘパリン投与直後に発症することが多い。
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