第24回国試午後20問の類似問題

国試第19回午後:第44問

血液ガス分析について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 液体のガス分圧は同じ分圧の気相と平衡に達した状態と定義される。

b: pH電極とPO2電極の測定原理は同じである。

c: pHは水素イオン濃度に比例する。

d: 密封採取サンプルを室温で放置するとPO2は低下する。

e: 血漿中の二酸化炭素は主として重炭酸イオン(HCO3-)として存在する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第16回午後:第45問

血液ガス分析について誤っているのはどれか。

1: pH電極とCO2電極は同じ測定原理を利用している。

2: 酸素飽和度の連続測定に赤外光と赤色光を利用している。

3: 密封した採取サンプルを室温に放置するとP02が低下する。

4: pHは水素イオン濃度の逆数の対数である。

5: P02とヘモグロビン酸素飽和度は直線関係にある。

国試第17回午前:第87問

パルスオキシメータを点検した。正常な動作はどれか。

1: 表示された脈波の数が手首での脈拍数より少ない。

2: センサ部が熱くなっている。

3: 健常者で80%の値が表示されている。

4: センサ部で発光が見られない。

5: 息こらえを続けるとパーセント値が低下する。

国試第18回午後:第42問

カプノメトリについて誤っているのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 動脈血二酸化炭素分圧の近似値が得られる。

b: 二酸化炭素呼出曲線開始時点と呼気開始とが一致する。

c: サイドストリーム型のガスサンプル量は約1L/分である。

d: 二酸化炭素の赤外線吸収原理を利用している。

e: 呼気終末二酸化炭素分圧は肺胞換気量に反比例する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午後:第29問

血液ガス計測について誤っている組合せはどれか。

1: pH ガラス電極

2: 酸素分圧 クラーク電極

3: 二酸化炭素分圧 セバリングハウス電極

4: 酸素飽和度 赤色光および赤外線の吸光度

5: 経皮的二酸化炭素分圧 赤外線の吸光度

国試第35回午前:第66問

経皮的血液ガス分圧測定装置について正しいのはどれか。 

a: 計測皮膚面を42~44°Cに加温する。 

b: 皮膚表面に拡散する酸素と二酸化炭素を装着したセンサで計測する。 

c: センサ装着から計測値が安定するまで3分程度を要する。 

d: 経皮的に測定したPtcCO2はPaCOと同等または低値となる。 

e: 経皮的に測定したPtcO2はPaO2と同等または低値となる。 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午前:第57問

肺動脈カテーテル(スワン・ガンツカテーテル)を用いる計測について正しいのはどれか。

a: 熱希釈法は色素希釈法より精度が高い。

b: 熱希釈法ではカテーテル先端から冷却溶液を噴出させる。

c: 左心室圧を測定できる。

d: 中心静脈圧を測定できる。

e: 肺動脈楔入圧計測時は先端バルーンを膨らませる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午前:第41問

血液ガスについて誤っているのはどれか。(麻酔・集中治療医学)

a: 二酸化炭素の大部分はヘモグロビンと結合している。

b: 肺動脈血酸素分圧の基準値は90mmHgである。

c: 窒素はすべて物理的に溶解している。

d: 酸素分圧はポーラログラフ法で測定できる。

e: 二酸化炭素分圧はpHガラス電極法を応用して測定できる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午前:第84問

光による計測について正しいのはどれか。

a: 無侵襲計測に利用される。

b: 動脈血の酸素飽和度の計測に用いられる。

c: 脈波の計測に利用される。

d: 可視光は組織を透過しないので赤外光を用いる。

e: 患者監視には適さない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第57問

呼吸機能検査で正しいのはどれか。(生体計測装置学)

a: 差圧式呼吸流量計はハーゲン・ポアズイユの式を利用する。

b: フライシュ型流量計は流路に細管を用いる。

c: ベネディクト・ロス型は熱線を用いて流量を測定する。

d: 残気量はスパイロメータで測定する。

e: 気道抵抗はスパイロメータで測定する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午前:第12問

呼吸不全の診断基準では室内気吸入時における動脈血酸素分圧[mmHg]はいくら以下か。(臨床医学総論)

1: 45

2: 50

3: 55

4: 60

5: 65

国試第9回午前:第62問

光による生体計測について正しいのはどれか。

a: 無侵襲計測に利用される。

b: 動脈血の酸素飽和度の計測に用いられる。

c: 脈波の計測に利用される。

d: 可視光は組織を透過しないので利用できない。

e: 患者監視には適さない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第30問

健常成人の値として適当なのはどれか。

a: 動脈血酸素分圧 ―――――― 100mmHg

b: 動脈血二酸化炭素分圧 ――― 40mmHg

c: 肺胞気酸素分圧 ―――――― 150mmHg

d: 肺胞気二酸化炭素分圧 ――― 50mmHg

e: 混合静脈血酸素分圧 ―――― 40mmHg

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第16回午前:第41問

麻酔器患者回路のはずれを最も早く検出するのはどれか。

1: パルスオキシメータ

2: 心電図モニタ

3: 観血的動脈圧モニタ

4: 食道温モニタ

5: カプノメータ

国試第26回午前:第84問

血圧と血液について正しいのはどれか。

a: 安静立位状態では平均動脈圧は測定部位にかかわらず同じである。

b: 動脈血圧のピーク値は体の部位によって異なる。

c: 脈波伝搬速度は血管壁が硬いほど大きい。

d: 四肢の静脈の血流は定常流である。

e: 収縮期血圧は一心拍中で動脈の直径が最小になった時の血圧である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午前:第64問

血液検体検査に用いられないのはどれか。

a: 炎光光度計

b: カプノメーター

c: パルスオキシメーター

d: 電気泳動装置

e: バイオセンサー

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午前:第40問

パルスオキシメータについて誤っているのはどれか。(麻酔・集中治療医学)

1: 原理は日本人が発明したものである。

2: 非侵襲的である。

3: 麻酔中のモニタとして使用する。

4: 拍動消失時も測定できる。

5: 色素投与の影響を受ける。

国試第16回午後:第72問

血圧と血液について正しいのはどれか。

a: 末梢動脈の平均血圧は収縮期と拡張期との血圧の単純平均として求められる。

b: 血圧のピーク値は測定する動脈の種類にかかわらず同じである。

c: 血液波形は動脈の測定部位にかかわらず同じである。

d: 脈圧とは1拍動中の最高血圧と最低血圧との差である。

e: 脈波伝搬速度は血管壁の硬さによって変化する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第30回午前:第12問

成人の動脈血液ガスのPaco2(二酸化炭素ガス分圧)、Pao2(酸素ガス分圧)の値がともに標準値内のものはどれか。

1: Paco2=20mmHg, Pao2=50mmHg

2: Paco2=30mmHg, Pao2=70mmHg

3: Paco2=40mmHg, Pao2=90mmHg

4: Paco2=60mmHg, Pao2=100mmHg

5: Paco2=80mmHg, Pao2=120mmHg

国試第3回午前:第4問

正しいのはどれか。

a: 肺胞気のO2分圧(PAO2)は、約100mmHgである。

b: 大気のO2分圧(PO2)は、約120mmHgである。

c: 混合静脈血のO2分圧(P O2)は、約60mmHgである。

d: 肺胞気のCO2分圧(PACO2)は、約10mmHgである。

e: 動脈血のO2分圧(PaO2)は、約100mmHgである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e