酸素濃縮器について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)
a: 吸着型は90%の酸素濃度が得られる。
b: 吸着型は水分を吸着しない。
c: 吸着型の吸着筒の寿命は約1か月である。
d: 模型は40%の酸素濃度が得られる。
e: 膜型は加湿器を必要としない。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
正しいのはどれか。
1: 1気圧下で乾いた空気のPO2は149mmHgである。
2: 1気圧下で37°C、湿度100%の空気のPO2は159mmHgである。
3: 肺胞気酸素分圧(PAO2)はPaCO2を変える操作を加えても変化しない。
4: 肺内シャントは肺胞気動脈血酸素分圧較差(A-aDo2)を小さくする。
5: 肺胞気二酸化炭素分圧(PACO2)は肺胞換気量に逆比例する。
透折中の空気誤入時の対処法で正しいのはどれか。
a: 酸素吸入を行う。
b: 透析液流量を下げる。
c: 抗凝固薬の量を増やす。
d: 血管拡張薬を投与する。
e: 頭を低くして左側臥位をとらせる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
高気圧酸素治療の治療圧力[ATA]の最高値はどれか。
1: 0.3
2: 1
3: 1.4
4: 3
5: 5
人工呼吸中血液の酸素化が適切かどうかを判断する指標はどれか。
a: 動脈血酸素分圧(PaO2)
b: 動脈血酸素飽和度(SaO2)
c: 呼気終末二酸化炭素分圧(PETCO2)
d: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)
e: 1回換気量
高気圧酸素治療の適応はどれか。
a: ガス壊疽
b: 潰瘍性大腸炎
c: 気 胸
d: 腹膜炎
e: 脳空気塞栓症
血液透析中の空気誤入について誤っているのはどれか。
1: 進入路は穿刺針と回路との接続部が多い。
2: 重篤な徴候としてショックがみられる。
3: 直ちに右側臥位をとらせる。
4: 直ちに静脈回路を遮断する。
5: 急性期を過ぎたら高圧酸素療法を検討する。
成人の安静呼吸時で標準的な値はどれか。
1: 解剖学的死腔量は500mLである。
2: 胸腔内圧は-5~-8cmH2Oである。
3: 動脈血の酸素分圧は50mmHgである。
4: 一回換気量は1000mLである。
5: 混合静脈血の酸素飽和度は50%である。
高気圧酸素治療について正しいのはどれか。
a: 第1種装置は1名の患者を収容する装置である。
b: 第1種装置3台を同時に操作する場合は2名以上の操作職員が必要である。
c: 治療開始後の患者監視は5~10分間隔で行う。
d: 治療装置内に持ち込み可能なものに湯タンポがある。
e: 治療開始後耳が痛くなる場合にはアメをなめることができる。
誤っているのはどれか。(医学概論)
1: 胸腔内圧は陰圧である。
2: 成人の解剖学的死腔は約150mLである。
3: 残気量はスパイロメータで測定できる。
4: 肺の栄養血管は気管支動脈である。
5: ヘモグロビンの酸素解離曲線はpHが下がると右方に偏位する。
持続性気道陽圧(CPAP)の説明で正しいのはどれか。
1: 吸気呼気比は一定になる。
2: 分時換気量は一定になる。
3: 筋弛緩薬投与が必要になる。
4: 気道内圧が一定になる。
5: 高二酸化炭素血症が適応である。
人工心肺を用いた体外循環について誤っているのはどれか。
1: 体重あたりの適正灌流量は小児では成人に比べて多い。
2: 血液希釈により末梢血管抵抗は低下する。
3: 低体温により血中酸素溶解度は低下する。
4: 低体温によりヘモグロビンの酸素結合力が高くなる。
5: 低体温により血液粘稠度は上昇する。
a: イレウス
b: 一酸化炭素中毒
c: 十二指腸潰瘍
d: 高血圧
e: 気管支喘息
第2種高気圧酸素療法装置について誤っているのはどれか。
1: 医療従事者の衣服には静電気が発生しないものを使用する。
2: タンク内で点滴が可能である。
3: 減圧が速すぎると血管内に気泡が生じる危険がある。
4: あらかじめ患者に耳抜きの訓練をさせる。
5: タンク内では電気による保温器具を用いる。
一酸化窒素吸入療法について正しいのはどれか。
a: 一酸化窒素には血管拡張作用がある。
b: 一酸化窒素は酸化されて有害な二酸化窒素になる。
c: 一酸化窒素はヘモグロビンと結合すると失活する。
d: 一酸化窒素吸入により換気血流不均等が悪化する。
e: 一酸化窒素吸入によりメトヘモグロビンが減少する。
血液透析で正しいのはどれか。
a: 最も多い死因は心不全である。
b: 通常の透析液のカルシウム濃度は2.5~3.5mEq/lである。
c: 透析と次の透析との間の体重増加は体重の10%程度を目標とする。
d: 我が国ではアルミニウム脳症が多い。
e: エリスロポエチン投与による貧血治療目標はヘマトクリット値40~45%である。
呼吸不全について正しいのはどれか。
a: 空気呼吸下で動脈血酸素分圧(PaO2)60mmHg以下である。
b: 高二酸化炭素血症を伴う低酸素血症は換気障害による。
c: 高二酸化炭素血症を伴わない低酸素血症は拡散障害による。
d: 呼吸不全は肺に基礎疾患がなければ起こらない。
e: シャント率が高い呼吸不全では酸素療法が有効である。
人工心肺の適正濯流について誤っているものはどれか。
a: 平均動脈圧を60~80mmHgに維持する。
b: 側副血行路の多い右左短絡疾患では濯流量を少なめにする。
c: 低体温体外循環では常温体外循環よりも潅流量を多くする。
d: 混合静脈血酸素飽和度(SvO2)70%以上を目標に潅流量を調節する。
e: 体重あたりの濯流量は成人に比べて小児の方が多い。
室内気下における肺胞気・動脈血酸素分圧較差を算出するのに必要ないのはどれか。
1: 大気中酸素分圧
2: 呼吸商
3: 動脈血二酸化炭素分圧
4: 動脈血酸素分圧
5: 混合静脈血酸素分圧
末梢組織への酸素供給量が明らかに増加するのはどれか。
a: ヘモグロビン濃度が7 g/から10 g/dl に増加
b: PaO2が200mmHgから250mmHgに増加
c: PaCO2が50mmHgから40mmHgに減少
d: SaO2が88%から98%に増加
e: 心係数が2.0 l/分/m2から3.0 l/分/m2に増加
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