第2回国試午後78問の類似問題

国試第1回午後:第76問

医用機器使用上の安全問題について誤っているのはどれか。

a: 電気的安全についてだけを考慮すればよい。

b: 電気による事故として電撃以外に過大エネルギーによる熱傷なども生じる。

c: 生命維持管理装置の使用に当たっては非常電源設備とその稼動体制が必要である。

d: 機器の信頼性低下などによる間接的な事故要因にも注意する。

e: 機器を多数使用する場合でも個々の機器の安全性や信頼性に注意すれば全体としての安全を保つことができる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第79問

医療におけるシステム安全について正しいのはどれか。

a: 多数の機器から成る医療システムでは、1つの機器の故障はシステム全体の故障につながらない。

b: システム安全の対策として操作者の教育も含まれる。

c: 事故情報の分析には故障モード効果分析が用いられる。

d: 異常状態の発生を予知する安全対策をフェイルセーフという。

e: コンピュータシステムを含まない機器ではシステム安全を考慮しなくてよい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午前:第85問

安全管理について正しいのはどれか。

a: ベンチテストは機器の廃棄のための方法である。

b: 機器の故障率曲線をバスタブカーブと呼ぶ。

c: 受入れ試験の方法の一つとして臨床的評価がある。

d: 機器の購入は試用・評価ののちに行う。

e: 機器の耐用寿命は偶発故障期間より短い。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第86問

安全管理について誤っているのはどれか。

1: 機器の性能の基準達成度を評価する試験をベンチテストという。

2: 機器使用後に患者の発赤の有無を調べることは終業点検に含まれる。

3: 機器の廃棄の決定にMTBFの記録は重要な参考資料となる。

4: 使用中点検では外観点検と作動点検とが主になる。

5: 始業点検は外観点検や作動点検よりも機能点検が主になる。

国試第13回午前:第87問

ME機器の安全管理について誤っているのはどれか。

1: 機器の更新には故障発生の記録が重要な資料となる。

2: 機器の安全使用の一環として緊急時の対応策が重要である。

3: ベンチテストとは機器の臨床評価を意味する。

4: バスタブカーブの偶発故障期間は日常の点検によって延長する。

5: チェックリストを用いると的確な点検ができる。

国試第4回午後:第88問

誤っている組み合わせはどれか。

1: 始業点検 ------ 接地と構成の確認

2: 定期点検 ------ 劣化の早期発見

3: 終業点検 ------ 患者の状態の観察

4: 故障点検 ------ 修理後の性能点検

5: 使用中点検 ---- 異常状態の早期発見

国試第11回午前:第86問

安全管理技術について誤っている組合せはどれか。

a: 受入れ試験―――――仕様との照合

b: 機能点検――――――機器の性能チェック

c: 使用中点検―――――漏れ電流の測定

d: 終業点検――――――滅菌の確認

e: 定期点検――――――信頼性の維持

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午後:第88問

医療機器の安全性試験で正しいのはどれか。

a: 性能試験

b: 物性試験

c: 無菌試験

d: 生物学的試験

e: 機能試験

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午後:第87問

医用材料の安全性評価として正しいのはどれか。

a: 医療機器の安全性に関する取り決めは薬事法による。

b: 粘膜に長期的に接触する表面接触機器は埋植試験が必要である。

c: 化学的試験か生物学的試験のどちらか該当する試験を行う。

d: 表面接触機器の生物学的試験として血液適合性試験は必須である。

e: 表面接触機器の生物学試験として細胞毒性試験は必須である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午後:第73問

臨床工学技士が行ってはならないのはどれか。

1: 病院における医用機器・医用システムの安全確保

2: 医療従事者に対するME教育・訓練への協力

3: 各種ME機器を使用した診断

4: トランスジューサの研究開発のための協力

5: ME機器の規格作成に対する協力

国試第18回午前:第87問

医用機器のトラブル発生直後の対応で誤っているのはどれか。(医用機器安全管理学)

1: 患者の安全確保

2: トラブルの責任所在者の確認

3: 当該医用機器の使用禁止

4: 代替医用機器の準備

5: トラブル発生時の状況の記録

国試第3回午前:第1問

臨床工学技士の職務について誤っているのはどれか。

1: ME機器の性能の十分な活用と安全を図ることが職務である。

2: 医療行為には医師の指示が必要であるが、業務上のデータや状況は医師の求めがあったときにのみ報告すべきである。

3: 業務上の医療過誤に対しては直接の責任を負わなければならない。

4: 高度に専門的な職種であるが、業務に当たって看護婦や臨床検査技師など他の医療関係者と密接な連携をとるべきである。

5: 患者に関する秘密尊重をうたった世界医師会のジュネーブ宣言を守らなければならない。

国試第6回午後:第75問

医療の現場で注意すべき安全問題について誤っているのはどれか。

1: 電気的安全問題の中には情報のひずみや他の機器への干渉が含まれる。

2: 複数機器の同時使用時には機器単体使用時に比べて安全性は低下する。

3: 過大エネルギー投与に折る熱傷の防止には適切な出力選択が必要である。

4: 火花を伴う機器には取扱上の制限が必要である。

5: 機械的安全問題の中には]機器の腐食や爆発が含まれる。

国試第15回午前:第76問

臨床工学技士の役割として適切でないのはどれか。

1: 生命維持管理装置を通じての臨床への技術提供

2: 臨床検査機器の保守管理

3: 導入するME機器・技術の工学的評価

4: 院内医療従事者に対するME教育

5: 臨床生理機能検査機器の操作

国試第4回午後:第85問

ME機器を購入する場合、まず考慮すべきことはどれか。

a: 安全性

b: 経済性

c: 知名度

d: 外観

e: 性能

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第90問

正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: 初期故障期間とは、購入時から最初に故障を起こすまでの期間である。

b: 定常アベイラビリティをAとすると、0≦A≦1である。

c: MTBFは機器の動作可能時間の平均値である。

d: クリティカルパスは、作業経路の中で最短の経路である。

e: FMEAは、事故等の結果から原因を探すための手法である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午前:第82問

電気的安全について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: アンギオグラフィで最も注意しなければならないのはマクロショックである。

b: エックス線装置の外装は接地しなければならない。

c: 心臓カテーテル検査室内の医用機器の保護接地線は一点に接続する。

d: エックス線CT装置の電源コードはリング状にまとめておく。

e: MRI装置の外装は接地してはならない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午前:第42問

保育器の院内保守点検で適切なのはどれか。

a: 始業点検で接地漏れ電流を測定する。

b: 使用中点検で滅菌水の水位を確認する。

c: 終業後に本体を消毒する。

d: 定期点検でオーバーホールを実施する。

e: 定期点検で本体の内部部品を交換する

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午後:第86問

医療購入段階における臨床スタッフとの意見交換で、優先的に決定するべき事項はどれか。

1: 価格

2: 耐久力

3: 経済力

4: 仕様

5: 互換性

国試第2回午後:第86問

除細動器で感電事故が起こり点検の依頼があった。安全管理担当者がまず最初にとるべき処置として適切なのはどれか。

a: 操作者の操作方法の詳細を調べる。

b: 造業者へ連絡してすぐ来院するように依頼する。

c: 電源コードを交換する。

d: 同時にその患者に使用していた他のME機器を点検する。

e: 洩れ電流を測定する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e