第10回国試午前86問の類似問題

国試第15回午前:第86問

ME機器の安全管理について正しいのはどれか。

a: 患者に直接装着する機器のみを点検の対象とする。

b: 納入後、ベンチテストによる工学的評価を行う。

c: 保守点検作業の結果はチェックリストに記録し保管する。

d: 故障頻度はMTBFによる時系列的管理が重要である。

e: 機器の廃棄は安全管理業務に含まれない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第85問

安全管理について正しいのはどれか。

a: ベンチテストは機器の廃棄のための方法である。

b: 機器の故障率曲線をバスタブカーブと呼ぶ。

c: 受入れ試験の方法の一つとして臨床的評価がある。

d: 機器の購入は試用・評価ののちに行う。

e: 機器の耐用寿命は偶発故障期間より短い。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午前:第76問

正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

1: ベンチテストは定期的に行う必要がある。

2: 初期故障は主に使用者に原因がある。

3: 生命維持管理装置の定期点検の頻度は法令で定められている。

4: 故障率の時間的な変化が比較的少ないのは偶発故障期間である。

5: 終業点検とは機器を廃棄する際の安全性の点検のことである。

国試第14回午前:第86問

医用機器の安全管理について正しいのはどれか。

a: 受入れ試験では臨床的評価は必要としない。

b: 機器管理の一つとして点検記録の整理がある。

c: 機器の定期点検にはチェックリストを用意する。

d: 機器の使用に際して緊急事態処理の訓練・教育も必要である。

e: 機器の廃棄の決定にMTBFによる評価は適切でない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午前:第87問

ME機器の安全管理について誤っているのはどれか。

1: 機器の更新には故障発生の記録が重要な資料となる。

2: 機器の安全使用の一環として緊急時の対応策が重要である。

3: ベンチテストとは機器の臨床評価を意味する。

4: バスタブカーブの偶発故障期間は日常の点検によって延長する。

5: チェックリストを用いると的確な点検ができる。

国試第36回午後:第41問

ME機器の保守点検で正しいのはどれか。 

1: 外観点検は機器に手を触れずに目視で行う。 

2: 作動点検は患者に使用する前までの点検のことをいう。 

3: 安全性点検は機器のオーバーホールを含む。 

4: 性能点検は機器の定性的試験のことをいう。 

5: 故障点検は故障原因究明を目的とする。 

国試第2回午後:第77問

ME機器の保守点検について正しいのはどれか。

a: 定期点検の主な点検項目として、電気的な安全性試験、電気的特性試験、機械的特性試験などがある。

b: 始業点検と故障点検のことを日常点検という。

c: 始業点検の目的として最も重要なものは、機器故障の原因究明である。

d: 保守点検におけるチェックリストは定期点検時のみ必要である。

e: 機器を廃棄処分にするかどうかの判定は、ベンチテストや臨床的評価による性能評価結果と安全性評価結果に基づいて行わなければならない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午後:第80問

ME機器の安全管理について正しいのはどれか。

a: 保守点検作業にはチェックリストが有用である。

b: 機器の購入評価には臨床工学技士も加わるべきである。

c: 機器の故障が発見されれば修理は製造業者に依頼してもよい。

d: 機器の受け入れに必要な工学的評価に関するテストをバビンスキーテストという。

e: 機器の管理は、機器の購入、受け入れテスト、教育・訓練、保守点検、修理までの段階を考えればよい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第86問

安全管理技術について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

1: 液化酸素ボンベが倒れると危険なのであらかじめ倒しで使用する。

2: 使用中点検として漏れ電流を測定する。

3: 始業点検は外観点検や作動点検より機能点検が主になる。

4: 定期点検における点検周期は機器の使用頻度で異なる。

5: 医療ガス配管端末器の始業点検ではガス流量を測定する。

国試第11回午前:第85問

保守点検について正しいのはどれか。

a: 終業点検の目的の一つとして安全性劣化の発見がある。

b: 日常点検を効率よく実施するのにチェックリストが必要である。

c: 始業点検では機能点検が主となる。

d: 故障点検には修理も含まれる。

e: 修理後の機器の使用前には定期点検に準じた点検が必要である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第86問

機器の故障率について誤っているのはどれか。

1: 偶発故障期間中は比較的低い故障率を示す。

2: 摩耗故障期間では年月とともに安全性は低下する。

3: 定期点検を行うことによってMTBFは延長する。

4: 初期故障期間中は比較的一定の故障率で故障が発生する。

5: 故障率曲線はバスタブカーブともいわれる。

国試第11回午前:第86問

安全管理技術について誤っている組合せはどれか。

a: 受入れ試験―――――仕様との照合

b: 機能点検――――――機器の性能チェック

c: 使用中点検―――――漏れ電流の測定

d: 終業点検――――――滅菌の確認

e: 定期点検――――――信頼性の維持

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午後:第86問

生命維持管理装置の始業点検について正しいのはどれか。

a: 機器を操作する医療従事者が行う。

b: 安全に関する必要な処置の確認を行う。

c: 信頼性に関して重要な性能の確認を行う。

d: 装着部を患者に接続しておこなう。

e: 劣化の早期発見を主目的とする点検である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午前:第86問

ME機器の保守点検で誤っているのはどれか。

1: 始業点検で最も重要なのは接地漏れ電流の測定である。

2: 終業点検では外観点検を行う。

3: 故障点検では先ず取扱い上の誤りか、機器本体の故障かを判定する。

4: 使用中点検では機器が安全かつ効果的に作動しているかを点検する。

5: 定期点検における点検周期は同種の機器でも使用頻度によって異なる。

国試第5回午後:第88問

ME機器のライフサイクルについて誤っている組み合わせはどれか。

1: 購入評価 ---------- 性能評価

2: 受け入れ試験 ------ 臨床的評価

3: 教育・訓練 --------- ベンチテスト

4: 保守点検 ---------- チェックリスト

5: 廃棄 -------------- 安全性評価

国試第2回午後:第78問

ME機器の安全管理について正しいのはどれか。

a: 機器購入の際には、診療の立場から性能、安全性を考慮して機種を決定すべきで、経済性は無視してよい。

b: 機器の購入段階における仕様の決定は臨床工学技士のみで行う。

c: 機器は始業点検、終業点検だけでなく、定期的な点検も必要である。

d: 機器の始業点検で最も重要なのは、接地と校正の確認である。

e: 機器が故障した際には、直ちに点検と修理を製造業者に依頼する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午後:第87問

定期点検について誤っているのはどれか。

a: 計画的に行う。

b: 医用機器の性能について点検する。

c: 医用機器の安全性について点検する。

d: チェックリストは不要である。

e: 機器の故障の原因究明のために行う。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午前:第88問

医用機器・設備のシステム安全に関して誤っているのはどれか。

a: 同じ故障率の機器を並列接続したシステムの信頼度は個々の機器の信頼度より高い。

b: 医療ガス配管端末器のピン方式はフェイルセーフの事例である。

c: MTBFとは修理に要した時間の平均値のことである。

d: 停電用バッテリーは多重系の一種である

e: つまみの右回転を出力増加方向とするのは人間工学的配慮による。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第85問

ME機器の保守点検で誤っているのはどれか。

1: 始業点検で最も重要なのは接地漏れ電流の測定および出力波形の観測である。

2: 終業点検では患者の状態に異常がないか確認した後、機器の基本的な作動点検を行い始業前の状態に戻す。

3: 故障点検ではまず取扱い上の誤りか、機器本体の故障かを判定する。

4: 使用中の故障点検は医師による患者の安全確保のもとに行う。

5: 点検はその内容によっては、他の機器の破壊や不良動作の原因になる。

国試第19回午前:第90問

正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: 初期故障期間とは、購入時から最初に故障を起こすまでの期間である。

b: 定常アベイラビリティをAとすると、0≦A≦1である。

c: MTBFは機器の動作可能時間の平均値である。

d: クリティカルパスは、作業経路の中で最短の経路である。

e: FMEAは、事故等の結果から原因を探すための手法である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e