第20回国試午前14問の類似問題

国試第9回午前:第31問

誤っている組合せはどれか。

1: 大動脈 ―――――― 弾性血管系

2: 細動脈 ―――――― 抵抗血管系

3: 毛細血管 ――――― 交換血管系

4: 門脈 ――――――― 抵抗血管系

5: 静脈 ――――――― 容量血管系

国試第4回午前:第10問

動脈血が流れている部位はどれか。

a: 門 脈

b: 肝静脈

c: 肺静脈

d: 左心房

e: 右心房

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午前:第8問

横隔膜について正しいのはどれか。(人の構造および機能)

a: 腱中心を停止とする膜状の筋である。

b: 大静脈は食道裂孔を通る。

c: 主に呼息(呼気)に作用する筋である。

d: 頸髄から出る横隔神経に支配される。

e: 腹筋との同時収縮で腹圧を上昇させる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第16回午後:第72問

血圧と血液について正しいのはどれか。

a: 末梢動脈の平均血圧は収縮期と拡張期との血圧の単純平均として求められる。

b: 血圧のピーク値は測定する動脈の種類にかかわらず同じである。

c: 血液波形は動脈の測定部位にかかわらず同じである。

d: 脈圧とは1拍動中の最高血圧と最低血圧との差である。

e: 脈波伝搬速度は血管壁の硬さによって変化する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午前:第16問

正しいのはどれか。

a: 心筋梗塞は冠動脈の閉塞によって起こる。

b: 肝硬変のときに起こる大量の吐血は食道静脈瘤の破裂による。

c: 脳には側副循環路は存在しない。

d: 心肥大は心臓を構成する細胞数の増加により起こる。

e: すべての組織は欠損すると再生する能力をもっている。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午後:第7問

脈拍と血圧について誤っているのはどれか。

1: 前腕における脈拍の触知は橈骨動脈で行う。

2: 観血式血圧測定では動脈内にカテーテルを留置する。

3: 非観血式血圧測定ではカフ部の高さを心臓と同じにする。

4: 脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧との平均値である。

5: 脈圧の左右差は動脈閉塞性疾患でみられる。

国試第5回午前:第54問

誤っているのはどれか。

a: 血圧は心臓の拍動に伴って周期的に変化する。

b: 最高血圧と最低血圧の差を脈圧と呼ぶ。

c: 血圧の時間的平均値を平均血圧と呼ぶ。

d: 圧脈波の伝搬速度は血管が硬くなると遅くなる。

e: 流れている血液では血管壁近くに血球が集まる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午後:第41問

体外循環について正しいのはどれか。

a: 体外循環では末梢循環に非生理的灌流がある。

b: 大静脈からの脱血には強い陰圧を用いる。

c: 血液フィルタを人工肺の直前に挿入する。

d: 無血体外循環では自己血回収装置を用いる。

e: 至適灌流量は末梢血管抵抗などを基にして決める。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第30回午前:第7問

心臓について誤っているのはどれか。

1: 洞房結節は右房に存在する。

2: 右冠動脈は腕頭動脈から分岐する。

3: 三尖弁は右房と右室との間に存在する。

4: 乳頭筋は心室内に存在する。

5: 上行大動脈は主肺動脈の背側を走行する。

国試第1回午前:第57問

動脈の血流、血圧について誤っているのはどれか。

a: 平均血圧は最高血圧と最低血圧の算術平均である。

b: ヘマトクリット値の増加に伴い見かけの粘性は低下する。

c: 圧脈波の伝搬速度は血管壁の硬化や平均血圧の上昇に伴い増大する。

d: 拍動流では血圧が心臓収縮期と拡張期に対応して変動する。

e: 圧脈波の波形の変化は血管壁の性質や血管分岐部の反射などに起因する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第30回午前:第83問

誤っているのはどれか。

a: 血管壁中のエラスチンの割合が増加すると脈波伝搬速度が速くなる。

b: 安静立位状態では平均動脈圧は測定部位に関わらず同じである。

c: ヘマトクリット値が上昇すると血液の粘性が増加する。

d: 血管内径が小さくなると血管抵抗は上昇する。

e: 末梢血管抵抗が同じであれば心拍出量が増加すると平均血圧は上昇する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第36回午前:第1問

静脈血が流れている血管はどれか。

1: 肺動脈

2: 冠動脈

3: 腕頭動脈

4: 鎖骨下動脈

5: 上行大動脈

国試第32回午前:第6問

呼吸器の構造について誤っているのはどれか。

1: 肋間動脈は肋骨上縁を走行する。

2: 右主気管支の分岐角度(体軸に対しなす角)は、左主気管支よりも小さい。

3: 2つの胸膜のうち肺側にあるものを臓側胸膜と呼ぶ。

4: 気管の後壁は平滑筋よりなる。

5: 水平裂は右肺に存在する。

国試第34回午前:第83問

正しいのはどれか。

a: 動脈血圧のピーク値は体の部位によって異なる。

b: 血管内径が小さくなると血管抵抗は上昇する。

c: 血管に石灰化が起こると脈波伝搬速度は増加する。

d: 大動脈では動圧の値と静圧の値はほぼ等しい。

e: 動脈径が大きいほど脈波伝搬速度は増加する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第38回午前:第1問

大動脈と比較したときの毛細血管の特徴として正しいのはどれか。

1: 血流が速い。

2: 血圧が高い。

3: 脈流がある。

4: 管壁が厚い。

5: 断面積の総和が大きい。

国試第5回午前:第16問

正しいのはどれか。

a: 充血とはある臓器や組織の静脈と毛細血管の血液量が正常より増加した状態である。

b: 阻血とは臓器や組織の局所の血液循環量が減少または停止した状態である。

c: 浮腫とは組織間液の異常な増加状態である。

d: 梗塞とは終動脈の血管内腔の閉塞や狭窄の結果起こる局所の循環障害である。

e: 塞栓症とは血流中にできた凝血により生じた局所の循環障害である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第26回午後:第81問

クリープ現象はどれか。

1: 身長は朝から夕方にかけて徐々に低くなる。

2: 暗闇に入ってしばらくするとものが見えるようになる。

3: 細動脈内を血液が流れるとき赤血球が管軸付近に集中する。

4: 膝蓋腱を叩くと足が上がる。

5: 脈圧は末梢の方が高い。

国試第11回午後:第81問

血液の流れについて正しいのはどれか。

a: 流速は血管壁付近より中心付近の方が速い。

b: ずり速度(200/s以下)が小さいほど血液粘度は大きくなる。

c: ヘマトクリット値が高いほど血液粘度は小さくなる。

d: 血液はニュートン流体とみなせる。

e: 細い血管では心拍動に伴って乱流が生じる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午後:第6問

誤っているのはどれか。

1: 前腕における脈拍の触知は橈骨動脈で行う。

2: 観血式血圧測定では動脈内にカテーテルを留置する。

3: 非観血式血圧測定ではカフ部の高さを心臓と同じにする。

4: 脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧との平均値である。

5: 脈圧の左右差は動脈閉塞性疾患でみられる。

国試第11回午前:第24問

肺循環について正しいのはどれか。

a: 肺動脈の血管壁は大動脈のそれに比して薄い。

b: 平均肺動脈圧は15mmHgである。

c: 動脈圧が上昇すると肺動脈圧も上昇する。

d: 肺静脈血の酸素飽和度は約75%である。

e: 肺循環時間は4~5秒である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e