第20回国試午前14問の類似問題

国試第7回午前:第7問

正しいのはどれか。

a: 心臓に分布する動脈の枝の間には多くの吻合がある。

b: 手・足の指先には動静脈吻合がある。

c: 門脈が閉塞すると血液は側副路を通って心臓にもどる。

d: 肺動脈は肺の組織を養う血管である。

e: 下大静脈には静脈弁があって、血液の逆流を防いでいる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午前:第13問

血液循環について正しいのはどれか。

a: 上腕の外側で上腕動脈の脈を触れる

b: 肺静脈は中心静脈である。

c: 門脈は肝臓に流入する。

d: 大伏在静脈は下肢内側の皮下を上行する。

e: 冠循環では動脈間吻合は少ない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第13問

血管について誤っているのはどれか。

1: 冠動脈は心臓に血液を送る。

2: 外頸動脈は脳に血液を送る。

3: 腹腔動脈は消化管に血液を送る。

4: 総腸骨動脈は下肢に血液を送る。

5: 門脈は消化管の血液を肝臓に運ぶ。

国試第24回午前:第8問

誤っているのはどれか。(医学概論)

1: 左心房と左心室の間には僧帽弁がある。

2: 冠状動脈は上行大動脈起始部から出る。

3: 小腸の静脈血は門脈に集められる。

4: 胸管は右静脈角に入る。

5: 動脈壁は3層からなる。

国試第26回午前:第7問

誤っているのはどれか。

1: 左心房と左心室の間には僧帽弁がある。

2: 冠状動脈は上行大動脈起始部から出る。

3: 小腸の静脈血は門脈に集められる。

4: 胸管は右静脈角に入る。

5: 動脈壁は3層からなる。

国試第4回午前:第54問

動脈内の血流および血圧について正しいのはどれか。

a: 血液の流れは拍動流である。

b: 脈波の伝搬速度には血管壁の弾性が影響を与える。

c: 平均血圧は最高血圧と最低血圧との平均値である。

d: 血圧波形はからだの中でどこも同じである。

e: 細い血管では壁のごく近くに血球のない血漿層が現れる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第12問

肝臓について正しいのはどれか。

a: 肝臓は横隔膜の上面に接している。

b: 肝静脈は門脈に流入する。

c: 毛細胆管は肝小葉内部に分布する。

d: 胆嚢は肝臓で生成された胆汁を一時蓄える。

e: 肝門は肝臓上面に開いている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午前:第7問

心血管の構造について誤っているのはどれか。

1: 洞結節は右心房の近傍に存在する。

2: 左冠動脈は二本に分岐する。

3: 僧帽弁は三尖よりなる。

4: 右総頸動脈は腕頭動脈から分岐する。

5: 大動脈壁は三層構造よりなる。

国試第31回午前:第84問

正しいのはどれか。

a: 毛細血管の分岐部では渦が発生しやすい。

b: 大動脈では動圧の値と静圧の値はほぼ等しい。

c: 血管に石灰化が起こると脈波伝搬速度は増加する。

d: ヘマトクリット値が上昇すると血液粘度が増加する。

e: 動脈血圧のピーク値は体の部位によって異なる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第30回午後:第7問

誤っているのはどれか。

1: 脳血流は内頸動脈と椎骨動脈によって供給される。

2: 頸動脈に圧受容体が存在する。

3: 心臓迷走神経は心拍数を低下させる。

4: カテコラミンは血圧を上昇させる。

5: 冠動脈血流量は拡張期より収縮期の方が多い。

国試第13回午前:第8問

循環障害について正しいのはどれか。

a: 血栓とは血管外に漏れ出た血液の塊をいう。

b: 充血とは全身の血液量が増加した状態をいう。

c: 梗塞とは終動脈内腔の閉塞による循環障害をいう。

d: うっ血とは静脈血の循環障害によって組織に血液がたまった状態をいう。

e: 浮腫とは組織間液の異常な増加状態をいう。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午前:第16問

正しいのはどれか。

1: 肝静脈は肝門から出る。

2: 総胆管は十二指腸乳頭に開く。

3: 肝小葉の中心に門脈がある。

4: 膵液は膵臓のランゲルハンス島で生成される。

5: 胆汁は胆嚢で生成される。

国試第28回午後:第9問

正しいのはどれか。

1: 肝臓の栄養血管は門脈である。

2: 肝静脈は胃腸からの血液を肝臓に運ぶ。

3: 担管は胆汁を空腸に運ぶ。

4: 肝小葉の中で肝細胞は放射状に配列している。

5: 肝細胞はブドウ糖からアルブミンを作る。

国試第36回午前:第82問

循環器系の流体現象について誤っているのはどれか。 

1: 血管に石灰化が起こると脈波伝搬速度が増加する。 

2: 連銭(ルーロー)の形成により血液粘度が増加する。 

3: 動脈血圧のピーク値は体の部位によって異なる。 

4: 血管内径が小さくなると血管抵抗が上昇する。 

5: 大動脈の動圧は静圧より大きい。 

国試第2回午前:第54問

誤っているのはどれか。

a: 動脈中の血流は定常流である。

b: 全血は非ニュートン流体である。

c: 血管の弾性は加齢により変化する。

d: 圧脈波の反射は血管の分岐などにより起こる。

e: 収縮期圧と拡張期圧の圧力差を平均圧という。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第28回午前:第13問

動脈の末梢に行くに従って増大するのはどれか。

1: 脈 圧

2: 総断面積

3: 血 圧

4: 血流速度

5: 血管径

国試第35回午前:第83問

正しいのはどれか。 

a: 毛細血管内を通過する際、赤血球は変形する。 

b: 血管内膜のコラーゲンが増加すると脈波伝搬速度が速くなる。 

c: 大動脈における動圧の値は静圧よりも大きい。 

d: 細動脈では血球が血管壁部に集まる。 

e: 安靜立位状態では平均動脈圧は測定部位に関わらず同じである。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午前:第11問

正しいのはどれか。

1: 肝臓は横隔膜の上面に接している。

2: 肝静脈は胃腸からの血液を肝臓に運ぶ。

3: 胆管は胆汁を空腸に運ぶ。

4: 肝小葉の中で肝細胞は放射状に配列している。

5: 肝細胞はブドウ糖からアルブミンを作る。

国試第33回午後:第83問

正しいのはどれか。

a: 血管壁中のエラスチンの割合は脈波伝搬速度と正の相関を示す。

b: 細い血管では血球が血管壁部に集まる。

c: 動脈血圧のピーク値は体の部位によって異なる。

d: ヘマトクリット値が上昇すると血液の粘性が増加する。

e: 血管内径が小さくなると血管抵抗は上昇する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午前:第14問

循環障害について正しいのはどれか。(病理学概論)

1: 静脈血の流出が妨げられて局所の血液量が増加した状態を充血という。

2: 単位容積の血液中に含まれる血色素量が減少した状態を虚血という。

3: 動脈粥状硬化のために全身に血栓を生じることを播種性血管内凝固という。

4: 出血の際、血液が凝固して止血する機序を線溶という。

5: 血栓などが剥離して流血中に入り、血管を閉塞することを塞栓症という。