第18回国試午後44問の類似問題

国試第8回午後:第48問

高気圧酸素治療について誤っているのはどれか。

1: 血液の溶解酸素を増加する治療である。

2: 第1種装置は酸素で加圧することができる。

3: 減圧は毎分1.0kg / cm2以上の速度で行う。

4: 耳抜きは外耳道と中耳との圧力差をなくするために行う。

5: 第2種装置とは大型(多人数用)のものをいう。

国試第27回午後:第76問

血液透析液について正しいのはどれか。

1: ジギタリス服用患者ではカリウム濃度調整が必要である。

2: ナトリウム濃度が高いと低血圧を起こしやすい。

3: 糖尿病患者には無糖透析液を用いる。

4: 酢酸透析液は血管収縮を起こす。

5: 透析液はアルカリ化剤を含まない。

国試第18回午後:第43問

人工呼吸中に呼気終末二酸化炭素濃度が急激に低下した。考えられる原因はどれか。(人工呼吸療法)

a: 気管チューブからの呼吸回路の脱落

b: 肺血栓塞栓症

c: 呼気弁の故障

d: 吸気弁の故障

e: サンプルチューブの閉塞

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第28回午前:第1問

成人の呼吸検査値について基準範囲にあるのはどれか。

1: 胸腔内圧は+10cmH2Oである。

2: 分時換気量は3lである。

3: 一回換気量は1000mlである。

4: 最大吸気圧は-20cmH2Oである。

5: 肺活量は4000mlである。

国試第22回午後:第69問

低体温について正しいのはどれか。

a: 血液粘度が低下する。

b: 人工心肺の安全限界が狭まる。

c: 組織への酸素移行が減少する。

d: 混合静脈血酸素飽和度が増加する。

e: アルファスタット法による管理ではpHが上昇する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第28回午後:第72問

人工心肺による体外循環中の操作について誤っているのはどれか。

a: 平均動脈圧を 60~80 mmHg に維持する。

b: 混合静脈血酸素飽和度を 70 % 以上に維持する。

c: ACT (activatclotting time)を 200~300 秒 に維持する。

d: 復温時の送血温と脱血温の差を 10°C 以上に維持する。

e: プロタミンはヘパリン初期投与量の 3~5 倍 を投与する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午前:第44問

機械的陽圧換気について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 胸腔内圧は吸気時に上昇する。

b: 人工呼吸器の呼気弁は吸気時に開く。

c: 呼出を促進するため呼気時に陰圧を付加する。

d: 圧規定換気ではリークがあると吸気時間が短縮する。

e: 量規定換気ではリークがあると換気量が減少する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午後:第72問

人工心肺を用いた体外循環中の事象と対処法について誤っているのはどれか。 

1: 溶血が顕著な場合にはポンプチューブの圧閉度を調整する。 

2: 代謝性アルカローシス時には炭酸水素ナトリウムを投与する。 

3: ヘマトクリット値の低下時には水分バランスをチェックする。 

4: ACTが延長しないときにはヘパリンを追加する。 

5: 脱血不良時には脱血カニューレの挿入部位をチェックする。 

国試第19回午後:第67問

高気圧酸素治療について誤っているのはどれか。(高気圧療法)

1: 血液に溶解する酸素量はダルトンの法則に従う。

2: 減圧症の再発治療の基本原理はボイルの法則である。

3: 治療前に耳抜き訓練として唾液を嚥下させる。

4: 第2種装置では複数の患者を治療できる。

5: 酸素中毒の発生に注意する。

国試第28回午後:第43問

医療ガス配管設備について正しいのはどれか。

1: 静止状態での標準送気圧力は酸素よりも治療用空気の方が高い。

2: シャットオフバルブは日常「閉jの状態で使用される。

3: 駆動用空気配管には「VACJと識別表示されている。

4: 三酸化炭素の配管端末器にはAGSSカブラが用いられる。

5: マニフォールドとは高圧ガス容器の集合体である。

国試第20回午後:第37問

内容積2.8Lの酸素ボンベの内圧が16MPaを示している。このボンベを使って毎分2Lの酸素吸入を持続した場合、おおよその吸入可能時間はどれか。(人工呼吸療法)

1: 45分

2: 90分

3: 150分

4: 220分

5: 400分

ME2第28回午後:第22問

動脈血ガス分析検査について正しいのはどれか。

1: 注射筒へのヘパリン注入は採血後に行う。

2: 採血後は注射器内の血液を攪拌してはいけない。

3: 測定値は採血時の室温で補正する。

4: 測定前の一時保管は37℃の恒温槽に入れる。

5: 注射筒内に混入した気泡は直ちに除去する。

国試第18回午後:第45問

人工呼吸の初期設定で正しい組み合わせはどれか。(人工呼吸療法)

a: 1回換気量 20ml/kg

b: 吸気相:呼気相比(I:E比) 1:2

c: PEEP 3~5cmH2O

d: トリガー感度 -1~-2cmH2O

e: 最高気道内圧 50cmH2O

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午前:第40問

正常範囲内の値であるものはどれか。

a: 安静呼気位胸腔内圧 : +5cmH2O

b: 1秒率 : 75%

c: 残気率 : 25%

d: 動脈血酸素含量 : 21ml/dl

e: 平均肺動脈圧 : 65mmHg

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第41問

人工心肺からの離脱について正しいのはどれか。

1: 先ず送血量を減少させる。

2: 先ず人工肺の酸素送気量を減少させる。

3: 離脱操作中はSvo2(混合静脈血酸素飽和度)50%以上が望ましい。

4: ヘパリンの中和にプロタミンを使用する。

5: 血圧が回復しないときは先ずVAD(補助人工心臓)を用いる。

国試第29回午後:第29問

血液ガス計測について誤っている組合せはどれか。

1: pH ガラス電極

2: 酸素分圧 クラーク電極

3: 二酸化炭素分圧 セバリングハウス電極

4: 酸素飽和度 赤色光および赤外線の吸光度

5: 経皮的二酸化炭素分圧 赤外線の吸光度

国試第18回午後:第40問

内容積10Lの酸素ボンベの内圧が12MPaを示していた。このボンベを使って3L/分の酸素吸入をした場合、吸入可能時間はどれか。(人工呼吸療法)

1: 約100分

2: 約200分

3: 約300分

4: 約400分

5: 約500分

国試第23回午前:第29問

カプノメータで測定するのはどれか。

1: 気道内圧

2: 吸入酸素濃度

3: 静脈血酸素分圧

4: 呼気終末二酸化炭素分圧

5: 動脈血二酸化炭素分圧

国試第26回午後:第71問

pH = 7.26、PaCO2 = 65mmHg、[HCO3?] = 28mEq/L である状態はどれか。

1: 代謝性アシドーシス

2: 呼吸性アルカローシス

3: 呼吸性アルカローシスと代謝性アシドーシスとの混合性酸塩基障害

4: 呼吸性アシドーシス

5: 代謝性アルカローシス

国試第29回午後:第72問

成人の人工心肺操作条件で適切でないのはどれか。

1: ヘマトクリット値:25%

2: 混合静脈血酸素飽和度:75%

3: 送血流量:2.4 L/min/m2

4: 平均動脈圧:70 mmHg

5: 中心静脈圧:mmHg