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第17回国試午後51問の類似問題

国試第20回午前:第49問

体温について誤っているのはどれか。(集中治療学)

1:体温調節中枢は延髄にある。
2:健常人の体温の日内変動は1°C程度である。
3:全身麻酔時には体温は環境に依存する。
4:膀胱温は深部温の指標である。
5:肺動脈カテーテルは血液温度を連続的に測定できる。

国試第18回午前:第14問

循環障害について正しいのはどれか。(病理学概論)

1:静脈血の流出が妨げられて局所の血液量が増加した状態を充血という。
2:単位容積の血液中に含まれる血色素量が減少した状態を虚血という。
3:動脈粥状硬化のために全身に血栓を生じることを播種性血管内凝固という。
4:出血の際、血液が凝固して止血する機序を線溶という。
5:血栓などが剥離して流血中に入り、血管を閉塞することを塞栓症という。

国試第5回午前:第7問

医師の具体的指示によって臨床工学技士が行ってよい業務はどれか。

a:気管内挿管
b:体内式ペースメーカの植込み
c:人工心肺装置からの送血
d:血液浄化装置への脱血
e:診断を目的とする心電図・脳波の測定
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午後:第48問

体外循環時に血漿遊離ヘモグロビンの増加が認められたとき、原因でないのはどれか。

1:人工肺など異物への血液の接触
2:送血ポンプの圧閉度の調節不良
3:太い送血カニューレの使用
4:心腔内血液吸引回路からの多量の空気の吸引
5:熱交換器における血液と温水との温度差の増大

国試第25回午後:第70問

人工心肺装置に用いる遠心ポンプで正しいのはどれか。

a:吸引回路用のポンプに適する。
b:チューブ圧閉度の調節が必要である。
c:低回転時には逆流が生じることがある。
d:血液損傷はローラポンプよりも軽度である。
e:回転数が同じでも流量は後負荷によって変化する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午前:第25問

心房細動の治療について正しいのはどれか。

a:ジギタリスは有効である。
b:外科治療は心室内リエントリ回路を接続することである。
c:心房細動はオーバードライブペーシングで停止する。
d:抗凝固療法の目的は血栓症の予防である。
e:徐脈性心房細動はペースメーカ植込みの適応である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午後:第49問

体外循環について正しいのはどれか。

a:希釈体外循環の希釈率は20~30%が普通である。
b:純酸素に二酸化炭素を5%加えることがある。
c:活性化凝固時間(ACT)は100~200秒に保つ。
d:プロタミンの過剰投与によって血液凝固時間は正常より短縮する。
e:プロタミン投与量は初期ヘパリン投与量の1.5倍を目安とする。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午後:第42問

人工呼吸器とのファイティングの原因にならないのはどれか。

1:チューブトラブル
2:分泌物貯留
3:代謝性アルカローシス
4:トリガレベルの低下
5:体温上昇

国試第37回午後:第66問

在宅酸素療法について誤っているのはどれか。

1:COPDの予後を改善する。
2:液化酸素を用いる場合がある。
3:慢性心不全に有効である。
4:CO2ナルコーシスの発症に注意する。
5:肺高血圧症に禁忌である。

国試第30回午後:第74問

体表面積1.8m2 の男性の人工心肺を用いた開心術で、吸引回路からの血液の戻りが全くない完全体外循環中(膀胱温32 ℃)、静脈リザーバに800mL が貯血されていた。何らかの理由で静脈回路からの脱血が完全に途絶えた時、リザーバが空になるまでの時間[秒]に最も近いのはどれか。

1:5
2:10
3:20
4:30
5:40

ME2第29回午後:第14問

人工心肺装置を使用しないのはどれか。

1:心室中隔欠損閉鎖術
2:胸部大動脈瘤の人工血管置換術
3:経皮的冠動脈形成術
4:僧帽弁置換術
5:大動脈弁置換術

国試第17回午前:第17問

局所の循環障害について正しい組合せはどれか。

a:局所に流入する動脈血の著しい不足 虚 血
b:局所における血漿成分のうっ滞 うっ血
c:血球成分の血管外への流出 浮腫
d:遊離異物による血管内腔の閉塞 血栓症
e:動脈の閉塞による局所の壊死 梗塞
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午後:第67問

在宅酸素療法について正しいのはどれか。

1:慢性心不全に用いられる。
2:肺高血圧症に用いられない。
3:慢性閉塞性肺疾患(COPD)の予後を改善しない。
4:動脈血の二酸化炭素分圧の確認は不要である。
5:吸気デマンドバルブで酸素ボンベの使用時間は 10 倍に伸びる。

国試第23回午前:第45問

臨床工学技士の業務で医師の指示書が必要なのはどれか。

a:内シャントヘの穿刺
b:人工心肺装置の条件設定の変更
c:血液浄化療法における補液の投与量の変更
d:体外式ペースメーカの始業点検
e:高気圧酸素治療における条件設定の確認
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午後:第39問

体外循環で血液の凝固を抑制するために用いられるのはどれか。

1:プロタミン硫酸塩
2:EDTA(エチレンジアミン四酢酸)
3:低分子ヘパリン
4:ビタミンK
5:カルシウムイオン

国試第37回午前:第66問

人工鼻について正しいのはどれか。

1:死腔が減少する。
2:喀痰が多い症例でも使用できる。
3:呼吸回路はシンプルになる。
4:加温加湿器と併用する。
5:気道粘膜熱傷に注意する。

国試第7回午後:第67問

冷凍手術について誤っているのはどれか。

a:病変部を超低温にして組織を破壊する方法を凍結療法という。
b:局所が凍結しない程度に組織を低温にする方法を冷却療法という。
c:液体が気化するときに奪う熱を利用する方法を低温常圧型という。
d:気体が液化するときに奪う熱を利用する方法を常温常圧型という。
e:気体の断熱圧縮による温度低下を利用する方法を低温高圧型という。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午後:第55問

肺シャント率を増加させる因子として誤っているのはどれか。

a:換気の良い肺胞を流れる血流
b:機能的残気量の増加
c:混合静脈血の左房内への流入
d:換気量の少ない肺胞を流れる血流
e:肺胞の虚脱
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午後:第22問

人工心肺用遠心ポンプについて正しいのはどれか。

1:ポンプヘッドの外周側から血液を流入させる。
2:流量計は不要である。
3:ベントポンプとして使用できる。
4:ポンプ出口を閉鎖してからポンプを停止させる。
5:気泡を取り除くために回転体の軸周辺を強く叩く。

国試第36回午後:第13問

術後無気肺の徴候でないのはどれか。 

1:呼吸困難 
2:低酸素血症 
3:頻脈 
4:頻呼吸 
5:低体温