第17回国試午後51問の類似問題

国試第4回午前:第42問

機械的人工換気の適応を判断するとき有用なのはどれか。

a: 肺胞気-動脈血酸素分圧較差(A-aDO2)

b: 胸部エックス線写真

c: 機能的残気量(FRC)

d: 死腔/1回換気量(VD/VT)

e: 1回換気量(VT)

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午後:第43問

人工呼吸中に呼気終末二酸化炭素濃度が急激に低下した。考えられる原因はどれか。(人工呼吸療法)

a: 気管チューブからの呼吸回路の脱落

b: 肺血栓塞栓症

c: 呼気弁の故障

d: 吸気弁の故障

e: サンプルチューブの閉塞

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午後:第32問

人工肺による体外循環の終了後に血液凝固能の正常化のために用いるのはどれか。

1: ヘパリンナトリウム

2: 硫酸プロタミン

3: 塩化カルシウム

4: 重炭酸ナトリウム

5: マニトール

国試第3回午前:第20問

人工呼吸の生体への影響について正しいのはどれか。

a: 眼圧の低下

b: 肺気量の減少

c: 心拍出量の減少

d: 尿量の減少

e: 胸腔内圧の低下

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午後:第48問

人工心肺による体外循環中にみられる血液性状の変化について正しいのはどれか。

a: 血球の損傷が起こる。

b: 血液とガスなどとの接触によって血漿蛋白の変性が起こる。

c: 白血球数が増加する。

d: 血小板が増加する。

e: 血漿遊離ヘモグロビン濃度が増加する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午後:第52問

人工心肺の熱交換器で血液を加温するとき血液と水との温度差の上限として適切なのはどれか。

1: 2°C

2: 10°C

3: 20°C

4: 30°C

5: 37°C

国試第3回午後:第35問

人工心肺の熱交換器で血液を加温するとき血液-水の温度差の上限として適切なのはどれか。

1: 10°C

2: 15°C

3: 20°C

4: 25°C

5: 30°C

国試第6回午後:第30問

人工心肺の血液に及ぼす影響について正しいのはどれか。

a: 赤血球の損傷

b: 血漿遊離ヘモグロビン濃度の上昇

c: 血漿たんぱくの変性

d: ヘマトクリット値の上昇

e: 血液粘度の低下

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午後:第68問

膜型人工肺について正しいのはどれか。

1: 吹送ガス流量を増やすとPaO2 は上昇する。

2: 吹送ガス酸素濃度を上げるとPaCO2 は低下する。

3: 多孔質膜では血液は酸素と直接接触しない。

4: 均質膜では長時間使用すると血漿漏出が起こる。

5: 外部灌流型は内部灌流型よりも血流に乱流が生じやすい。

国試第34回午前:第78問

不(cid:13432)衡症候群の対処法として誤っているのはどれか。

1: 血液流量を低く設定する。

2: マンニトールを点滴する。

3: 短時間頻回透析を行う。

4: 低ナトリウム透析液を使用する。

5: 小面積のダイアライザを使用する。

ME2第40回午後:第34問

人工心肺に使用するローラポンプについて正しいのはどれか。

1: 単ローラ式が使用されている。

2: チューブの復元力が弱いと表示流量よりも実流量が増加する。

3: 血液の粘性により流量が変化する。

4: 吸引に使用する場合はチューブを完全圧閉にする。

5: チューブの圧閉度が弱いと流量が低下する。

国試第34回午前:第72問

人工心肺を用いた体外循環中に血中カリウム濃度の上昇につながるのはどれか。

a: 赤血球液充填

b: カルシウム投与

c: インスリン投与

d: フロセミド投与

e: 代謝性アシドーシス

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午後:第54問

人工心肺終了時に血液凝固能を正常化する適切な医薬品はどれか。

1: マニトール

2: ヘパリン

3: 硫酸プロタミン

4: 重炭酸ナトリウム

5: グルコン酸カルシウム

国試第18回午後:第50問

人工心肺のカニューレについて誤っているのはどれか。(体外循環装置)

1: 血流に対する抵抗を小さくするためには小さな口径が望ましい。

2: 充填血液量を少なくするためには小さな口径が有利である。

3: 拍動流ポンプでは大きな口径のカニューレが必要である。

4: 送血カニューレが細すぎると先端部でキャビテーションを生じる可能性がある。

5: 送血カニューレが太すぎると動脈壁を損傷する。

国試第11回午後:第46問

人工呼吸からのウィーニングの適応として正しいのはどれか。

a: 感染の改善

b: 循環動態の安定

c: 代謝性アルカローシス

d: 意識レベルの低下

e: 頻呼吸

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午後:第50問

人工心肺施行中の生理学的変化として誤っているのはどれか。

1: 代謝性アシドーシス

2: α波の消失

3: 尿量の減少

4: 血糖値の上昇

5: 血小板数の増加

国試第34回午後:第65問

人工呼吸中のファイティングの原因として考えにくいのはどれか。

1: 不適切な換気パターン

2: 気道分泌物の貯留

3: 鎮静薬の投与不足

4: 血圧の低下

5: 咳嗽発作

国試第8回午後:第57問

人工呼吸中血液の酸素化が適切かどうかを判断する指標はどれか。

a: 動脈血酸素分圧

b: 動脈血酸素飽和度

c: 呼気終末二酸化炭素分圧

d: 動脈血二酸化炭素分圧

e: 一回換気量

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午前:第17問

局所の循環障害について正しい組合せはどれか。

a: 局所に流入する動脈血の著しい不足 虚 血

b: 局所における血漿成分のうっ滞 うっ血

c: 血球成分の血管外への流出 浮腫

d: 遊離異物による血管内腔の閉塞 血栓症

e: 動脈の閉塞による局所の壊死 梗塞

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第36回午後:第39問

動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)を低下させる手技はどれか。

1: 吸入気酸素濃度(FiO2)を増加させる。

2: 分時換気量を増加させる。

3: ポーズ(EIP)を付加する。

4: 呼気終末陽圧(PEEP)を付加する。

5: 呼吸回路の死腔を増加させる。