第11回国試午前75問の類似問題

国試第8回午前:第72問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 切開作用の原理はジュール・トムソン効果である。

b: 凝固には連続正弦波電流が適している。

c: 300kHz~5MHz程度の高周波電流が用いられる。

d: バイポーラ方式では対極板が不要である。

e: フローティング型は高周波分流に対して無効である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第31回午前:第53問

超音波吸引装置に関して適切なのはどれか。

1: 発振周波数:500kHz

2: 超音波振動子:電歪型

3: ストローク幅:10μm

4: 発振スイッチ:ハンドピースボタン

5: 洗浄液:滅菌精製水

国試第20回午前:第61問

超音波の性質として正しいのはどれか。(生体計測装置学)

1: 骨の固有音響インピーダンスは筋肉より小さい。

2: 脂訪中での音速は筋肉中より大きい。

3: 気体中での減衰は脂肪中より小さい。

4: 組織中での減衰は高周波ほど大きい。

5: 血球からの反射は骨からの反射より大きい。

国試第19回午前:第61問

診断用MRIについて正しいのはどれか。(生体計測装置学)

1: 生体への放射線防護対策が必要である.

2: 生体組織に含まれている窒素原子の分布を画像化している。

3: 磁気共鳴現象を起こすためにマイクロ波を照射する。

4: 血管撮影には造影剤を必要とする。

5: 静磁場を発生させるために超伝導磁石が用いられている。

国試第14回午後:第84問

超音波について正しいのはどれか。

a: 空気を含む組織をよく通過する。

b: 血流方向に散乱されると周波数が変化する。

c: 生体組織での減衰定数は周波数にほぼ比例する。

d: キャビテーションによる生体組織の損傷はない。

e: 超音波検査は胎児の診断に用いない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午後:第66問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 切開の原理はジュール・トンプソン効果である。

b: 切開には連続正弦波の高周波電流が用いられる。

c: 凝固にはバースト波が用いられる。

d: 患者にマクロショックを起こす危険性はない。

e: 植込みペースメーカ使用の患者にはミクロショックを起こす危険性はない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午前:第31問

超音波画像計測について正しいのはどれか。

a: 脂肪より肝臓の方が音響インピーダンスが大きい。

b: 高い周波数を用いることで深部臓器の観察が可能になる。

c: A モードでは断層像が得られる。

d: 連続波ドプラ計測では血流の速度分布が得られる。

e: 造影剤としてマイクロバブルが用いられている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第67問

電気メスについて誤っているのはどれか。

a: 生体側に電流によるジュール熱を発生させる。

b: 切開にはバースト波が用いられる。

c: 凝固には連続正弦波が用いられる。

d: 十分な大きさの対極板を身体に密着させ、対極板コードに断線のないことを確認する。

e: 対極板回路の高周波抵抗が増大すると熱傷事故の危険がある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午前:第33問

治療機器と主作用との組合せで誤っているのはどれか。(医用治療機器学)    

a: 電気メス 誘電熱

b: マイクロ波手術装置 ジュール熱

c: CO2レーザメス 電離

d: レーザ結石破砕 衝撃波

e: 超音波ネブライザ 振動

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午前:第34問

マイクロ波メスについて正しいのはどれか。

a: 2.45 GHz の周波数が使用される。

b: 対極板は不要である。

c: 出力エネルギーは組織の水分に吸収される。

d: 組織の比誘電率が大きいほど波長が長くなる。

e: 組織の凝固範囲は電極の形状で変化しない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午前:第65問

装置と問題点との組合せで誤っているのはどれか。(医用治療機器学)

1: 超音波凝固切開装置 キャビテーション

2: 電気メス 電磁障害

3: 人工呼吸器 圧損傷

4: 心臓ペースメーカ 熱 傷

5: 高気圧治療装置 減圧症

国試第18回午前:第59問

超音波計測について誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1: 超音波の屈折は音速の異なる生体組織の境界で生じる。

2: 超音波の反射は音響インピーダンスの異なる生体組織の境界で生じる。

3: 生体組織による超音波の減衰は周波数が高くなるほど大きい。

4: 筋肉での超音波の減衰は水と同程度である。

5: 筋肉での音速は水と同程度である。

ME2第30回午後:第5問

超音波探触子(プローブ)について誤っているのはどれか。

1: 圧電素子に高い電圧を加えるほどより高い周波数が生じる。

2: 球面波は点音源から送波される。

3: 音響レンズは生体に最も近い側に置かれる。

4: パルス幅が長くなると距離分解能は低下する。

5: 機械スキャン方式は可変フォーカスの動作が難しい。

国試第27回午前:第86問

周波数が1 MHz 程度の超音波を照射したとき、吸収係数が最も大きい組織はどれか。

1: 脂 肪

2: 筋 肉

3: 脳

4: 骨

5: 血 液

国試第5回午後:第59問

適切でない組合せはどれか。

a: 人工ペースメーカ・・・・・・・高周波電流

b: 電気メス・・・・・・・・・・・・・・・低周波電流

c: レーザメス・・・・・・・・・・・・・光

d: 冷凍手術器・・・・・・・・・・・・熱

e: ネブライザ・・・・・・・・・・・・・超音波

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午前:第85問

生体の電気特性について誤っているのはどれか。 

1: 誘電率は周波数の上昇とともに低下する。 

2: 骨格筋は脂肪組織よりも異方性が大きい。 

3: 細胞膜は1μF/cm2程度の静電容量をもつ。 

4: α分散はイオンの集散に起因する。 

5: β分散は約20GHzで生じる。 

国試第6回午前:第67問

生体の超音波特性について誤っているのはどれか。

a: 心筋の減衰定数は肺より大きい。

b: 減衰定数は周波数に反比例する。

c: 音響インピーダンスは媒質の密度と音速の積で表される。

d: 横波より縦波の方が重要である。

e: 超音波エネルギーはハイパーサーミアに利用される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午前:第44問

生体組織や細胞の電気的特性について誤っているのはどれか。

1: 低周波での導電率は高周波での導電率より高い。

2: 血液の導電率は骨格筋の導電率より高い。

3: 低周波での誘電率は高周波での誘電率より高い。

4: 肝臓の誘電率は骨の誘電率より高い。

5: 細胞内液の導電率は細胞膜の導電率より高い。

国試第21回午前:第61問

超音波画像診断について誤っているのはどれか。

a: Bモード画像は反射波の強さを画像化する。

b: 経皮的な心臓の検査には35MHzの超音波が使用される。

c: 距離分解能は振動子の数に比例している。

d: 振動子は送受信兼用である。

e: カラードプラ法では自己相関法が用いられる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午前:第59問

超音波診断について正しいのはどれか。

a: 肺表面では超音波の大部分が反射される。

b: 超音波造影剤は血液との音響インピーダンスの差によって造影効果を得る。

c: 胎児診断には禁忌である。

d: 音響インピーダンスは骨より筋肉の方が大きい。

e: 周波数が高いほど生体内での減衰が大きい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e