人体の構造及び機能の過去問


ME2第37回午前:第3問

気管・気管支について正しいのはどれか。

1: 気管は食道の前方にある。

2: 気管異物は右気管支より左気管支に入りやすい。

3: 気管の壁には全周に気管軟骨が存在する。

4: 左右の主気管支の長さは同じである。

5: 気管支は副交感神経刺激で拡張する。

ME2第37回午前:第2問

体表から触知できない動脈はどれか。

1: 橈骨動脈

2: 上腕動脈

3: 大腿動脈

4: 足背動脈

5: 腕頭動脈

ME2第36回午前:第13問

骨について誤っているのはどれか。

1: 骨芽細胞は骨の吸収を行う。

2: 副甲状腺ホルモンによって骨の吸収が促進される。

3: 骨端付近で骨の長軸方向の成長が起こる。

4: 骨折の治癒過程で仮骨が形成される。

5: 形態面での性差が最も著しいのは骨盤である。

ME2第36回午前:第11問

ホルモンとその異常症の組合せで誤っているのはどれか。

1: 副甲状腺ホルモン -- テタニー

2: 甲状腺ホルモン -- 橋本病

3: 糖質コルチコイド -- 尿崩症

4: プロラクチン -- 乳汁漏出症

5: インスリン -- 糖尿病

ME2第36回午前:第9問

排尿の反射中枢はどこにあるか。

1: 大 脳

2: 小 脳

3: 延 髄

4: 胸 髄

5: 仙 髄

ME2第36回午前:第7問

肝臓の働きで誤っているのはどれか。

1: アルコールを分解する。

2: アルブミンを合成する。

3: コレステロールを合成する。

4: エリスロポエチンを分泌する。

5: グリコーゲンを貯蔵する。

ME2第36回午前:第6問

細胞内濃度が細胞外より高いイオンはどれか。

1: Na+

2: K+

3: Ca2+

4: Cl-

5: HCO3-

ME2第36回午前:第5問

体温調節中枢があるのはどれか。

1: 大 脳

2: 中 脳

3: 視床下部

4: 橋

5: 延 髄

ME2第36回午前:第3問

筋について誤っているのはどれか。

1: 平滑筋は不随意筋である。

2: 筋原線維中にはアクチンとミオシンが含まれる。

3: 筋収縮にはATPが使われる。

4: 筋収縮に伴って熱が産生される。

5: 活動電位は筋が弛緩しているときにみられる。

ME2第36回午前:第1問

静脈血が流れている血管はどれか。

1: 肺動脈

2: 冠動脈

3: 腕頭動脈

4: 鎖骨下動脈

5: 上行大動脈

ME2第35回午前:第19問

成人と比較した小児の特徴で正しいのはどれか。

1: 体重あたりの水分量が多い。

2: 呼吸数が少ない。

3: 体温が低い。

4: 心拍数が少ない。

5: 体表面積における頭部の占める割合が小さい。

ME2第35回午前:第14問

誤っているのはどれか。

1: 橈骨と尺骨は前腕の骨である。

2: 頸椎は7個からなる。

3: 脛骨と腓骨は下腿の骨である。

4: 肋骨は10対ある。

5: 寛骨は腸骨と坐骨と恥骨からなる。

ME2第35回午前:第13問

誤っているのはどれか。

1: 筋はアクチンがミオシンの間に滑り込んで収縮する。

2: 筋収縮のエネルギーはATPの分解により得られる。

3: 骨格筋収縮にはカルシウムイオンが必要である。

4: 神経終末からのアセチルコリン放出が筋収縮を誘発する。

5: 骨格筋収縮の結果、グリコーゲンが蓄積される。

ME2第35回午前:第12問

エネルギー代謝について正しいのはどれか。

1: 睡眠時のエネルギー消費量を基礎代謝量という。

2: 基礎代謝量は甲状腺機能亢進症で減少する。

3: 基礎代謝量は気温が低いときに高くなる。

4: 単位重量当たりの生理的燃焼値は、脂質よりタンパク質のほうが大きい。

5: 栄養素から体組織を合成する過程を異化作用という。

ME2第35回午前:第10問

ホルモンと疾病の組合せで誤っているのはどれか。

1: アルドステロン -- 高血圧症

2: バソプレシン -- 乳汁漏出症

3: グルココルチコイド -- クッシング症候群

4: インスリン -- 糖尿病

5: 甲状腺ホルモン -- バセドウ病

ME2第35回午前:第8問

腎臓の糸球体で濾過された原尿のおよそ何%が再吸収されるか。

1: 99

2: 90

3: 80

4: 70

5: 60

ME2第35回午前:第7問

尿細管でほとんど再吸収されない物質はどれか。

1: ブドウ糖

2: 水

3: クレアチニン

4: アミノ酸

5: ナトリウムイオン

ME2第35回午前:第6問

タンパク質の分解産物はどれか。

1: 脂肪酸

2: アミノ酸

3: グリセリン

4: グルコース

5: ガラクトース

ME2第35回午前:第5問

誤っているのはどれか。

1: 気管分岐部での左右主気管支の分岐角度は異なる。

2: 気管から終末細気管支までは線毛がある。

3: 左肺は上葉、中葉、下葉に分かれている。

4: 肺静脈には動脈血が流れている。

5: 肺表面活性物質は肺胞上皮細胞から分泌される。

ME2第35回午前:第1問

誤っているのはどれか。

1: 心臓の壁をつくる筋肉は横紋筋である。

2: 心房・心室のうち、最も筋層が厚いのは左心室である。

3: 僧帽弁は左房室弁である。

4: 右冠動脈は主に前壁に分布している。

5: 心臓の重さは成人で約250~300gである。