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人体の構造及び機能の過去問

国試第24回午前:第6問

細胞の電気活動で正しいのはどれか。(医学概論)

a:静止状態では細胞外に対して細胞内の電位が高い。
b:静止膜電位の発生には主にCl-が関与する。
c:細胞内外の電位差が減少することを脱分極という。
d:活動電位の脱分極相にはNa+が関与する。
e:細胞が電気的興奮を生じる最低の刺激を不応期という。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午後:第88問

生体の熱産生から放散に至るまでの過程に直接関係ないのはどれか。

1:発 汗
2:血 流
3:代 謝
4:筋活動
5:能動輸送

国試第20回午前:第39問

血小板について正しいのはどれか。(血液学)

a:巨核球から産生される。
b:有核である。
c:大きさは8~10μmである。
d:寿命は約10日である。
e:血中の数は10~40万/μlである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午前:第34問

腎臓について誤っているのはどれか。(腎臓・泌尿器学)

1:糸球体濾過は血管壁内外の圧差によって行われる。
2:原尿に含まれる水の約99%は再吸収される。
3:ヘンレ係蹄では浸透圧勾配が形成させる。
4:アルドステロンの作用によってNa+が排泄される。
5:抗利尿ホルモンの作用によって水が再吸収される。

国試第20回午前:第28問

内分泌腺と分泌されるホルモンとの組み合わせで正しいのはどれか。(代謝・内分泌学)

a:下垂体前葉 ソマトスタチン
b:下垂体後葉 オキシトシン
c:甲状腺 サイロキシン
d:副腎皮質 アンドロゲン
e:副腎髄質 エストロゲン
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午前:第19問

誤っているのはどれか。(人の構造及び機能)

1:体液は成人体重の60%を占める。
2:細胞外水分量は体液の60%を占める。
3:静脈圧の上昇によって浮腫が生じる。
4:血漿膠質浸透圧の低下によって浮腫が生じる。
5:リンパ管の閉塞によって浮腫が生じる。

国試第20回午前:第18問

液性免疫の説明はどれか。(臨床免疫学)

1:活性化したB細胞が形質細胞に分化して抗体を産生する。
2:肥満細胞がヒスタミンを放出し炎症を引き起こす。
3:血流中に放出されたホルモンが組織の抵抗力を上昇させる。
4:細胞傷害性(キラー)T細胞が感染した細胞を破壊する。
5:好中球が体内に侵入した微生物を貪食する。

国試第20回午前:第17問

下垂体の内分泌機能を調節する中枢がある部位はどれか。(人の構造及び機能)

1:大脳皮質
2:視床下部
3:小脳
4:中 脳
5:延 髄

ME2第29回午前:第18問

体温およびその調節について誤っているのはどれか。

1:体温調節中枢は視床下部にある。
2:体温調節のための産熱は主に骨格筋や肝臓でおこる。
3:高体温が持続すると、脱水などにより循環不全を生じやすい。
4:老人では青年期成人より体温が外気温の影響を受けにくい。
5:皮膚表面からの輻射による放熱は、正座位より立位のほうが大きい。

ME2第29回午前:第19問

エネルギ一代謝について正しいのはどれか。

1:安静座位で覚醒中のエネルギー消費量を基礎代謝量とよぶ。
2:食事摂取により代謝量は減少する。
3:体表面積当たりの基礎代謝量は1~3歳で最高値を示す。
4:甲状腺機能亢進症では基礎代謝量が減少する。
5:成人の基礎代謝量は約500kcal/日(2100kJ/日)である。

国試第20回午前:第16問

健常人でも尿中に常時排泄されているのはどれか。(人の構造及び機能)

1:K+
2:赤血球
3:アミノ酸
4:グルコース
5:グロブリン

国試第20回午前:第15問

血管外に遊走したマクロフアージになるのはどれか。(人の構造と機能)

1:好中球
2:好酸球
3:奸塩基球
4:リンパ球
5:単 球

国試第20回午前:第12問

平滑筋によって行われる運動はどれか。(人体の機能と構造)

a:胃の嬬動
b:膀胱の収縮
c:手指の屈曲
d:呼 吸
e:心臓の拍動
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午前:第14問

循環系について正しいのはどれか。(人体の機能と構造)

a:末梢の動脈間にみられる吻合枝を終動脈という。
b:心臓から拍出された血液が末梢に到達して脈拍として触れる。
c:2つの毛細血管網の間に位置する動脈を門脈という。
d:頚動脈洞には血圧を感知する圧受容器が備わっている。
e:血管の平滑筋には交感神経が分布している。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午前:第13問

脈圧を増大させるのはどれか。(人体の機能と構造)

1:心拍数増加
2:静脈灌流量減少
3:1回心拍出量増加
4:心筋収縮性低下
5:動脈壁コンプライアンス増加

ME2第29回午前:第11問

心拍数70回/分、1回拍出量60mlとすると、心臓から1日に拍出される血液の量はおよそ何lか。

1:600
2:1000
3:6000
4:10000
5:60000

ME2第29回午前:第12問

心拍出量、平均血圧、総末梢血管抵抗の関係で正しいのはどれか。

1:平均血圧 = 心拍出量 × 総末梢血管抵抗
2:心拍出量 = 平均血圧× 総末梢血管抵抗
3:総末梢血管抵抗 = 平均血圧× 心拍出量
4:平均血圧 = 総末梢血管抵抗 / 心拍出量
5:心拍出量 = 総末梢血管抵抗 / 平均血圧

ME2第29回午前:第8問

血漿中のpHを求めるヘンダーソン・ハッセルバルヒ(Henderson-Hasselbalch)の式に含まれるのはどれか。

1:Cl-
2:Paco2
3:Pao2
4:K+
5:H+

国試第20回午前:第11問

細胞の電気活動について正しいのはどれか。(人体の機能と構造)

a:静止状態では細胞外に対し細胞内は正に帯電している。
b:静止膜電位の発生には主にCl-が関与する。
c:活動電位の発生には主にNa+が関与する。
d:細胞内外の電位差が減少することを脱分極という。
e:細胞が電気的興奮を生じる最低の刺激を不応期という。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第29回午前:第9問

成人の呼吸について基準範囲内の値はどれか。

1:胸腔内圧は+10cmH2Oである。
2:残気量は2000mlである。
3:1回換気量は1000mlである。
4:最大吸気圧は-20cmH2Oである。
5:肺活量は3000mlである。