臨床医学総論の過去問


国試第33回午後:第13問

拡張期心雑音が聴取されるのはどれか。

a: 僧帽弁閉鎖不全症

b: 僧帽弁狭窄症

c: 大動脈弁閉鎖不全症

d: 大動脈弁狭窄症

e: 三尖弁閉鎖不全症

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第33回午後:第10問

肺サルコイドーシスについて正しいのはどれか。

a: 高カリウム血症がみられることが多い。

b: 血清アンギオテンシン変換酵素が低下することが多い。

c: 胸部単純 X 線写真の両側肺門リンパ節腫脹が特徴的所見である。

d: 組織生検にて非乾酪性類上皮細胞肉芽腫がみられる。

e: 自然治癒は稀である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第33回午前:第38問

ESWL の適応でない尿路結石はどれか。

a: 上部尿管結石

b: 中部尿管結石

c: 下部尿管結石

d: 膀胱結石

e: 尿道結石

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午前:第25問

Ⅰ型アレルギー(即時型アレルギー)に分類される疾患はどれか。

1: バセドウ病

2: 気管支喘息

3: 接触性皮膚炎

4: 自己免疫性溶血性貧血

5: 全身性エリテマトーデス

国試第33回午前:第23問

微生物の感染経路で正しい組合せはどれか。

a: 結核菌           空気感染

b: 緑膿菌           接触感染

c: 梅毒トレポネーマ      飛沫感染

d: リケッチア         空気感染

e: C 型肝炎ウイルス

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午前:第22問

脳死判定基準に含まれるのはどれか。

a: 瞳孔縮小

b: 脳波徐波化

c: 深昏睡

d: 脳幹反射消失

e: 自発呼吸消失

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午前:第20問

麻酔器呼吸回路の脱離を最も早く検知するのはどれか。

1: カプノメータ

2: 食道温モニタ

3: 心電図モニタ

4: 観血式動脈圧モニタ

5: パルスオキシメータ

国試第33回午前:第19問

正しい組合せはどれか。

a: 虫垂炎         McBurney 圧痛点

b: 食道癌         ヒトパピローマウイルス

c: クローン病       ヘリコバクターピロリ

d: 逆流性食道炎      経口血糖降下薬

e: 慢性膵炎        膵臓の石灰化

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第33回午前:第17問

真菌感染症はどれか。

a: マイコプラズマ肺炎

b: トラコーマ

c: 口腔カンジダ症

d: クリプトコッカス脳脊髄炎

e: 肺アスペルギルス症

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午前:第15問

心筋(cid:20279)塞の急性期合併症はどれか。

a: 完全房室ブロック

b: 心室中隔穿孔

c: 弁輪部膿瘍

d: 冠動脈?

e: 心室細動

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午前:第14問

カテーテルアブレーションの適応となるのはどれか。

a: 心房細動

b: 心室頻拍

c: WPW 症候群

d: QT 延長症候群

e: Adams-Stokes 発作

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午前:第13問

急性肺動脈血栓塞栓症について誤っているのはどれか。

1: 長期臥床が誘因となる。

2: 表在静脈瘤内の血栓が剥離して発症する。

3: Dダイマーの測定が診断に有用である。

4: 胸部造影 CT 撮影が診断に有用である。

5: 治療には抗凝固療法を行う。

国試第33回午前:第12問

肺結核について正しいのはどれか。

a: 肺の下部に好発する。

b: 罹患率は近年減少に転じた。

c: 核酸増幅法(PCR を含む)による診断が有用である。

d: ストレプトマイシンの副作用には聴力障害がある。

e: 内服治療期間は 1 ヶ月である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第33回午前:第11問

慢性閉塞性肺疾患(COPD)の画像所見で正しいのはどれか。

a: 肺の過膨張所見

b: 横隔膜の平低化

c: 心陰影の拡大

d: 胸骨後腔の縮小

e: 肺血管陰影の増強

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第33回午前:第10問

創傷治癒について、二次治癒と比較した一次治癒の特徴はどれか。

1: 組織修復は速やかである。

2: 開放創のままで治癒する。

3: 瘢痕組織を形成する。

4: 肉芽組織が多い。

5: 汚染の激しい感染創でみられる。

国試第33回午前:第2問

高度管理医療機器に該当しないのはどれか。

1: ペースメーカ

2: 冠動脈ステント

3: 血液ガス分析装置

4: 粒子線治療装置

5: 中心静脈カテーテル

ME2第40回午後:第49問

麻酔器の点検結果として正常なのはどれか。

1: 配管端末にて酸素と亜酸化窒素(笑気)の供給圧は同圧であった。

2: 酸素流量をゼロにしたら亜酸化窒素(笑気)の流量もゼロになった。

3: 酸素フラッシュの流量が毎分10Lであった。

4: 酸素濃度計を大気で校正したら指示値が30%であった。

5: 酸素の補助ボンベ内圧が0.5MPaであった。

ME2第40回午後:第40問

高圧蒸気滅菌でチャンバ(釜)内を真空にする目的はどれか。

1: チャンバ内温度を上昇させる。

2: チャンバの気密性を確認する。

3: 嫌気性菌を死滅させる。

4: 蒸気の浸透を良くする。

5: 沸点を下げる。

ME2第40回午前:第60問

消毒の説明として適切なのはどれか。

1: あらゆる形態の微生物を完全に排除または死滅させること。

2: すべての病原細菌とその芽胞を死滅させること。

3: 対象とする病原微生物の感染力を除去すること。

4: 微生物や非生物粒子を空気あるいは液体中より除去すること。

5: 微生物による汚染レベルを当初より低くすること。

ME2第40回午前:第49問

肺コンプライアンスの測定値が低下する原因として誤っているのはどれか。

1: 肺が圧迫されている。

2: 肺胞内に液体が多い。

3: 呼吸筋の筋力が低下している。

4: 肺組織が硬くなっている。

5: 気道が塞がっている。