臨床医学総論の過去問


国試第10回午前:第33問

正しいのはどれか。

a: A型肝炎は慢性肝炎の原因となる。

b: B型肝炎は血液を介して感染する。

c: C型肝炎は慢性化しやすい。

d: 我が国の肝細胞癌の大多数はC型もしくはB型肝炎を合併している。

e: 成人の急性B型肝炎の過半数は慢性化する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第32問

食道癌について正しいのはどれか。

a: 高齢者に多い。

b: 男性に多い。

c: 喫煙との関連性が高い。

d: 自覚症状が早期から現れる。

e: 進行癌でも予後はよい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第30問

正しいのはどれか。

a: 特発性血小板減少性紫斑病では骨髄中の巨核球数が減少する。

b: 血小板無力症では血小板の凝集能に異常を認める。

c: 血友病Aでは凝固時間が延長する。

d: 播種性血管内凝固症侯群(DIC)では二次線溶が亢進する。

e: 肝障害が高度になってもビタミンK依存性凝固因子は正常である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第29問

正しいのはどれか。

a: 貧血では血液比重は低くなる。

b: 多発性骨髄腫では赤血球沈降速度は亢進する。

c: 非白血性白血病の血液中には白血病細胞は認められない。

d: 慢性骨髄性白血病では血小板数が減少する。

e: 悪性貧血は自己免疫性疾患の一つである。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第28問

糖尿病の晩期(慢性期)合併症はどれか。

a: 網膜症

b: 乳酸アシドーシス

c: 非ケトン性高浸透圧性昏睡

d: 末梢神経障害

e: 腎症

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第27問

出血傾向を示すのはどれか。

a: ビタミンA欠乏症

b: ビタミンB12欠乏症

c: ビタミンD欠乏症

d: ビタミンC欠乏症

e: ビタミンK欠乏症

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第26問

動脈硬化の危険因子とされているのはどれか。

a: コーヒー

b: 喫煙

c: 高コレステロール血症

d: 肥満

e: 低塩食

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第24問

糸球体機能検査はどれか。

1: 尿中カリウム排泄量

2: 濃縮試験

3: クレアチニンクリアランス

4: 尿pH

5: 尿浸透圧

国試第10回午前:第23問

慢性腎不全の原因として多いのはどれか。

a: 本態性高血圧症

b: 結核

c: 慢性腎盂腎炎

d: 慢性糸球体腎炎

e: 糖尿病

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第21問

動脈に狭窄性病変を来すのはどれか。

a: 動脈管開存症

b: 動脈硬化症

c: 大動脈炎症侯群

d: 動脈血栓症

e: 動静脈瘻

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第15問

動脈硬化症で正しいのはどれか。

a: 大動脈は好発部位の一つである。

b: 動脈内面には隆起病変が一様に広がる。

c: 病変は動脈中膜に最も顕著に表れる。

d: 病変部の内部にはコレステロールが沈着している。

e: 古い病変ではカルシウムの沈着がみられる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第14問

肺疾患について正しいのはどれか。

a: 閉塞性肺疾患では1秒率が著しく低下する。

b: 慢性気管支炎では気管支粘膜に炎症がみられる。

c: 肺気腫では肺胞の構造が維持されている。

d: 珪肺では弾性線維の異常増殖像がみられる。

e: 粟粒結核では結核結節が多数散在するエックス線像がみられる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第45問

出血傾向をきたす疾患とその原因の組合せで正しいのはどれか。

a: 特発性血小板減少性紫斑病 ――- 血小板産生の減少

b: 急性骨髄性白血病 ――――---- 血小板消費の亢進

c: 多発性骨髄腫 ――――――---- M蛋白の増加

d: 播種性血管内凝固症侯群(DIC) ――――凝固因子と血小板の消費亢進

e: 重症肝障害 ――――――----- 凝固因子の産生障害

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第44問

鉄欠乏性貧血について誤っているのはどれか。

a: 思春期に好発する。

b: 小血球性貧血である。

c: 低色素性貧血である。

d: 血清フェリチン値は正常である。

e: 骨髄では網状赤血球が増加している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午前:第43問

機械的腸閉塞の原因とならないのはどれか。

1: 嵌頓へルニア

2: S状結腸絞扼

3: 腸管癒着

4: 腸重積

5: 大腸憩室

国試第9回午前:第42問

急性腹症のうち緊急手術の適応でないのはどれか。

1: 絞扼性イレウス

2: 急性ポルフィリン症

3: 十二指腸潰瘍穿孔

4: へルニア嵌頓

5: 子宮外妊娠破裂

国試第9回午前:第41問

腎病変を続発する疾患として誤っているのはどれか。

a: へノッホ・シェーンライン(Henoch-Schonlein)紫斑病

b: バセドー病

c: 動脈管開存症

d: 骨髄腫

e: 膠原病

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午前:第40問

成人の尿について誤っているのはどれか。

a: 尿量が3000ml/日以上なら多尿である。

b: 尿量が400 ml/日以下なら乏尿である。

c: 等張尿では尿比重が1.025である。

d: 血尿とは尿中にヘモグロビンの認められるものをいう。

e: 健常人の尿中蛋白量は150 ml/日以下である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午前:第39問

腎移植について正しいのはどれか。

1: ABO血液型不適合は絶対的禁忌である。

2: 脳腫瘍患者からの提供死体腎は移植の適応とならない。

3: HLAの適合度のうちA抗原適合度が移植成績と最もよく相関する。

4: 超急性拒絶反応には免疫抑制剤の大量投与療法が有効である。

5: 急性拒絶反応の主な病態は細胞性免疫反応である。

国試第9回午前:第38問

急性腎不全の原因について正しいのはどれか。

a: 心筋梗塞

b: 低カルシウム血症

c: 副腎皮質ステロイド薬の投与

d: 敗血症

e: 後腹膜線維症

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e