臨床医学総論の過去問


国試第12回午前:第25問

左→右シャントの原因となる心疾患はどれか。

a: 動脈管開存症

b: 心房中隔欠損症

c: 大動脈弁狭窄症

d: 肺動脈弁狭窄症

e: 僧帽弁閉鎖不全症

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午前:第24問

生活習慣病に合まれないのはどれか。

1: 糖尿病

2: 脳梗塞

3: 高血圧症

4: 心筋梗塞

5: 白血病

国試第12回午前:第23問

急性心筋梗塞について正しいのはどれか。

a: 約半数は不安定狭心症からの移行である。

b: 典型的な胸痛は激烈な疼痛として表現される。

c: 不整脈は80~90%に認められる。

d: 梗塞範囲が狭いときは心原性ショックを起こす。

e: 心破裂は急性心筋梗塞では起きない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第22問

呼吸不全について正しいのはどれか。

a: 空気呼吸下で動脈血酸素分圧(PaO2)60mmHg以下である。

b: 高二酸化炭素血症を伴う低酸素血症は換気障害による。

c: 高二酸化炭素血症を伴わない低酸素血症は拡散障害による。

d: 呼吸不全は肺に基礎疾患がなければ起こらない。

e: シャント率が高い呼吸不全では酸素療法が有効である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第19問

関係の深い組合せはどれか。

a: 体位ドレナージ ―――――- 起坐呼吸

b: 自然気胸 ―――――――― 胸腺腫

c: 上大静脈症候群 ――――― 肺癌

d: 肺コンプライアンス ―――-- 肺の膨らみやすさ

e: 肺水腫 ――――――――― 呼吸不全

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第17問

血清アルブミン値の低下を示すのはどれか。

a: 肝硬変

b: 慢性関節リウマチ

c: 間質性肺炎

d: 心筋梗塞

e: ネフローゼ症候群

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午前:第16問

細菌感染によって起こるのはどれか。

a: 淋病

b: 腸チフス

c: クロイツフェルト・ヤコブ病

d: 風疹

e: 帯状庖疹

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午前:第15問

血液中に間接ビリルビンが直接ビリルビンより増加する病態はどれか。

a: 肝細胞の壊死

b: 抱合障害

c: 肝細胞への取り込み障害

d: 肝内胆汁うっ滞

e: 肝外胆汁うっ滞

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午前:第9問

栄養素とその欠乏症との組合せで正しいのはどれか。

a: カロチン ―――――――- 夜盲症

b: 葉酸 ――――――――― 貧血

c: ビタミンC ――――――-- 不妊症

d: ビタミンB12 ―――――--- 脚気

e: ビタミンD ――――――-- 骨軟化症

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午後:第41問

高炭酸ガス(CO2)血症の成因となるのはどれか。

a: 閉塞性換気障害

b: 肺血流量の増加

c: 低体温

d: 呼吸中枢の抑制

e: CO2産生量の増加

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午後:第38問

酸素運搬能の改善に効果があるのはどれか。

a: 肺内シャント率が3%から10%ヘ増加

b: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)が40mmHgから60mmHgへ増加

c: ヘモグロビンが7g/dlから12g/dlへ増加

d: 心拍出量が3l /minから4.5l / minへ増加

e: ヘモグロビンの酸素飽和度が85%から98%ヘ増加

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午前:第49問

MRSAとはどれか。

1: クラミジア

2: 腸管出血性大腸菌O-157

3: ブドウ球菌

4: 緑膿菌

5: 結核菌

国試第11回午前:第48問

血液透析器(ダイアライザ)の滅菌に用いられるのはどれか。

a: 高圧蒸気

b: クロールヘキシジン

c: 紫外線

d: ガンマ線

e: エチレンオキサイドガス(EOG)

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午前:第47問

誤っているのはどれか。

a: 湿熱滅菌の高圧蒸気温は約130°Cである。

b: 乾熱滅菌の高熱空気温は160~180°Cである。

c: ガス滅菌時の温度は40~55°Cである。

d: 放射線照射滅菌では加熱を併用する。

e: 紫外線照射滅菌では一方向より照射する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午前:第46問

消毒薬について誤っている組合せはどれか。

1: クロールヘキシジン ――――――---- 手術器具

2: ヨードホルム ―――――――――---- 皮膚

3: グルタールアルデヒド ―――--------- B型肝炎ウイルス

4: ホウ酸 ――――――――――――--- 眼

5: エチルアルコール ―――――------- 多孔質膜型人工肺

国試第11回午前:第45問

滅菌・消毒について正しいのはどれか。

a: 高圧蒸気滅菌は内視鏡の消毒に適している。

b: 電気機器にはガス滅菌を行う。

c: ガス滅菌後は十分なエアレーションが必要である。

d: クレゾール石けん液は結核菌に有効である。

e: グルタールアルデヒドはヒト免疫不全ウイルス(HIV)には無効である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午前:第42問

心肺蘇生法におけるABCについて誤っているのはどれか。

1: 一次救命処置でいうBとは人工呼吸である。

2: 心臓マッサージは柔かいベッド上で施行する。

3: マウスツーマウス人工呼吸が普及している。

4: 一人で行う場合、人工呼吸と心臓マッサージとの比は2:15である。

5: 蘇生中の1回換気量は成人で800~1200mlである。

国試第11回午前:第40問

麻酔薬について誤っているのはどれか。

1: 亜酸化窒素(笑気)の通常使用濃度は3%である。

2: セボフルランは揮発性麻酔薬である。

3: プロポフォールは静脈麻酔薬である。

4: スキサメトニウム(SCG)は筋弛緩薬である。

5: リドカインには抗不整脈作用がある。

国試第11回午前:第39問

麻酔薬について正しいのはどれか。

a: サイオペンタールは長時間作用性の静脈麻酔薬である。

b: ベクロニウムブロマイドは局所麻酔薬である。

c: フェンタニールは関心術の麻酔に使用されている。

d: ハロタンの副作用として肝障害がある。

e: イソフルランの体内代謝率は小さい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午前:第38問

糖尿病の合併症で正しいのはどれか。

a: 心筋梗塞

b: 網膜症

c: 皮下結節

d: 光線過敏症

e: 膀胱直腸障害

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e