第34回国試午前66問の類似問題

ME2第37回午後:第38問

麻酔器の始業点検で誤っているのはどれか。

1: 酸素フラッシュで2L/分流れることを確認した。

2: 酸素流量をゼロにすると亜酸化窒素が遮断されることを確認した。

3: 酸素濃度計が空気で21%になることを確認した。

4: テスト肺を外すと低圧アラームが作動することを確認した。

5: 捕助酸素ボンベの内圧が10kgf/cm2(981kPa)以上であることを確認した。

国試第16回午後:第42問

人工呼吸器の作動中に高圧アラームが鳴った。考えにくい原因はどれか。

1: 咳嗽反射の重積

2: 呼気回路の閉塞

3: 気管チューブの閉塞

4: PEEP弁の誤操作

5: 事故抜管

国試第17回午後:第55問

人工肺のガス交換性能を向上させるものとして誤っているのはどれか。

1: ガス透過抵抗の小さいガス交換膜を選ぶ。

2: 血液の流れを不均一にして攪拌効果を上げる。

3: 血液とガス側との分圧差を大きくする。

4: 膜を厚くする。

5: 膜面積を大きくする。

国試第2回午後:第31問

人工呼吸器のスィッチを入れたが全く作動しない。原因として考えられるのはどれか。

a: 耐圧管の脱落

b: 停電

c: 呼気弁の故障

d: 呼吸回路の狭窄

e: ヒューズ切れ

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午後:第67問

高気圧酸素治療について正しいのはどれか。

a: 圧力は1絶対気圧以下でもよい。

b: 血液中の溶解型酸素量の増加には限界がある。

c: ヘモグロビンと結合する酸素量の増加には限界がある。

d: 減圧は段階的に行う。

e: 第1種装置内へは眼底鏡を持ち込める。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午前:第71問

腹腔鏡下手術について正しいのはどれか。

1: 気腔用ガスとして酸素を使用する。

2: 深部静脈血栓症の予防として下肢のマッサージ器を使用する。

3: 使用する腹腔鏡は軟性鏡のみである。

4: 低侵襲手術なので全身麻酔は必要ない。

5: 腹腔鏡の滅菌にはオートクレーブを使用する。

国試第15回午後:第47問

遠心ポンプの特徴として正しいのはどれか。

a: 送血量は末梢血管抵抗の影響を受けて変化する。

b: 送血量は血液の粘性の影響を受けて変化する。

c: 空気を体内に送り込む危険性が少ない。

d: 回転数から正確に流量を算出できる。

e: 回転が停止しても逆流は生じない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午後:第41問

補助人工心臓の適応として正しいのはどれか。

a: 人工心肺からの離脱困難

b: 開心術後の重症低心拍出状態

c: 心臓移植までの一時的循環維持

d: 重症呼吸不全

e: 急性肝不全

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第26回午後:第68問

吸着型酸素濃縮器で誤っているのはどれか。

1: ゼオライトを用いて窒素を吸着する。

2: 加圧した空気を吸着筒内に送る。

3: 供給ガスは乾燥している。

4: 貯蔵タンクに蓄えてから供給する。

5: 100%の酸素を供給できる。

国試第18回午前:第43問

麻酔器について誤っているのはどれか。(麻酔・集中治療医学)

1: ボンベからガスを供給するときは0.65~0.75MPaに減圧する。

2: 酸素の流量計は一連の流量計のなかで向かって最右端に備える。

3: ソーダライム100g は大気圧・室温で15~20Lの二酸化炭素を吸収する。

4: 気化器をバイパスして大量の酸素を直接呼吸回路へ供給する機能がある。

5: 酸素の供給が止まると亜酸化窒素の供給も止まる。

国試第14回午後:第68問

高気圧酸素治療について正しいのはどれか。

a: 血液中の溶解型酸素の増量を目的とする。

b: 高気圧酸素環境下では多量の酸素が皮膚から浸透する。

c: 第2種装置内へはどのような医療機器も搬入できる。

d: 意識障害で耳管の開放ができない場合は鼓膜穿刺を施行する。

e: 治療終了後には必ず装置点検を行う。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午後:第28問

人工肺について正しいのはどれか。

a: 回転円盤型は現在最も多く使用されている。

b: 気泡型は血液と酸素との直接接触により酸素加を行う。

c: 膜型では薄い膜を介してガス交換が行われる。

d: 膜型では血球の破壊が発生しやすい。

e: 微小孔型透過膜はガス交換能が劣る。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第16回午後:第41問

正しいのはどれか。

a: 通常の人工呼吸ではI:E比は1:1ある。

b: IRVではI:E比を1:2にする。

c: IRVはコンプライアンスの低下症例に適応がある。

d: IRVはARDSに適応がある。

e: IRVは慢性肺気腫に適応がある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午前:第21問

呼吸不全について正しいのはどれか。

a: 酸素療法によっても動脈血酸素分圧(PaO2)は60mmHg以下を示す。

b: 大多数の患者は高血圧を合併する。

c: 常に呼吸困難を自覚している。

d: 動脈血酸素分圧(PaO2)および動脈血炭酸ガス分圧(PaCO2)の測定は診断上重要である。

e: 人工呼吸器の使用が必要になることがある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午後:第63問

死腔について正しいのはどれか。

a: 呼吸細気管支は解剖学的死腔である。

b: 人工鼻は死腔でない。

c: 肺血栓塞栓症では死腔が増加する。

d: 正常では生理学的死腔率(VD/VT)は約0.3である。

e: 呼吸パターンは死腔に影響しない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午後:第56問

人工呼吸器の呼吸回路の交換後最高気道内圧が交換前より異常に上昇した。考えられる原因はどれか。

a: 気管チューブのカフ漏れ

b: 加温加湿器の蓋の亀裂

c: 気管チューブの移動による片肺挿管

d: ファイティング

e: 呼吸回路の閉塞

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午前:第76問

臨床工学技士の業務として適切でないのはどれか。

a: 電気メスの対極板の患者への装着

b: 観血式動脈圧モニタ用の動脈針の穿刺

c: 除細動器購入時のベンチテスト

d: レーザーメスの出力エネルギー測定

e: 院内勉強会での人工呼吸器の取り扱い方法の講義

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午後:第66問

慢性呼吸不全の侵襲的人工呼吸開始基準として誤っているのはどれか。

1: 去痰不能

2: 奇異性呼吸

3: Pa02(空気呼吸下) ≦ 60 mmHg

4: 動脈血pH≦7.20

5: 呼吸数>40回/分

国試第22回午後:第67問

人工呼吸からのウィーニングの中断を判断する指標はどれか。

a: PaCO2が5mmHg減少した、

b: pHが0.3以上低下した。

c: 血圧が20mmHg以上上昇した。

d: 脈拍数が20回/分以上増加した。

e: 最大吸気圧が-35cmH2Oを示した。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午後:第51問

人工心肺を用いた開心術について正しいのはどれか。

a: 軽度~中等度の低体温も併用される。

b: 血液希釈法の限界はヘマトクリット値25%である。

c: 心停止液にはCa2+を用いる。

d: 心筋保護のために局所加温が行われる。

e: 回路に血液を全く充填しない方法が行われる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e