誤っているのはどれか。
1: 等電位面に沿って電荷を動かすのに必要な仕事は零である。
2: 導体を靜電界中におくと電荷はすべて導体の中心に集まる。
3: 導体中で磁束密度が時間的に変化すると、うず電流が導体中に流れる。
4: 鉄心に導線をn回巻きしたコイルの自己インダクタンスはnの2乗に比例する。
5: 光は電磁波の一種である。
生体組織の導電率の大きさの順で正しいのはどれか。
1: 骨 > 脂肪 > 筋肉 > 血液
2: 2. 骨 > 筋肉 > 脂肪 > 血液
3: 筋肉 > 血液 > 骨 > 脂肪
4: 血液 > 筋肉 > 脂肪 > 骨
5: 血液 > 脂肪 > 筋肉 > 骨
正しいのはどれか。
a: 生体電気信号の導出には単極誘導と双極誘導とがある。
b: 金属と電解質との接触面の静止電位は材質にかかわらず一定である。
c: 皮膚インピーダンスは抵抗と電気容量との直列回路で近似される。
d: ArAgCl電極は不分極電極として生体用電極に用いられる。
e: 電極接触インピーダンスは周波数依存性を示す。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
磁気について正しいのはどれか。
a: 円形コイルに電流を流すと、コイル面内ではコイル面に垂直な磁界が発生する。
b: 直線電流のそばでは、これと平行に磁界が発生する。
c: 一様磁界中に棒磁石を磁界に対して斜めに置くと、磁石は力を受けない。
d: 2本の平行導線に逆方向に電流が流れていると、両者の間に力は働かない。
e: 磁界中を磁界の向きに走行する電子は力を受けない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
真空中に1Cの電荷Aと-2Cの電荷Bとが距離1m離れて存在する。正しいのはどれか。
a: AはBに反発される向きに力を受ける。
b: BはAに引きつけられる向きに力を受ける。
c: Aの電荷量を2倍にすればBの受ける力は2倍になる。
d: A、B間の距離を10cmにするとAの受ける力は10倍になる。
e: Bの受ける力の方向とAが受ける力の方向は互いに垂直である。
電磁波でないのはどれか。
1: 電子線
2: 赤外線
3: 紫外線
4: エックス線
5: ガンマ線
a: 電荷結合素子(CCD)は電子内視鏡に用いられている。
b: 液晶は発光素子である。
c: 硫化カドミウム(CdS)素子は赤外線センサである。
d: 光電子増倍管はシンチレーションカウンタに用いられている。
e: ホトダイオードは光通信に用いられている。
シールド(遮蔽)について正しいのはどれか。
1: ある領域を導体で囲めば磁力線は外部にもれない。
2: 真空は電気力線を遮断する。
3: 超伝導体はシールド効果をもたない。
4: 誘電率が大きい材料は磁気をシールドするのに適している。
5: 良導体は電磁波をシールドするのに適している。
導体A、B、Cが図のように配置されている。導体Aに正電荷を付与するとき、正しいのはどれか。ただし、各導体間は絶縁されている。
a: 導体Cに静電誘導が生じる。
b: 導体C内に電界が生じる。
c: 導体Bの表面に負の電荷が誘起される。
d: 導体Cの電位が変化しても導体Bの電位は変化しない。
e: 導体Cを接地すると導体Bが静電シールドされる。
電気の生体に与える影響について正しいのはどれか。
a: 最少感知電流は離脱限界電流より小さい。
b: 生体に離脱限界以上の電流が流れると行動の自由を失う。
c: ミクロショック心室細動電流はマクロショック心室細動電流の1/100である。
d: 電流が流れても行動の自由は失われない。
e: 高周波電流は生体に熱作用をもたらす。
PET装置で正しいのはどれか。
a: 放射性同位元素の崩壊時に1個のガンマ線が出る。
b: コリメータでガンマ線を検出する。
c: 同時計数法を用いて断層像を得る。
d: 使用核種の半減期はSPECTより短い。
e: 空間分解能はエックス線CTより低い。
電磁波について誤っているのはどれか。
1: 波長は周波数に比例する。
2: 真空中の伝搬速度は光速である。
3: 赤色光は青色光より波長が長い。
4: 電界と磁界が相互に影響し合うので電磁波と呼ばれる。
5: 波長が短いほど直進性が強い。
シールドについて正しいのはどれか。
a: フェライトは磁気シールド材として用いられる。
b: 真空にすると電気力線は遮断される。
c: 磁力線を遮断するには誘電体が適している。
d: 同軸ケーブルは静電シールドの機能をもっている。
e: 電磁波をシールドするには導電率の大きな材料が適している。
a: His束心電図は標準四肢誘導で計測できる。
b: 心電計のアース線はできるだけ細いものがよい。
c: 心電図のR波の波高は通常100μV以下である。
d: 心電図を長時間記録するにはホルタ心電計が適している。
e: 心電図の波形の1周期は心臓の1回の拍動に対応している。
生体における放射線感受性を表す組織加重係数が最も大きいのはどれか。
1: 脳
2: 甲状腺
3: 結 腸
4: 皮 膚
5: 骨皮質
放射線の単位で正しいのはどれか。(生体物性材料工学)
a: 照射線量 C/kg
b: 放射線のエネルギー eV
c: 放射能の強さ Bq
d: 吸収線量 Sv
e: 線量当量 Gy
一様な電界に置かれた導体について正しいのはどれか。ただし、真空中とする。
a: 導体表面に電荷が現れる。
b: 導体内の電界の大きさは0となる。
c: 導体内の自由電子は電界の方向へ移動する。
d: 導体内では誘電分極が起こる。
e: 電界の方向は導体表面との接線方向となる。
生体に最も大きな影響をもたらすのはどれか。
1: X 線
2: α 線
3: β 線
4: γ 線
5: 陽子線
1: 太陽電池は発光素子の一種である。
2: フォト・トランジスタを用いて電気信号を光信号に変えることができる。
3: 半導体レーザは光の伝送素子の一種である。
4: 光ファイバは半導体レーザの一種である。
5: 光電子増倍管を用いて光信号を電気信号に変えることができる。
生体の電気的特性で誤っているのはどれか。
1: 活動電位の発生は生体の能動特性である。
2: 組織によっては異方性を示す。
3: 低周波では導電率が大きい。
4: 高周波では誘電率が小さい。
5: β分散は細胞膜と細胞質との構造に起因する。
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