全く帯電していない完全導体を一様な電界の中に置いた。正しいのはどれか。
a: 電気力線は導体を置く前と置いた後では異なる。
b: 導体の表面には電磁誘導によって負の電荷が現れる。
c: 導体表面の電位は一様ではない。
d: 導体の内部に静電誘導によって負の電荷が現れる。
e: 導体の電荷の総和は0に保たれる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
帯電している導体球が真空中におかれている。正しいのはどれか。ただし、導体には電流は流れておらず、すべての電荷が静止しているものとする。
1: 導体表面は等電位面である。
2: 導体内部には一様な電荷が存在する。
3: 導体内部には同心円状に電界が存在する。
4: 導体内部から放射状に電気力線が出入りする。
5: 導体球に帯電体を近づけると導体内部に電位差が生じる。
静電界中の導体について誤っているのはどれか。
a: 導体内部に電界が存在する。
b: 導体表面に電荷が存在する。
c: 電気力線は導体表面に垂直である。
d: 導体の表面は等電位面である。
e: 導体にうず電流が流れる。
導体A、B、Cが図のように配置されている。導体Aに正電荷を付与するとき、正しいのはどれか。ただし、各導体間は絶縁されている。
a: 導体Cに静電誘導が生じる。
b: 導体C内に電界が生じる。
c: 導体Bの表面に負の電荷が誘起される。
d: 導体Cの電位が変化しても導体Bの電位は変化しない。
e: 導体Cを接地すると導体Bが静電シールドされる。
図のように接地された導体殻Aの中空部分に球形導体Bが置かれている。正しいのはどれか。
1: Aの外側表面に正の電荷が存在する。
2: 帯電した別の導体をAの外側に近づけるとBに電荷が生じる。
3: Aの外側の電界が変化するとAの電位も変化する。
4: Aの内側表面から出る電気力線があれば外側表面からも電気力線が外へ向かって発生する。
5: Bに正電荷が与えられるとAの内側表面に負電荷が生じる。
誤っているのはどれか。
1: 等電位面に沿って電荷を動かすのに必要な仕事は零である。
2: 導体を靜電界中におくと電荷はすべて導体の中心に集まる。
3: 導体中で磁束密度が時間的に変化すると、うず電流が導体中に流れる。
4: 鉄心に導線をn回巻きしたコイルの自己インダクタンスはnの2乗に比例する。
5: 光は電磁波の一種である。
真空中に正電荷で帯電した半径rの球形導体がある。電界強度が最も大きい部分はどれか。
1: 導体の中心点
2: 導体の中心から0.5r離れた位置
3: 導体表面近傍で導体内の位置
4: 導体表面近傍で導体外の位置
5: 導体中心から2r離れた位置
正しいのはどれか。
a: 電荷に働く力はその場所の電界に比例する。
b: 電界とはその場所に置かれた電子の受ける力をいう。
c: 電界の単位はV/m2である。
d: 電気力線と等電位線は常に平行となる。
e: 1Cの電荷を移動させるのに1J必要であるとき、の電位差を1Vという。
a: 電荷に働く力はその場所の電界の2乗に比例する。
c: 電界の単位はV/mである。
d: 1Cの電荷を移動させるのに1Jのエネルギーが必要であるとき、その電位差を1Vという。
e: 電気力線は等電位面と常に平行である。
シールド(遮蔽)について正しいのはどれか。
1: ある領域を導体で囲めば磁力線は外部にもれない。
2: 真空は電気力線を遮断する。
3: 超伝導体はシールド効果をもたない。
4: 誘電率が大きい材料は磁気をシールドするのに適している。
5: 良導体は電磁波をシールドするのに適している。
磁界について正しいのはどれか。
1: 磁界中の電流が受ける力の方向は磁束密度の方向に一致する。
2: 直線電流のそばでは放射状の磁界が発生する。
3: 磁界中を磁界の方向に走行する電子は力を受けない。
4: 2本の平行導線に逆向きに電流が流れていると両者の間に力は働かない。
5: 磁石は静止した陽子を引きつける。
磁気について正しいのはどれか。
2: 直線電流の周囲では放射状の磁界が発生する。
図は、真空中に正電荷で帯電した半径rの導体球の断面である。図中の各点(*)において電界強度が最も大きい点はどれか。
1: A
2: B
3: C
4: D
5: E
1: 磁界中の電流が受ける力の大きさは電流に比例する。
2: 直線電流の付近では放射状の磁界が発生する。
3: 磁界中を磁界の方向と直角に走行する電子は力を受けない。
4: 2本の平行導線に同方向に電流が流れていると両者の間に力は働かない。
5: 直線電流に平行に置かれた棒磁石は力を受けない。
静電気について正しいのはどれか。
a: 液体では表面に帯電する。
b: 湿度が高いと帯電しにくい。
c: 接地は静電気除去の方法として有効である。
d: 帯電量は絶縁抵抗の小さい物体ほど大きい。
e: 異なる材質の不導体を摩擦すると両材質に同一符号の電荷が帯電する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
図のように誘電体を挟んだ平行平板導体に電圧を加えた。正しいのはどれか。
a: 平行導体板間の静電容量は100μFである。
b: 誘電体中に分極が生じる。
c: 誘電体を取り除くと静電容量は1/5になる。
d: 誘電体中の電界の強さは1000V/mである。
e: 誘電体を取り除いたときの電界の強さは500V/mである。
a: 生体電気信号の導出には単極誘導と双極誘導とがある。
b: 金属と電解質との接触面の静止電位は材質にかかわらず一定である。
c: 皮膚インピーダンスは抵抗と電気容量との直列回路で近似される。
d: ArAgCl電極は不分極電極として生体用電極に用いられる。
e: 電極接触インピーダンスは周波数依存性を示す。
a: 金属中を流れる電流は正負2種類の電荷で構成される。
b: 半導体の導電率は温度が高くなると増加する。
c: 半導体の導電率は含まれる不純物元素の種類や量に依存する。
d: 金属の導電率は温度が低くなると減少する。
e: 半導体の導電率は周波数とは無関係である。
半導体の性質として正しいのはどれか。
1: n型半導体の自由電子と正孔の数は等しい。
2: p型半導体の多数キャリアは自由電子である。
3: 真性半導体ではどんな温度でも自由電子が存在しない。
4: 真性半導体に自由電子を供給する不純物をアクセプタという。
5: 共有結合から自由電子が移動して空になった部分を正孔という。
1: ある領域を誘電体で囲めば、磁力線は内部に入り込まない。
2: 真空は磁力線を遮断する。
3: 透磁率が大きい材料は磁気をシールドするのに適している。
4: 超電導体は磁力線を無減衰で通過させる。
5: 抵抗率が大きい材料は電磁波をシールドするのに適している。
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