高(気)圧酸素療法の装置について誤っているのはどれか。
a: 第1種装置は患者1名だけを収容する小型タンクである。
b: 第1種装置は酸素で加圧することができる。
c: 第2種装置は患者とともに医療従事者も入ることができる大型タンクである。
d: 第2種装置は酸素で加圧することができる。
e: 第2種装置で監視できる生体情報は、我が国では心電図と脳波に限られる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
手術患者の肺血栓塞栓症の予防法はどれか。
a: 早期離床
b: 酸素療法
c: 抗血小板療法
d: 抗凝固療法
e: 弾性ストッキングの装着
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
医療ガスについて誤っているのはどれか。
1: 合成空気の成分は酸素と窒素である。
2: 医療ガス配管設備には吸引も含まれる。
3: ボンベ内の亜酸化窒素の残量はボンベ内圧から求める。
4: 酸素の比重は空気より大きい。
5: 窒素は外科用手術機器の動力源として用いられる。
第1種高気圧酸素治療装置でモニタしてよい生体情報はどれか。
a: 脳 波
b: 橈骨動脈血圧
c: SpO2
d: カプノグラム
e: 心電図
室温(20℃付近)、圧力15MPaで液化する医療ガスはどれか。
a: 窒 素
b: 二酸化炭素
c: 亜酸化窒素
d: 治療用空気
e: ヘリウム
動脈血低酸素血症に関与しない因子はどれか。
1: 肺動脈圧
2: 肺拡散能
3: シャント
4: 換気血流比
5: 肺胞換気量
カプノグラムは正常であるが、PETCO2の上昇が認められるのはどれか。(人工呼吸療法)
a: 低換気
b: 二酸化炭素気腹
c: 死腔減少
d: 肺梗塞
e: 食道挿管
低酸素血症を呈する病態はどれか。
a: 肺内シャント増加
b: 換気血流比不均等分布
c: 拡散障害
d: 貧血
e: 呼吸性アルカローシス
高度管理医療機器に該当しないのはどれか。
1: ペースメーカ
2: 冠動脈ステント
3: 血液ガス分析装置
4: 粒子線治療装置
5: 中心静脈カテーテル
人工肺を交換する要件として誤っているはどれか。
1: 酸素加能の低下
2: 血栓形成
3: 除泡能の低下
4: 熱交換器の過加熱
5: 酸素回路の破れ
大気圧プラス2気圧の高気圧酸素治療を行うとき、生体内の気泡について正しいのはどれか。
a: 気泡は体積も圧力も変わらない。
b: 気泡の体積は1/2になる。
c: 気泡の体積は1/3になる。
d: 気泡の圧力は3絶対気圧になる。
e: 気泡の圧力は2絶対気圧になる。
酸素テントについて正しいのはどれか。
1: 低酸素症(酸素欠乏状態)の予防と治療に用いられる。
2: 内部に収容された患者は、完全な密閉状態に置かれる。
3: 内部は、常に95%以上の酸素濃度を保つことができる。
4: 内部に火気(カイロ、ローソク等)を持ち込んでも危険はない。
5: 内部に送り込まれる酸素には、給湿(加湿)する必要はない。
人工呼吸患者の動脈血二酸化炭素分圧が60mmHgに上昇した場合、考えられる原因はどれか。
a: 換気回数が多い。
b: 換気量が少ない。
c: 呼吸回路の機械的死腔が大きい。
d: 吸気酸素濃度が高い。
e: PEEPレベルが低い。
NPPVが適応となる呼吸不能はどれか。
a: COPDの急性増悪
b: 心原性肺水腫
c: 胸郭形成術
d: 一酸化炭素中毒
e: 気 胸
透折中の空気誤入時の対処法で正しいのはどれか。
a: 酸素吸入を行う。
b: 透析液流量を下げる。
c: 抗凝固薬の量を増やす。
d: 血管拡張薬を投与する。
e: 頭を低くして左側臥位をとらせる。
2: 医療ガスには吸引も含まれる。
3: ボンベ内の亜酸化窒素(笑気)の残量はボンベ内圧から求める。
人工呼吸下でファイティングの原因にならないのはどれか。
a: 輸液
b: 低二酸化炭素血症
c: 分泌物貯留
d: 鎮静不十分
e: 低酸素血症
高気圧酸素治療について正しいのはどれか。
a: 第1種装置は1名の患者を収容する装置である。
b: 第1種装置3台を同時に操作する場合は2名以上の操作職員が必要である。
c: 治療開始後の患者監視は5~10分間隔で行う。
d: 治療装置内に持ち込み可能なものに湯タンポがある。
e: 治療開始後耳が痛くなる場合にはアメをなめることができる。
拘束性換気障害を呈する疾患はどれか。
1: 肺線維症
2: び慢性汎細気管支炎
3: 慢性気管支炎
4: 肺気腫
5: 気管支喘息
適切でない組合せはどれか。
1: 体血管抵抗・・・・・・・・・・・肺動脈圧
2: 心筋シンチグラム・・・・・・ラジオアイソトープ
3: 狭心症・・・・・・・・・・・・・・・心電図のST-T低下
4: 弁膜症・・・・・・・・・・・・・・・リウマチ性心疾患
5: 右→左シャント・・・・・・・・チアノーゼ
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