3絶対気圧で高気圧酸素治療を行ったとき、成人の動脈血で正しいのはどれか。
1: 溶解型酸素量が結合型酸素量よりも多くなる。
2: 酸素含量は大気圧下酸素呼吸の約3倍に増える。
3: 二酸化炭素分圧は3倍になる。
4: 酸素分圧は約2200 mmHg になる。
5: 結合型酸素量は約60vol%になる。
高気圧酸素治療で2気圧に加圧した場合の装置内の分圧について、正しいのはどれか。
a: 空気加圧の第1種治療装置では、酸素分圧は520mmHg
b: 酸素加圧の第1種治療装置では、酸素分圧は1,520mmHg
c: 空気加圧の第2種治療装置では、酸素分圧は319mmHg
d: 酸素加圧の第1種治療装置では、窒素分圧は0mmHg
e: 空気加圧の第2種治療装置では、窒素分圧は912mmHg
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
高気圧治療について正しいのはどれか。
a: 第2種装置では純酸素による加圧が行われる。
b: 全身状態が不安定な患者には第1種装置を使用する。
c: 血液の溶解酸素量は増加しない。
d: 耳抜きは外耳道と中耳道との圧力差をなくすために行う。
e: 減圧は毎分0.08MPa以下の速度で行う。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
高気圧酸素治療について正しいのはどれか。
a: 木綿製の治療衣に着替えさせる。
b: 臨床工学技士は一人で複数の装置を操作できる。
c: 空気加圧の装置であれば化学カイロを搬入できる。
d: 治療終了後に装置点検を毎回行う。
e: 減圧は毎分0.8kg/cm2(0.078MPa)以下の速度で行う。
高気圧酸素治療について誤っているのはどれか。
1: 血液の溶解酸素を増加する治療である。
2: 第1種装置は酸素で加圧することができる。
3: 減圧は毎分1.0kg / cm2以上の速度で行う。
4: 耳抜きは外耳道と中耳との圧力差をなくするために行う。
5: 第2種装置とは大型(多人数用)のものをいう。
3絶対気圧で高気圧酸素治療を行ったとき、健常成人の動脈血で正しいのはどれか。
1: 溶解型酸素量が結合型酸素量より多くなる。
3: 酸素含量は低下するが溶解型酸素量は増加する。
3: 加圧は毎分0.16~0.24MPa(約1.6~2.4kgf/cm2の速度で行う。
4: 耳抜きは外耳道と中耳との圧力差をなくすために行う。
大気圧下酸素治療と比較したときの 3 絶対気圧高気圧酸素治療の動脈血酸素について正しいのはどれか。ただし、健常肺でヘモグロビン濃度は正常とする。
1: 動脈血酸素分圧は変わらない。
2: 溶解型酸素量は変わらない。
3: 結合型酸素量は3倍に増加する。
4: 動脈血酸素含量は3倍に増加する。
5: 溶解型酸素量は結合型酸素量を上回ることはない。
高(気)圧酸素療法について正しいのはどれか。
a: 一酸化炭素中毒の治療として行われる。
b: 空気塞栓症の治療として行われる。
d: 治療に用いられる気圧は1気圧以下である。
e: 慢性の低酸素症は改善されない。
a: 圧力は1絶対気圧以下でもよい。
b: 血液中の溶解型酸素量の増加には限界がある。
c: ヘモグロビンと結合する酸素量の増加には限界がある。
d: 減圧は段階的に行う。
e: 第1種装置内へは眼底鏡を持ち込める。
大気圧下での空気呼吸による肺胞内ガス分圧はPO2=100mmHg、PCO2=40mmHg、PH2O=47mmHgである。2絶対気圧の高気圧酸素療法を行った場合、肺胞内酸素分圧を求める計算式で正しいのはどれか。(人工呼吸療法)
1: 760×2-40×2-47×2
2: 760×2-40×2-47
3: 760×2-40-47×2
4: 760×2-40-47
5: 760×2-40
1: 結合型酸素量は酸素分圧に比例して増大する。
2: 0 ATA、100%酸素における肺抱酸素分圧は 1.0 ATA の 1.7倍 となる。
3: 溶解型酸素量よりも結合型酸素量の増大による効果が大きい。
4: 2.8 ATA、100%酸素における溶解型酸素量は安静時分時酸素需要量を上回る。
5: 減圧症への有効性は示されていない。
2絶対気圧下で純酸素を吸入したときのおおよその肺胞気酸素分圧(PAO2)はどれか。(高気圧療法)
1: 100mmHg
2: 200mmHg
3: 760mmHg
4: 1500mmHg
5: 2000mmHg
高気圧治療装置について誤っているのはどれか。
1: 減圧時間は治療圧によらず一定である。
2: 2絶対気圧以上の治療圧を加えられる。
3: 多数の患者を同時に収容できる装置がある。
4: 内部で使用できる医療機器には制限がある。
5: 加圧には純酸素を用いることがある。
高気圧酸素治療の治療圧力で正しいのはどれか。
1: 1.3絶対気圧
2: 1.8絶対気圧
3: 2.5絶対気圧
4: 3.8絶対気圧
5: 4.3絶対気圧
高気圧酸素治療で正しいのはどれか。
a: 第2種装置の加圧は空気で行う。
b: 装置内部の消毒はアルコールで行う。
c: 寒冷特には使い捨てカイロを持たせる。
d: 減圧症の治療は酸素再圧法で行う。
e: 心電図のモニタは可能である。
高気圧酸素治療の生体に対する作用で正しいのはどれか。
a: 気体圧縮効果
b: 活性酸素の増加
c: 溶解型酸素の増加
d: 活性窒素の排出促進
e: 二酸化炭素の排出促進
高気圧酸素治療について誤っているのはどれか。(高気圧療法)
1: 血液に溶解する酸素量はダルトンの法則に従う。
2: 減圧症の再発治療の基本原理はボイルの法則である。
3: 治療前に耳抜き訓練として唾液を嚥下させる。
4: 第2種装置では複数の患者を治療できる。
5: 酸素中毒の発生に注意する。
第2種高気圧酸素治療装置について適切でないのはどれか。
1: 治療前に患者に耳抜きの訓練をさせる。
2: 加圧には酸素ガスを用いる。
3: 減圧速度は毎分0.8kgf/cm2以下で行う。
4: タンク内に電気機器は持ち込まない。
5: 静電気を発生する衣類は着用しない。
血液ガス・酸塩基平衡について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)
a: 血液の酸素分圧とヘモグロビンの酸素飽和度は比例する。
b: 健常人の室内気吸入時の肺胞気酸素分圧は約100mmHgである。
c: 二酸化炭素は主に炭酸水素イオンとして運搬される。
d: 安静時の動脈血二酸化炭素分圧は約40mmHgである。
e: pHは水素イオン濃度に比例する。
Showing 1 to 20 of 118 results