第39回ME2午前5問の類似問題

国試第35回午前:第83問

正しいのはどれか。 

a: 毛細血管内を通過する際、赤血球は変形する。 

b: 血管内膜のコラーゲンが増加すると脈波伝搬速度が速くなる。 

c: 大動脈における動圧の値は静圧よりも大きい。 

d: 細動脈では血球が血管壁部に集まる。 

e: 安靜立位状態では平均動脈圧は測定部位に関わらず同じである。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第31回午前:第3問

妊娠による母体の生理的変化として誤っているのはどれか。

1: 血圧の上昇

2: 心拍出量の増加

3: 循環血液量の増加

4: ヘマトクリット値の低下

5: 体重の増加

ME2第35回午後:第31問

観血式血圧測定について誤っているのはどれか。

1: カテーテル内部をヘパリン加生理食塩液で満たした。

2: カテーテル内の凝血をシリンジで吸引して除去した。

3: トランスデューサを仰臥位の患者の背中の高さに設置した。

4: 血圧波形が鈍ったので延長チューブ内に気泡がないか確認した。

5: トランスデューサを大気開放にして0mmHgが表示されるのを確認した。

ME2第31回午後:第3問

観血式血圧計について誤っているのはどれか。

1: トランスデューサにストレインゲージが使用される。

2: 血圧アンプには低域遮断フィルタが使用される。

3: ダンピングデバイスは血圧波形の歪みを抑える装置である。

4: 連続した血圧モニタリングが可能である。

5: 血圧値のゼロを大気圧に合わせることをゼロバランス調整という。

国試第18回午前:第12問

心収縮について正しいのはどれか。(人の構造および機能)

a: I音は心室収縮初期に聴取される心音である。

b: 正常の心周期では拡張期は収縮期より短い。

c: 安静時の1回心拍出量は約200mlである。

d: 冠血流量は心拍出量の約20%である。

e: 交換神経刺激によって心拍数が増加する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午前:第89問

カフ式非観血血圧測定について正しいのはどれか。

a: カフはできるだけ緩く巻く。

b: カフ圧はできるだけゆっくり上昇させる。

c: カフの幅は測定に影響しない。

d: カフを巻く腕はほぼ心臓の高さになるようにする。

e: カフの脱気速度は測定に影響する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午前:第19問

誤っているのはどれか。(人の構造及び機能)

1: 体液は成人体重の60%を占める。

2: 細胞外水分量は体液の60%を占める。

3: 静脈圧の上昇によって浮腫が生じる。

4: 血漿膠質浸透圧の低下によって浮腫が生じる。

5: リンパ管の閉塞によって浮腫が生じる。

ME2第37回午後:第32問

IABPのバルーンの駆動タイミングとして誤っているのはどれか。

1: 収縮は血圧が上昇しはじめる直前に行う。

2: 収縮は心電図のQ波付近で行う。

3: 拡張は大動脈弁が開じてから行う。

4: 拡張は心電図のT波の頂点付近で行う。

5: 拡張は最低血圧に達した時点で行う。

国試第16回午前:第11問

上前で間接法により血圧を測定したところ、最高血圧120mmHg、最低血圧90mmHgであった。このときの平均血圧はどれか。

1: 90 mmHg

2: 100 mmHg

3: 105 mmHg

4: 110 mmHg

5: 120 mmHg

ME2第32回午後:第3問

観血式血圧計について誤っているのはどれか。

1: トランスデューサには半導体ストレインゲージが使用される。

2: 血圧アンプには低域遮断フィルタが使用される。

3: ダンピングデバイスは血圧波形の歪みを抑制する装置である。

4: 連続した血圧モニタリングが可能である。

5: トランスデューサを大気圧に開放し、ゼロ点を合わせる。

国試第17回午前:第13問

血液循環について正しいのはどれか。

a: 上腕の外側で上腕動脈の脈を触れる

b: 肺静脈は中心静脈である。

c: 門脈は肝臓に流入する。

d: 大伏在静脈は下肢内側の皮下を上行する。

e: 冠循環では動脈間吻合は少ない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第40回午後:第24問

観血式血圧測定法について誤っているのはどれか。

1: トランスデューサのゼロ点調整は大気開放状態で行う。

2: ヘパリン加生理食塩液を持続注入する。

3: 延長チューブを使用するときはなるべく柔らかいものを使用する。

4: トランスデューサのゼロ点調整は右心房の高さで行う。

5: 共振現像の軽減にダンピングデバイスが有効である。

国試第33回午後:第83問

正しいのはどれか。

a: 血管壁中のエラスチンの割合は脈波伝搬速度と正の相関を示す。

b: 細い血管では血球が血管壁部に集まる。

c: 動脈血圧のピーク値は体の部位によって異なる。

d: ヘマトクリット値が上昇すると血液の粘性が増加する。

e: 血管内径が小さくなると血管抵抗は上昇する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午前:第13問

脈圧を増大させるのはどれか。(人体の機能と構造)

1: 心拍数増加

2: 静脈灌流量減少

3: 1回心拍出量増加

4: 心筋収縮性低下

5: 動脈壁コンプライアンス増加

国試第24回午前:第14問

大動脈弁狭窄症の検査所見で誤っているのはどれか。(臨床医学総論)

1: 胸部エックス線単純撮影で大動脈の狭小化を認める。

2: 駆出性収縮期雑音を聴取する。

3: 心電図は左室肥大を呈する。

4: 心ドップラー検査で大動脈弁口に乱流を認める。

5: 大動脈収縮期血圧は左室収縮期内圧に比べて低い。

国試第34回午後:第28問

オシロメトリック法による血圧測定で正しいのはどれか。

1: 最低血圧は測定できない。

2: 圧振動の周波数から算出する。

3: 不整脈は計測誤差の原因とならない。

4: 最高血圧以上では圧振動は検出されない。

5: 平均血圧付近で圧振動の振幅が最大となる。

ME2第30回午後:第28問

熱希釈式心拍出量測定で正しいのはどれか。

1: 末梢動脈よりカテーテルを挿入する。

2: 注入液はできるだけゆっくり注入する。

3: 注入するブドウ糖液は体温に調整して使用する。

4: カテーテル係数は常に一定値に設定しておく。

5: 不整脈では測定回数を多くしてその平均値を使用する。

国試第21回午前:第57問

肺動脈カテーテル(スワン・ガンツカテーテル)を用いる計測について正しいのはどれか。

a: 熱希釈法は色素希釈法より精度が高い。

b: 熱希釈法ではカテーテル先端から冷却溶液を噴出させる。

c: 左心室圧を測定できる。

d: 中心静脈圧を測定できる。

e: 肺動脈楔入圧計測時は先端バルーンを膨らませる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午後:第8問

オシロメトリック式血圧計について誤っているのはどれか。

1: マイクロコンピュータを内蔵している。

2: 一心拍ごとの血圧が測定できる。

3: 血圧測定と同時に脈拍数が測定できる。

4: カフ内の微小圧振動を検出している。

5: カフの位置は心臓と同じ高さにする。

国試第10回午後:第44問

自発呼吸について正しいのはどれか。

a: 胸腔内圧は吸気時陰圧である。

b: 気道内圧は吸気時陰圧である。

c: 換気は横隔膜の収縮作用による。

d: 吸気相で肋間筋は弛緩する。

e: 換気量は動脈血酸素分圧(PaO2)で決まる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e