誤っているのはどれか。
1: 毛細血管中の流れは層流である。
2: レイノルズ数が約2000を超えると層流から乱流へ変わる。
3: 血液はニュートン流体である。
4: 生体組織は粘性と弾性をあわせもつ。
5: 生体組織の弾性はヤング率で表される。
内直径8mmの血管の中を粘性率が0.002Pa・s、密度が1060kg/m3の血液が平均速度0.2m/sで流れている時、おおよそのレイノルズ数はどれか。
1: 0.8
2: 8
3: 80
4: 800
5: 8000
円管内をニュートン流体が層流を保ちながら左から右に流れている。この場合の流速分布はどれか。(医用機械工学)
内部の直径 20mm のまっすぐな血管内を粘性係数 0. 004 Pa・s の血液が平均流速 0.2 m/s で流れている。この流れのレイノルズ数はどれか。ただし、血液の密度は1×103 kg/m3 とする。
1: 1
2: 20
3: 500
4: 1000
5: 5000
円筒管内の流れについて誤っているのはどれか。
1: 流れが遅いときは層流となる。
2: 管の内径が大きいほど乱流となりやすい。
3: ある速度以上で乱流となるとき、その境界のレイノズル数を臨界レイノルズ数という。
4: 臨界レイノルズ数はおよそ100である。
5: レイノルズ数は1000を超えることもある。
血液の粘性率について正しいのはどれか。
a: せん断速度に依存しない。
b: ヘマトクリット値に依存する。
c: キャッソンの式によって定義される。
d: トリチェリの定理に従う。
e: 正常な血漿の粘性率は約10cPである。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
図の円管内を液体が流れる場合、内径20mmの断面Aでの平均速度が5cm/sのとき、内径10mmのBの断面における平均速度vはどれか。(医用機械工学)
1: 5cm/s
2: 8cm/s
3: 10cm/s
4: 15cm/s
5: 20cm/s
ある断面積をもつ1本の円筒管の両端に圧力差を与えて流体を流した。次に、はじめの1/10の断面積の円筒管を10本並列にし、同じ圧力差で流体を流した。そのときの流量は、はじめの状態の何倍になるか。ただし、管内の流れは層流とする。
1: 1/10
2: 1/√10
3: 1
4: √10
5: 10
生体の力学的特性について誤っているのはどれか。
1: 大動脈内の流れは常に層流である。
2: 生体組織は粘性と弾性をあわせもつ。
3: 血管壁や筋肉の力学的特性には異方性がある。
4: 生体組織の伸びの弾性はヤング率で表される。
5: 生体内の音響振動としては横波より縦波の方が重要である。
血液について誤っているのはどれか。
1: 非ニュートン流体である。
2: 力学的に等方的である。
3: 比誘電率は周波数依存性がある。
4: 超音波伝搬速度は空気中よりも速い。
5: 吸光度は可視光領域でほぼ一定である。
気体の性質について正しいのはどれか。
a: 気体定数は、気体の種類によって異なる。
b: 理想気体ではボイル・シャルルの法則が成り立つ。
c: 理想気体では圧力と体積の積は絶対温度に比例する。
d: 一定量の理想気体を一定体積に保つとき、温度を10°Cから100°Cに変化させれば、圧力は10倍になる。
e: 理想気体では圧力と温度のみから体積が求められる。
健常人の血液について正しいのはどれか。
a: 非ニュートン流体である。
b: 血漿はニュートン流体である。
c: ヘマトクリットが減少すると粘度は低下する。
d: 粘度は生理食塩液と等しい。
e: 粘度は温度に関わらず一定である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
円管内の流れのレイノルズ数を算出するのに必要な因子はどれか。
a: 粘性係数
b: 流 速
c: 管 径
d: 管路長
e: 拡散係数
a: 動脈中の血流は定常流である。
b: 全血は非ニュートン流体である。
c: 血管の弾性は加齢により変化する。
d: 圧脈波の反射は血管の分岐などにより起こる。
e: 収縮期圧と拡張期圧の圧力差を平均圧という。
a: 気体定数は気体の種類によって異なる。
d: 一定量の気体を一定体積に保つとき、温度を10°Cから100°Cに変化させれば圧力は10倍になる。
呼吸機能の計測で正しいのはどれか。(生体計測装置学)
a: 流量は流速と断面積との積によって求められる。
b: フライシュ型流量計は細管を抵抗として圧力差を測定している。
c: 肺コンプライアンスは体積と流量との積によって求められる。
d: 圧力センサにはホール素子を用いる。
e: 熱線型呼吸流量計では白金線の抵抗変化を用いる。
粘性率の説明で誤っているのはどれか。
1: 単位はPa・sである。
2: 流体中の応力とひずみの比で与えられる。
3: 血液の粘性率は水より大きい。
4: 粘性率は流体の流れにくさを表す。
5: 理想流体では粘性率を0とみなす。
図のように密度ρの液体が入った容器がある。液面から深さhの位置にあいた小さな穴から液体が流出する速度はどれか。ただし、gは重力加速度である。
正しいのはどれか。
a: 生体の水分量は重量比で約60%である。
b: 血液の粘度は水に比べて小さい。
c: 細胞外液は非流動性の液体である。
d: エックス線は原子レベルでの情報を与える。
e: 血漿は弱アルカリ性である。
図のような水槽の穴から出る水の速度vはどれか。ただし、水の密度をρ、重力加速度をgとし、水の粘度は無視できるものとする。(医用機械工学)
1: $2\sqrt{gh}$
2: $\sqrt{2gh}$
3: $\sqrt{2\rho{gh}}$
4: $2gh$
5: $2\rho{gh}$
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