第31回国試午前37問の類似問題

国試第26回午後:第76問

バスキュラーアクセスで正しいのはどれか。

a: 動脈表在化は心機能への負担が大きい。

b: 第一選択は人工血管を用いた内シャントである。

c: 透析後は静脈カテーテルをヘパリンロックする。

d: カフ付きカテーテルは感染のリスクを低減できる。

e: グラフト移植の方が自家動静脈瘻よりも開存率は高い。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第30回午前:第48問

冠動脈インターベンションに用いられる薬剤溶出性ステントに塗布された薬剤は血管再狭窄の防止を目的とするが、この薬剤のおもな作用はどれか。

1: 血栓溶解作用

2: 血液凝固作用

3: 血小板凝集抑制作用

4: 細胞増殖抑制作用

5: 細胞増殖促進作用

国試第7回午後:第46問

繁急透析のブラッドアクセスとして正しいのはどれか。

a: 大腿動脈の直接穿刺

b: 鎖骨下静脈へのカテーテル留置

c: 上腕動脈の表在化

d: 前腕の動静脈間グラフト移植

e: 大腿静脈へのカテーテル留置

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第32回午後:第74問

IABPについて正しいのはどれか。

a: 上行大動脈にバルーンを留置する。

b: 収縮期血圧を上昇させる。

c: 中等度以上の大動脈弁閉鎖不全症には禁忌である。

d: 冠動脈灌流圧を増加させる。

e: 左室後負荷を軽減させる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午前:第53問

カテーテル・アブレーション治療について正しいのはどれか。

1: カテーテルは主に大腿動脈から挿入する。

2: カテーテル先端を100℃以上にして焼灼する。

3: 対極板は不要である。

4: 心房細動の治療に用いられる。

5: 2.45GHzの電磁波を用いる。

国試第22回午後:第35問

PTCAで誤っているのはどれか。

1: PTCAのTはtransluminalを意味する。

2: 施行には冠動脈造影検査と同等の設備が必要である。

3: ガイドワイヤを用いてバルーンを血管狭窄部に導く。

4: 0.2~0.3気圧でバルーンを拡張する。

5: 再狭窄防止にステントを挿入する。

国試第9回午後:第56問

大動脈バルーンパンピング(IABP)について正しいのはどれか。

a: 心臓の拡張期にバルーンを縮小させる。

b: 動脈圧波形をトリガーにしてバルーン作動はできない。

c: 心筋に対する後負荷が軽減される。

d: 心筋への酸素供袷が増加する。

e: 拡張期動脈圧の上昇がみられる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第56問

緊急透析のブラッドアクセスとして正しいのはどれか。

a: 大腿動脈の直接穿刺

b: 鎖骨下静脈へのカテーテル留置

c: 上腕動脈の表在化

d: 前腕の動静脈間グラフト移植

e: 大腿静脈へのカテーテル留置

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午後:第67問

ブラッド(バスキュラー)アクセスについて正しいのはどれか。(人工腎臓装置)

a: 急性透析には皮下動静脈瘻が第1選択である。

b: 慢性透析には人工血管シャントが第1選択である。

c: 大腿静脈カテーテルは使用後ヘパリンを充填する。

d: 血液透析用としては流量が200ml/min程度必要である。

e: カフ付き静脈カテーテルを用いれば感染のリスクを回避できる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午前:第70問

IABPについて正しいのはどれか。

a: バルーンを下行大動脈内に留置する。

b: 冠状動脈血流量を増加させる。

c: 心臓の拡張期にバルーンを収縮させる。

d: 成人には容積300mlのバルーンを用いる。

e: バルーンの収縮・拡張は心電図のR波に同期させて行う。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第25回午前:第78問

バスキュラーアクセスで正しいのはどれか。

1: 動脈表在化法の合併症にスチール症候群がある。

2: 作成の第一選択は自己血管を用いた内シャントである。

3: 静脈カテーテルの穿刺部位として外頸静脈が選択される。

4: 合併症で最も頻度が高いのは感染である。

5: 最も多く用いられている人工血管はポリウレタン製である。

国試第24回午後:第77問

バスキュラーアクセスで正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

a: 第一選択は人工血管を用いた内シャントである。

b: 動脈表在化は心不全患者に用いられる。

c: スチール症候群ではシャントによって末梢循環障害を生じる。

d: シャント動静脈瘤は石灰化するので手術適応はない。

e: カフ付きトンネルカテーテルによって感染は防止される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午前:第29問

観血式血圧測定について正しいのはどれか。

1: チューブ内に気泡が混入すると平均血圧が下がる。

2: 血管内に留置したカテーテル内を蒸留水で満たす。

3: 加圧バッグの内圧は収縮期血圧に等しくする。

4: ゼロ校正の基準は中心静脈圧が使われる。

5: フラッシュデバイスは抗凝固薬の持続注入機能をもつ。

国試第30回午前:第69問

IABPについて正しいのはどれか。

a: 拡張期に下行大動脈でバルーンを拡張させる。

b: 冠動脈血流量を増加させる。

c: 左室の後負荷を軽減する。

d: 大動脈弁狭窄症には禁忌である。

e: 収縮期血圧を上昇させる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午後:第38問

内視鏡外科手術について正しいのはどれか。 

1: 気腹には窒素を使用する。 

2: 気腹により静脈還流量は減少する。 

3: 気腹中の電気メス使用は困難である。 

4: 腹腔内圧は手動で維持する。 

5: 下肢深部静脈血栓症対策は不要である。 

ME2第38回午後:第26問

大動脈弁閉鎖不全症の逆流を確認したい。造影剤カテーテルの先端留置位置で正しいのはどれか。

1: 右心房

2: 右心室

3: 左心室

4: 大動脈弓

5: 大動脈基部

国試第10回午後:第57問

正しいのはどれか。

a: ブラッドアクセス用のグラフトとしてはe‐PTFEが頻用されている。

b: 内シャントでは短いカニューレを体内に留置する。

c: 標準的内シャントとしては撓骨動脈と尺側皮静脈との短絡が用いられる。

d: 動脈表在化は心臓に対する負担が大きい。

e: 単針透析では血流と同方向に穿刺する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第60問

IABPについて正しいのはどれか。

1: バルーンは心臓の収縮期に膨らませる。

2: 心臓の後負荷を減らすことができる。

3: 補助人工心臓との併用は禁忌である。

4: バルーンは上行大動脈に留置して使用する。

5: 冠状動脈の血流はパルーン収縮時に増加する。

ME2第35回午前:第52問

IABPについて誤っているのはどれか。

1: 冠動脈の血流が増加する。

2: 左室の圧仕事が軽減される。

3: 収縮期にバルーンを拡張させる。

4: トリガ信号には体表心電図を用いる。

5: 体格に合わせてバルーンのサイズを選択する。

国試第17回午前:第69問

PTCAについて誤っているのはどれか。

a: バルーンを約10気圧で拡張する。

b: バルーン拡張時間は心電図変化をモニタしながら決定する。

c: PTCAのPとはpunctureを表す。

d: バルーン拡張は病変血管の弾性変形範囲内で行う。

e: バルーンは血管狭窄部にガイドワイヤで導く。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e