第29回国試午後64問の類似問題

国試第24回午後:第21問

人工呼吸管理中にアラームが鳴り、カプノメータの波形が消失していた。心電図モニタに心拍数110回/分、観血的動脈圧は収縮期圧170mmHg、パルスオキシメータはSpO2 86%を示していた。これらの所見から最初に考えるべき原因はどれか。(臨床医学総論)

a: 事故抜管

b: 片肺挿管

c: ファイティング

d: 緊張性気胸

e: 呼吸回路の外れ

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午後:第40問

人工呼吸管理の目的について誤っているのはどれか。(人工呼吸療法)

1: 肺胞換気量の維持

2: 呼吸仕事量の軽減

3: ガス交換能の改善

4: 閉塞肺胞の開通

5: 機能的残気量の減少

国試第21回午前:第58問

呼吸器系の計測法はどれか。

a: オージオメトリ

b: スパイロメトリ

c: カプノグラフィ

d: ニューモタコグラフィ

e: マンモグラフィ

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午前:第67問

人工呼吸中、気道内圧下限アラームが鳴った。原因として考えられるのはどれか。

1: カフリーク

2: 低肺コンプライアンス

3: 気道抵抗増加

4: 人工鼻の目詰まり

5: ファイティング

ME2第35回午後:第16問

人工呼吸器について誤っているのはどれか。

1: 呼気相の回路内圧は陽圧である。

2: NPPV(非侵襲的陽圧換気療法)では気管挿管は不要である。

3: CPAPは自発呼吸のある患者では使用できない。

4: 気管挿管時は加温加湿が必要である。

5: コンプレッサ内蔵の機種でも酸素の供給が必要である。

国試第9回午後:第48問

人工心肺運転中の生体側のモニタリング項目はどれか。

a: 動脈側送血圧

b: 中心静脈圧

c: 尿量

d: 送血温度

e: 吸引静脈血酸素飽和度

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第30回午後:第9問

人工呼吸器および加温加湿器に装備されていない警報はどれか。

1: 吸気酸素濃度

2: 吸気ガス温度

3: 胸腔内圧

4: 分時換気量

5: 換気回数

国試第12回午後:第38問

人工呼吸器のファイティングの原因はどれか。

a: 不適切な換気条件

b: 気道内分泌物貯留

c: 鎮静不十分

d: 意識レベル低下

e: 筋弛緩薬投与

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午後:第41問

人工呼吸開始後回路内圧の持続的上昇があった。点検すべき項目はどれか。

a: 高圧ガスの供袷圧

b: 呼吸回路の閉塞

c: 一回換気量

d: 気管チューブの閉塞

e: 吸気相:呼気相

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午前:第53問

呼吸計測について誤っているのはどれか。

1: フライシュ呼吸流量計は差圧式流量計である。

2: 二酸化炭素濃度は紫外線で計測する。

3: 熱線型流量計では白金線が用いられている。

4: スパイロメータによって肺気量分画を測定する。

5: 機能的残気量はガス希釈法で測定する。

国試第8回午後:第36問

人工心肺装置運転中のモニタ項目として必要なのはどれか。

a: 心電図

b: 送血回路圧

c: 送血血液温度

d: 送血量

e: 一回換気量

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第30回午後:第36問

人工心肺操作中ののモニタとして通常必要ないのはどれか。

1: 動脈圧

2: 送血回路内圧

3: 貯血量

4: 心 音

5: 直腸温

国試第11回午後:第43問

人工呼吸器のスイッチを入れても送気しなかった。 点検すべき箇所はどれか。

a: 酸素濃度計

b: 換気量計

c: 高圧ガス管接続部

d: ブレーカ

e: 吸気弁

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午後:第31問

人工呼吸器のスィッチを入れたが全く作動しない。原因として考えられるのはどれか。

a: 耐圧管の脱落

b: 停電

c: 呼気弁の故障

d: 呼吸回路の狭窄

e: ヒューズ切れ

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午後:第36問

人工呼吸器回路の基本的構成として誤っているのはどれか。

1: 送気口

2: 患者回路

3: 加湿器

4: 呼気弁

5: 換気量計

国試第14回午後:第44問

人工呼吸器の点検項目で正しい組合せはどれか。

a: 呼吸回路のリーク ―--―――― 日常点検

b: トリガ感度 ―--――――――― 定期点検

c: 酸素濃度計 ―――――――― 定期点検

d: 加温加湿器内の水分量 ――― 日常点検

e: 電気的安全性 ――――――― 定期点検

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第30回午前:第66問

人工呼吸中に図のような波形が観察されるとき、肺胸郭静的コンプライアンス値[mL/cmH2O]はどれか。

30AM66-0

1: 12

2: 20

3: 25

4: 33

5: 100

国試第10回午前:第47問

調節換気中にカプノグラムにより検知できるのはどれか。

a: 自発呼吸の出現

b: 心停止

c: 空気塞栓症

d: Vco2

e: 死腔率

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第34回午前:第22問

集中治療室においてモニタリングしない生体情報はどれか。

1: 心電図

2: 肺活量

3: 体 温

4: 尿 量

5: 血 圧

国試第31回午後:第6問

呼吸機能について誤っているのはどれか。

1: 自発呼吸下の吸気時に肺胞内圧は陰圧である。

2: 機能的残気量は予備呼気量と残気量の和である。

3: 肺コンプライアンスが小さいと肺は膨らみやすい。

4: 肺動脈血の二酸化炭素分圧は肺静脈血のそれよりも高い。

5: 酸素は二酸化炭素よりも肺胞での拡散能が小さい。