第29回国試午後28問の類似問題

国試第18回午前:第56問

呼吸機能検査について正しいのはどれか。(生体計測装置学)

a: 流量は流速と断面積との積によって求められる。

b: フライシュ型流量計は細管を抵抗として圧力差を測定している。

c: コンプライアンスは体積と流量との積によって求められる。

d: 圧カセンサにはホール素子を用いる。

e: 無線型呼吸流量計では白金線の抵抗変化を用いる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午後:第28問

熱希釈式肺動脈カテーテルで計測できないのはどれか。

1: .混合静脈血酸素飽和度 

2: 左室収縮期圧 

3: 中心静脈圧 

4: 心拍出量 

5: 肺動脈圧 

国試第34回午前:第31問

超音波画像計測について正しいのはどれか。

a: 脂肪より肝臓の方が音響インピーダンスが大きい。

b: 高い周波数を用いることで深部臓器の観察が可能になる。

c: A モードでは断層像が得られる。

d: 連続波ドプラ計測では血流の速度分布が得られる。

e: 造影剤としてマイクロバブルが用いられている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午前:第87問

体表から非接触で体温を測定するときに用いるのはどれか。 

1: ステファン・ボルツマンの法則 

2: ランベルト・ベールの法則 

3: ニュートンの法則 

4: フックの法則 

5: スネルの法則 

国試第1回午前:第88問

心臓の弁の動きをリアルタイム(実時間)でみるのによい方法はどれか。

1: ポジトロンCT(陽電子コンピュータ断層法)

2: MRI(核磁気共鳴断層法)

3: 超音波エコー断層法

4: エックス線CT(エックス線コンピュータ断層法)

5: DR(ディジタルラジオグラフィ)

ME2第32回午後:第21問

聴診法による間接血圧測定法について誤っているのはどれか。

1: 測定部位が心臓より高いと最高血圧が高く測定される。

2: 脱気速度が速すぎると最高血圧が低く測定される。

3: カフ幅が狭すぎると最高血圧が高く測定される。

4: カフの巻き方がきついと最低血圧が低く測定される。

5: 水銀柱が傾いていると最低血圧が高く測定される。

国試第6回午前:第87問

正しいのはどれか。

a: 生体内では光散乱は少ない。

b: 生体内の光吸収は主にヘモグロビンと皮膚のメラニンによる。

c: 光電式脈波計により血行動態についての情報が得られる。

d: 光によるヘモグロビンの酸素飽和度測定には二種の波長が用いられる。

e: パルス光を用いたヘモグロビンの酸素飽和度測定装置をパルスオキシメータという。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第71問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

1: 観血的静脈血酸素飽和度測定器

2: 非観血的動脈血酸素分圧測定器

3: 非観血的動脈血酸素飽和度測定器

4: 観血的動脈血酸素飽和度測定器

5: 観血的動脈血酸素分圧測定器

国試第24回午前:第30問

呼吸機能の計測で正しいのはどれか。(生体計測装置学)

a: 流量は流速と断面積との積によって求められる。

b: フライシュ型流量計は細管を抵抗として圧力差を測定している。

c: 肺コンプライアンスは体積と流量との積によって求められる。

d: 圧力センサにはホール素子を用いる。

e: 熱線型呼吸流量計では白金線の抵抗変化を用いる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第58問

代謝機能の測定法として適当でないのはどれか。

a: 陽電子断層法(PET)

b: 単光子断層法(SPECT)

c: 超音波断層法

d: エックス線CT

e: 核磁気共鳴法(MEI)

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午前:第87問

パルスオキシメータを点検した。正常な動作はどれか。

1: 表示された脈波の数が手首での脈拍数より少ない。

2: センサ部が熱くなっている。

3: 健常者で80%の値が表示されている。

4: センサ部で発光が見られない。

5: 息こらえを続けるとパーセント値が低下する。

ME2第39回午後:第42問

心電計の点検について正しいのはどれか。

1: 記録器の紙送り速度を30mm/sで確認した。

2: 感度を5倍にして校正波形の振幅を確認した。

3: 低域遮断周波数が0.05Hz以下であることを確認した。

4: 高域遮断周波数が40Hzであることを確認した。

5: 標準感度が20mm/1mVであることを確認した。

国試第32回午後:第22問

パルスオキシメータによるモニタリングについて正しいのはどれか。

a: 同じ酸素分圧でも高体温では酸素飽和度が低くなる。

b: 同じ酸素分圧でもアシドーシスでは酸素飽和度が低くなる。

c: インドシアニングリーン(色素)は測定値に影響しない。

d: 一酸化炭素ヘモグロビンは測定誤差の原因にはならない。

e: 末梢循環不全では測定値の信頼性が乏しい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第36回午前:第40問

オシロメトリック法を用いた自動血圧計について誤っているのはどれか。

1: カフの装着位置が多少でもずれると測定誤差が生じる。

2: カフ部の圧力の微小変化を検出している。

3: 水銀血圧計を基準として校正されている。

4: 厚地の着衣の上からカフを装着すると測定誤差が生じる。

5: 脈波の大きさの変化から血圧値を算出している。

国試第23回午前:第32問

赤血球数計測に用いるのはどれか。

1: 比色分析法

2: 炎光光度法

3: 赤外分光光度法

4: 原子吸光分析法

5: 電導度測定法

ME2第39回午前:第49問

観血式血圧測定法で、実際より収縮期血圧が高く、かつ拡張期血圧が低く計測されるのはどれか。

1: トランスデューサの位置が右房の位置より高い。

2: カテーテルに大きな気泡が混入している。

3: カテーテルの先端が血管壁に当たっている。

4: 長い延長チューブを使用している。

5: 系全体で共振が起きている。

国試第20回午前:第54問

心電計の時定数について正しいのはどれか。(生体計測装置学)

a: 心電図の波形取り込み速度を表している。

b: 入力インピーダンスに比例する。

c: 入力電圧に対する過渡応答の特性を表している。

d: 増幅器の低域遮断周波数に反比例する。

e: 大きくすると高い周波数成分は減衰する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午前:第58問

超音波ドプラ血液計について正しいのはどれか。

a: 連続波ドプラ法は距離分解能を有する。

b: パルスドプラ法は測定可能な速度に上限がある。

c: パルスドプラ法はサンプルボリューム内の速度成分を測定できる。

d: カラードプラ法は血流速度の2次元分布を測定できる。

e: カラードプラ法はエイリアシングが発生しない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午前:第72問

混合静脈血酸素飽和度(SVO2)について正しいのはどれか。

a: パルスオキシメータで測定できる。

b: 過度の血液希釈によって低下する。

c: 人工心肺中の血液加温時には低下する。

d: 50 % では嫌気性代謝が進行する。

e: 80 % は低心拍出量状態を意味する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午前:第30問

血液ガスの計測について誤っている組合せはどれか。 

1: pH  ガラス電極 

2: 酸素分圧  クラーク電極 

3: 二酸化炭素分圧 セバリングハウス電極 

4: 酸素飽和度(SpO2)  赤色光および赤外光の吸光度 

5: 経皮的二酸化炭素分圧 赤外光の吸光度