第27回国試午前63問の類似問題

国試第19回午後:第45問

誤っているのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 動脈血二酸化炭素分圧は換気の指標である。

b: 呼気終末二酸化炭素分圧は動脈血二酸化炭素分圧に近似する。

c: 赤外線吸光法は呼気ガス中の二酸化炭素側定法の一つである。

d: サイドストリーム法では、毎分1~2Lの呼吸ガスがサンプリングされる。

e: 二酸化炭素呼出開始時点が呼気開始に一致する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午前:第67問

高気圧酸素治療の副作用でないのはどれか。

1: めまい

2: けいれん

3: 鼓膜穿孔

4: 自然気胸

5: 過敏性肺臓炎

国試第6回午前:第40問

誤っているのはどれか。

a: 重症筋無力症の急性増悪はICU入室の適応である。

b: 慢性呼吸不全の急性増悪はICU入室の適応である。

c: 肺シャントは肺の酸素加能に影響を及ぼす。

d: 酸素療法には換気を改善する直接的な作用がある。

e: 自発呼吸のない患者にはIMVを用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午後:第42問

人工呼吸器の設定変更で動脈血二酸化炭素分圧を低下させるのに有効なのはどれか。(人工呼吸療法)

a: PEEPを増やす。

b: 吸入気酸素濃度を上げる。

c: 一回換気量を増やす。

d: 呼吸回路の機械的死腔を減らす。

e: 吸気相:呼気相比(I/E)を減らす。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午後:第78問

透折中の空気誤入時の対処法で正しいのはどれか。

a: 酸素吸入を行う。

b: 透析液流量を下げる。

c: 抗凝固薬の量を増やす。

d: 血管拡張薬を投与する。

e: 頭を低くして左側臥位をとらせる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第30回午後:第31問

在宅酸素療法用の吸着型酸素濃縮器について誤っているのはどれか。

1: 加湿には蒸留水を用いる。

2: 吸着剤で窒素を吸着させる。

3: 約90%の高濃度酸素ガスが得られる。

4: 濃縮した酸素ガスをボンベに貯める。

5: クラスⅡの機器は家庭用2Pコンセントが使える。

国試第4回午後:第40問

プレッシャーサポートの特徴として正しいのはどれか。

a: 吸気に合わせて行う。

b: 吸気流量は一定でない。

c: 換気仕事が減少する。

d: 自発呼吸がないときにも使用できる。

e: 吸気流量は一定である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午後:第68問

膜型人工肺で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

1: 親水性のある膜素材が使用される。

2: シリコン膜はニ酸化炭素よりも酸素のガス透過性が高い。

3: 多孔質膜は長時間使用しても血漿成分の漏出がない。

4: 複合膜では血液が酸素と直接接触する。

5: 中空糸型の外部灌流型では血液の流れに乱流が形成される。

国試第10回午後:第44問

自発呼吸について正しいのはどれか。

a: 胸腔内圧は吸気時陰圧である。

b: 気道内圧は吸気時陰圧である。

c: 換気は横隔膜の収縮作用による。

d: 吸気相で肋間筋は弛緩する。

e: 換気量は動脈血酸素分圧(PaO2)で決まる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午後:第45問

人工呼吸管理で不均等換気是正のためにとられる処置はどれか。(人工呼吸療法)

a: 換気回数を増やす。

b: 吸入気酸素濃度を上げる。

c: EIPを設定する。

d: プレッシャーコントロールベンチレーション(PCV)とする。

e: 機械的死腔を負荷する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午前:第37問

腹腔鏡下手術で正しいのはどれか。

1: 気腹による血圧低下は生じない。

2: 気腹に亜酸化窒素を用いる。

3: 電気メスは使用できない。

4: 機器挿入のためにトラカールを用いる

5: 肺血栓塞栓症は合併しない。

国試第27回午前:第65問

ジャクソンリース回路(流量膨張式バッグ)で正しいのはどれか。

a: 新生児には使用できない。

b: 適正ガス流量は分時換気量の5倍である。

c: バッグサイズは必要換気量に応じて選ぶ。

d: 再呼吸を生じる。

e: コンプライアンスを把握できない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午後:第38問

ネブライザについて正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 液体を粒子として吸入ガスに浮遊させて加湿する。

b: Tピースに接続したジェットネブライザでは再呼吸に注意する。

c: ジェットネブライザはベンチュリ管の原理による。

d: 超音波ネブライザでは細菌汚染のリスクはない。

e: 超音波ネブライザによる粒子は末梢気道まで届かない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午後:第52問

膜型人工肺について正しいのはどれか。

a: 多孔質膜には10~20μm径の小孔がある。

b: シリコーンゴム膜は多孔質膜である。

c: 血漿漏出は多孔質膜から生じる。

d: シリコーンゴム膜では溶解拡散によりガスを透過させる。

e: 膜型肺では気泡型肺より血球が破壊されやすい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午後:第38問

内視鏡外科手術について正しいのはどれか。 

1: 気腹には窒素を使用する。 

2: 気腹により静脈還流量は減少する。 

3: 気腹中の電気メス使用は困難である。 

4: 腹腔内圧は手動で維持する。 

5: 下肢深部静脈血栓症対策は不要である。 

国試第14回午前:第76問

臨床工学技士の業務として適切でないのはどれか。

1: 医師の指示の下での高気圧酸素治療装置の操作

2: 人工心肺装置の保守

3: 患者の脳波の測定

4: 呼吸機能曲線の解析についての研究

5: レーザ手術装置の操作方法についての説明

国試第1回午後:第30問

成人男性患者(体重60kg)に対する人工呼吸器装着の初期設定条件として誤っているのはどれか。

1: 吸気酸素濃度を百パーセントとした。

2: 吸気相と呼気相の時間的比率(I:E比)を1:2とした。

3: 換気回数を60回/分とした。

4: 1回換気量を600mLとした。

5: 呼気終末陽圧(PEEP)を5cmH2Oとした。

国試第6回午後:第38問

人工呼吸器が適切に使用されていないことを示唆するのはどれか。

a: 動脈血pHが7.45である。

b: PaCO2(動脈血炭酸ガス分圧)が35mmHgである。

c: ファイティングを起こしている。

d: 発汗、頻脈がみられる。

e: チアノーゼがみられる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第41問

人工呼吸患者の動脈血二酸化炭素分圧が60mmHgに上昇した場合、考えられる原因はどれか。

a: 換気回数が多い。

b: 換気量が少ない。

c: 呼吸回路の機械的死腔が大きい。

d: 吸気酸素濃度が高い。

e: PEEPレベルが低い。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午後:第84問

医療ガスについて誤っているのはどれか。

1: 医療ガスには、酸素、笑気、二酸化炭素などが含まれる。

2: ガス源から患者までの供給経路として、送気配管、ホースアセンブリ、アウトレットなどがある。

3: 安全管理委員会は医師と薬剤師とで構成される。

4: 医療ガスの取扱は高圧ガス取締法による規制対象となる。

5: ピンインデックスは医療ガスの誤接続を防止するための方式である。