第1回国試午前46問の類似問題

国試第12回午前:第44問

滅菌、消毒について正しいのはどれか。

a: グルタールアルデヒドは20%の濃度で用いる。

b: アルコールは純エタノール(100%)で用いる。

c: 乾熟滅菌は130°C、作用時間15分で行う。

d: ガンマ線の滅菌効果は微生物構成成分の変性による。

e: 蒸気滅菌は120°C、作用時間30分で行う。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午前:第45問

消毒について正しいのはどれか。

a: MRSAにはポピドンヨードは無効である。

b: 病原体プリオンには3%ドデシル硫酸ナトリウムを用いる。

c: B型肝炎ウィルスにはグルタールアルデヒドを用いる。

d: インフルエンサウィルスには病室の消毒は必要ない。

e: O - 157にはアルコールは無効である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午後:第89問

正しいのはどれか。

a: 高圧蒸気滅菌法は耐熱性のない材料に適している。

b: ガンマ線は包装後の滅菌に適している。

c: エチレンオキサイドガス(EOG)は硬性鏡の滅菌に適している。

d: グルタールアルデヒドは手術室の滅菌に適している。

e: エチルアルコールは細菌芽胞の滅菌に適している。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午前:第49問

滅菌法とその対象物との組合せで正しいのはどれか。(滅菌消毒学)

a: 乾 熱 プラスチック

b: 高圧蒸気 金属

c: エチレンオキサイドガス 内視鏡

d: 放射線 ゴム

e: 過酸化水素水低温プラズマ リネン

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午前:第41問

正しいのはどれか。

a: グラム陽性菌と陰性菌は、色素による染まり方の差で区別される。

b: 好気性菌と嫌気性菌は、発育に酸素を必要とするか否かで区別される。

c: ひよりみ感染とは、ある限られた気温と湿度の下でのみ感染を起こし得る菌の感染をいう。

d: 抗酸菌とは、滅菌にホルムアルデヒドが効かない菌をいう。

e: グラム陰性桿菌は病院内感染を起こしやすい微生物の一つである。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第23問

消毒法について正しいのはどれか。

a: 消毒用ホルムアルデヒド液中のメタノール濃度は1%である。

b: グルタールアルデヒド液はファイバースコープの消毒に用いられる。

c: 消毒用アルコールは粘膜に使用してはならない。

d: イソプロパノールには殺芽胞作用がある。

e: クロルヘキシジンはグラム陽性菌よりグラム陰性菌に対する殺菌性が高い。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第28回午後:第55問

操作者に対し毒性物質による危険がある滅菌法はどれか。

1: 高圧蒸気滅菌

2: 乾熱滅菌

3: EOG滅菌

4: 濾過滅菌

5: 過酸化水素水低温ガスプラズマ滅菌

ME2第31回午前:第60問

誤っているのはどれか。

1: 滅菌は微生物をすべて死滅させ無菌状態にする。

2: 消毒は病原性を有する微生物の感染力を失わせる。

3: インフルエンザウイルスは湿度50%以上の環境下で急速に感染力を失う。

4: インフルエンザウイルスは鼻汁中のIgA抗体により感染力を失う。

5: 新型インフルエンザウイルスは通常の滅菌・消毒法では対処できない。

国試第9回午前:第22問

滅菌・消毒法について正しいのはどれか。

1: 煮沸消毒法では100°Cに水を加熱し、沸騰後10分以上消毒する。

2: 蒸気滅菌法では飽和水蒸気下、121°Cで20分以上なら十分である。

3: 乾熱滅菌法では160°Cで60分が必要である。

4: 殺菌灯の殺菌効果は被照射体との距離の4乗に反比例する。

5: 紫外線照射殺菌法に用いる光の波長は約400nmである。

国試第34回午後:第88問

医用材料の滅菌で正しいのはどれか。

1: 電子線滅菌の処理時間は数時間である。

2: 乾熱滅菌は高分子材料の滅菌に用いられる。

3: 高圧蒸気滅菌はタンパク質を変性させる。

4: EOG 滅菌の処理温度は 80℃程度である。

5: 濾過滅菌はウイルスの除去に用いられる。

ME2第38回午前:第60問

過酸化水素プラズマ滅菌の原理で正しいのはどれか。

1: 電離によるフリーラジカルの生成

2: ガスによるタンパク質アルキル化

3: 熱によるタンパク質凝固

4: 水分蒸発による細胞乾燥

5: 電子線によるDNA損傷

国試第17回午前:第48問

滅菌消毒後、残留物質を除去する必要があるのはどれか。

a: 高圧蒸気滅菌

b: 過酸化水素低温ガスプラズマ滅菌

c: エチレンオキサイドガス(EOG)滅菌

d: ホルムアルデヒドガス滅菌

e: 放射線滅菌

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第29回午後:第40問

滅菌後、副作用防止のため十分なエアレーションを必要とするのはどれか。

1: 高圧蒸気滅菌

2: エチレンオキサイドガス滅菌

3: γ線照射滅菌

4: 電子線滅菌

5: プラズマ滅菌

国試第30回午前:第23問

滅菌・消毒について正しい組合せはどれか。

a: 消化器内視鏡 ------------------ エタノール

b: ディスポーザブル注射器 --------- X線

c: 芽胞形成菌 -------------------- グルタールアルデヒド

d: 粘 膜 ------------------------ 塩化ベンザルコニウム

e: 超音波プローブ ---------------- 高圧蒸気

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午前:第47問

高圧蒸気滅菌について正しいのはどれか。

a: 蛋白質の熱変性が作用原理である。

b: 滅菌操作直後に滅菌物を使用できる。

c: リネン類に使用する。

d: 同一温度では乾熱滅菌より殺菌カは弱い。

e: 芽胞に対して無効である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第32回午前:第24問

正しいのはどれか。

1: 滅菌とは、微生物による汚染の危険性を低減させることである。

2: 消毒とは、物質から有機物や汚染を物理的に除去することである。

3: 洗浄とは、芽胞を含むすべての微生物を除去することである。

4: 使用後の消化器内視鏡には、高水準消毒を行う。

5: 使用後の呼吸器回路には、低水準消毒を行う。

国試第32回午前:第88問

医用材料の滅菌で正しいのはどれか。

a: EOG滅菌は室温で行われる。

b: 濾過滅菌は微生物を除去する。

c: 乾熱滅菌はエンドトキシンを無毒化する。

d: 電子線滅菌はα線滅菌より透過性が高い。

e: 高圧蒸気滅菌は血清に使用できる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第32回午前:第60問

誤っているのはどれか。

1: 滅菌は微生物をすべて死滅させ無菌状態にする。

2: 消毒は病原性を有する微生物の感染力を失わせる。

3: 消毒薬中でも微生物が生息する場合がある。

4: インフルエンザウイルスにはポビドンヨードは無効である。

5: インフルエンザウイルスは鼻汁中のIgA抗体により感染力を失う。

ME2第34回午後:第40問

γ線滅菌について正しいのはどれか。

1: 材料を加熱して微生物を死滅させる。

2: コバルト60が出す放射線を利用する。

3: 滅菌後にエアレーションを必要とする。

4: 大規模な設備は必要ない。

5: 処理時間は数分程度である。

国試第31回午前:第17問

抗酸菌感染症について正しいのはどれか。

a: 検出にはグラム染色を用いる。

b: 喀痰培養で抗酸菌が検出されれば結核と診断できる。

c: BCGは死菌ワクチンである。

d: 結核と診断した場合は直ちに保健所に届ける。

e: 排菌者と接触した場合は接触者健康診断が必要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e