誤っているのはどれか。
1: 滅菌とは微生物をすべて死滅させることである。
2: 消毒とは病原性を有する微生物の感染力を失わせることである。
3: グラム陽性菌にはグルタラールが有効である。
4: HIVにはポビドンヨードは無効である。
5: 消毒薬の中で生存できる微生物も存在する。
感染、滅菌、消毒について正しいのはどれか。
1: グラム陰性菌による感染をひよりみ感染という。
2: 紫外線照射は、水の殺菌には無効である。
3: 次亜鉛酸素酸ナトリウムはB型肝炎ウイルスに消毒効果がある。
4: 高圧蒸気滅菌法では、通常、蒸気圧を5絶対気圧まで上げる。
5: ホルムアルデヒドガスは、常温、大気圧下で滅菌効果がある。
抗酸菌感染症について正しいのはどれか。
a: 検出にはグラム染色を用いる。
b: 喀痰培養で抗酸菌が検出されれば結核と診断できる。
c: BCGは死菌ワクチンである。
d: 結核と診断した場合は直ちに保健所に届ける。
e: 排菌者と接触した場合は接触者健康診断が必要である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
病原微生物に関して正しいのはどれか。
1: 髄膜炎菌はグラム陽性球菌である。
2: 発疹チフスはウイルス感染によって発症する。
3: 成人T細胞性白血病は東日本に多い。
4: マイコプラズマは細胞壁をもたない。
5: 腸炎ビブリオの潜伏期間は約120時間である。
正しいのはどれか。
a: 微生物には病原性のあるものとないものとがある。
b: 細菌は形態上、球菌、桿菌、らせん菌などに区別される。
c: 細菌には芽胞を作るものがある。
d: 消毒の際、真菌はカビと区別しなければならない。
e: ウイルスは微細構造として細胞構造の上に莢膜を持っている。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
1: 疾病の原因となる病原微生物がウイルスから細菌に交代することを菌交代現象という。
2: 季節や気候の変化に伴って悪化する感染性疾患のことを日和見感染という。
3: 抗生物質によって感染症を治療することを脱感作療法という。
4: 白血球増多を示す白血病で細菌感染への抵抗力は低下する。
5: 出血傾向を伴う白血病を赤血病という。
グラム陰性菌はどれか。
a: 綠膿菌
b: 肺炎桿菌
c: 破傷風菌
d: ジフテリア菌
e: 黄色ブドウ球菌
1: 滅菌は微生物をすべて死滅させ無菌状態にする。
2: 消毒は病原性を有する微生物の感染力を失わせる。
3: インフルエンザウイルスは湿度50%以上の環境下で急速に感染力を失う。
4: インフルエンザウイルスは鼻汁中のIgA抗体により感染力を失う。
5: 新型インフルエンザウイルスは通常の滅菌・消毒法では対処できない。
MRSAで正しいのはどれか。
a: グラム陰性球菌である。
b: 医療従事者は感染源となる。
c: 手洗いの励行は感染予防になる。
d: 肺炎の原因菌となる。
e: 健常者には常在しない。
微生物について正しいのはどれか。
c: 細菌には芽胞を生成するものがある。
e: ウイルスは微細構造として、細胞構造の上に莢膜をもっている。
3: ある消毒薬の抗菌スペクトルに合まれる微生物は消毒により感染性を失う。
4: ウイルスに有効な消毒薬はすべての細菌の感染力を失わせる。
5: 消毒薬の中で生息あるいは増殖する微生物も存在する。
薬剤耐性菌について圧しいのはどれか。
a: 耐性菌には弱毒菌が多い。
b: 同一消毒薬の長期使用で出現する。
c: MRSAはメチシリン耐性グラム陰性桿菌である。
d: 緑膿菌は耐性化する。
e: 院内感染の予防には接触予防策がとられる。
3: 消毒薬中でも微生物が生息する場合がある。
4: インフルエンザウイルスにはポビドンヨードは無効である。
5: インフルエンザウイルスは鼻汁中のIgA抗体により感染力を失う。
a: 大腸菌
b: クレブシエラ
c: MRSA
d: 連鎖球菌
e: シュードモナス
消毒・滅菌について誤っているのはどれか。
1: エタノールは濃度80%のほうが95%より消毒効果が優れている。
2: 乾熱滅菌は蒸気滅菌より高温で行われる。
3: 過酸化水素ガスプラズマ滅菌後はエアレーションが必要である。
4: 消毒とは病原性微生物を死滅させ、感染を防ぐことをいう。
5: 滅菌作用は微生物のタンパク質凝固や酵素系の不活性化による。
1: 滅菌とはすべての微生物を完全に死滅させることである。
3: 除菌とは滅菌が達成されるプロセスを指す。
4: 殺菌とは無菌が達成されるプロセスを指す。
5: 浄化とは微生物の量を低い汚染レベルに低下させることである。