第27回国試午前3問の類似問題

国試第28回午前:第4問

薬物について正しいのはどれか。

a: 脳には全身循環から薬物が移行しやすい。

b: 直腸内投与の方が経口投与よりも効果発現は早い。

c: 血衆蛋白と結合したものは薬理作用をもたない。

d: 生体内利用率とは経口投与薬物のうち全身を循環する薬物の割合を示す。

e: 生物学的半減期は投与薬物が血中から消失するまでの時間の 1/2 の時間である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第25回午後:第5問

薬物血中濃度モニタリングの必要性が低いのはどれか。

1: 薬物の有効血中濃度の範囲が狭い。

2: 薬物の体内動態における個人差が大きい。

3: 薬物血中濃度の治療域と中毒域が大きく離れている。

4: 薬効と副作用が薬物の血中濃度とよく相関する。

5: 腎障害のある患者に薬物を投与する。

国試第22回午前:第5問

正しいのはどれか。

a: 薬物が代謝される速度は年齢によって異なる。

b: 静脈注射は内服よりも薬効の発現が遅い。

c: 徐放剤は速効性を重視して開発された。

d: 同一抗菌薬の連用は耐性菌の発現を招きやすい

e: 薬理作用は薬側と生体側の両者の要因から影響を受ける。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午前:第5問

薬物血中濃度モニタリングの必要性が低いのはどれか。

1: 薬物の有効血中濃度の範囲が狭い。

2: 薬物の体内動態における個人差が大きい。

3: 薬物血中濃度の治療域と中毒域が大きく離れている。

4: 薬効と副作用が薬物の血中濃度と強く相関する。

5: 腎障害のある患者に薬物を投与する。

国試第11回午前:第44問

薬物投与について正しいのはどれか。

a: 心肺蘇生時には皮下注射を選択する。

b: カテコールアミンは気管内投与でも有効である。

c: 薬効出現は筋注より静注の方が速い。

d: 極量とは生命に危険を及ぼす投与量である。

e: 経口投与では副作用はない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午前:第45問

正しいのはどれか。

a: 薬の体内分布は薬力学で扱う。

b: 薬の有効成分と受容体との関係は薬物動態学で扱う。

c: アルコールは体内濃度の高低に関係なく代謝速度はほぼ一定である。

d: 薬効評価のうえで心理的な影響を避けるには二重盲検法を用いる。

e: 新薬開発で市販を許された薬でも追加研究を行い再審査を受ける。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午前:第9問

薬物の効果発現が最も速いのはどれか。(臨床薬理学)

1: 経口投与

2: 直腸内投与

3: 筋肉内注射

4: 静脈内注射

5: 皮下注射

国試第13回午前:第43問

正しいのはどれか。

a: 薬物代謝は主に肝臓で行われる。

b: 薬物の反応性には遺伝的な個人差がある。

c: 向精神薬は薬物耐性が生じにくい。

d: 薬物アレルギーは初回投与では発生しない。

e: 薬物中毒は少量頻回投与でも発生する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午前:第43問

正しい組合せはどれか。

a: 薬物動態学(pharmacokinetics)―――― 薬物の体内分布

b: 新薬の評価 ――――――――――― 二重盲検法

c: 薬効評価の倫理 ――― GCP(good clinicpractice)

d: ブラセポ ―――――――――― QOL(quality of life)

e: 薬効の心理的効果 ―― TDM(therapeutic drug monitoring)

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第48問

正しい組合せはどれか。

a: 薬物動態学(pharmacokinetics) -―― 薬物の体内分布

b: 新薬の評価 ―――――――――― 二重盲検法

c: 薬効評価の倫理 ―――――――― GCP(good clinicpractice)

d: プラセボ ―――――――-------― QOL(quality of life)

e: 薬効の心理的効果 ―――-― TDM(therapeutic drug monitoring)

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第34回午前:第5問

薬剤治療に影響を与える因子として考えにくいのはどれか。

1: 投与経路

2: ABO 式血液型

3: 体 重

4: 併用薬

5: 年 齢

国試第30回午前:第4問

高齢者の薬物治療について誤っているのはどれか。

1: 薬物誘発性低血圧が生じやすい。

2: 肝での薬物代謝が低下している。

3: 脂溶性薬物の半減期が短縮する。

4: 水溶性薬物の血中濃度が上昇する。

5: ベンゾジアゼピン系薬物への感受性が高い。

ME2第39回午後:第8問

薬剤溶出性ステントの目的とする主な薬剤効果で正しいのはどれか。

1: 血小板凝集抑制

2: 赤血球増殖抑制

3: 血管内皮細胞増殖抑制

4: 血管拡張抑制

5: 血液凝固抑制

国試第6回午前:第46問

正しいのはどれか。

a: ジゴキシンの投与量決定にはTDMが有効である。

b: 新薬開発に際しての倫理的配慮を加味した指針にGCPがある。

c: 菌交代とは病原性の低い菌を強い菌が押しのけて繁殖することをいう。

d: ビタミンは大量を連用しても副作用を招かない。

e: アセチルコリンは生体活性物質の一つである。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午前:第19問

正しいのはどれか。

a: 長期にわたる連用で薬の効果が薄れるとき耐性発現という。

b: 母乳に排泄される薬の量は極めて少ない。

c: 薬物による胎児奇形発現の危険性は妊娠5~6ヶ月のころが最も高い。

d: 抗生剤を長期連用しても菌交代は生じない。

e: 脱水状態や低蛋白では薬物が過量になりやすい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午後:第3問

薬物の投与経路による血中濃度推移を図に示す。 持続点滴静注はどれか。

26PM3-0

1: A

2: B

3: C

4: D

5: E

国試第1回午前:第42問

正しいのはどれか。

a: 同じ薬を長期間使用すると効果が弱くなることを耐性発現という。

b: 薬効を公正に評価する方法として二重盲検法がある。

c: 解熱鎮痛薬で異常反応を示す人は他の薬にも過敏症を起こしやすい。

d: 抗腫瘍薬を連用すると菌交代がみられる。

e: 母親の服用した薬が授乳で乳児に移行することはない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午後:第3問

投与した薬物が門脈系を経た後に全身を循環するのはどれか。(医学概論)

1: 経口投与

2: 舌下投与

3: 直腸内投与

4: 皮下注射

5: 静脈内注射