正しいのはどれか。
a: 長期にわたる連用で薬の効果が薄れるとき耐性発現という。
b: 母乳に排泄される薬の量は極めて少ない。
c: 薬物による胎児奇形発現の危険性は妊娠5~6ヶ月のころが最も高い。
d: 抗生剤を長期連用しても菌交代は生じない。
e: 脱水状態や低蛋白では薬物が過量になりやすい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
薬の副作用について正しいのはどれか。
a: 長期にわたる過量投与に際しては副作用に注意する。
b: 喘息などに長年悩まされている人はアレルギー反応が起こりやすい。
c: ビタミンは大量に連用しても副作用を生じない。
d: 母親の乳汁中に分泌される薬はきわめて少ない。
e: 連用のため薬効が薄れることを耐性発現という。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
正しいのはどれか。
a: 薬物が代謝される速度は年齢によって異なる。
b: 静脈注射は内服よりも薬効の発現が遅い。
c: 徐放剤は速効性を重視して開発された。
d: 同一抗菌薬の連用は耐性菌の発現を招きやすい
e: 薬理作用は薬側と生体側の両者の要因から影響を受ける。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
正しいのはどれか。
a: 薬物代謝は主に肝臓で行われる。
b: 薬物の反応性には遺伝的な個人差がある。
c: 向精神薬は薬物耐性が生じにくい。
d: 薬物アレルギーは初回投与では発生しない。
e: 薬物中毒は少量頻回投与でも発生する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
薬の副作用について正しいのはどれか。
a: 一般的な副作用は過量投与による薬効の誇張である。
b: 喘息などに長年悩まされている人はアレルギー反応が起こりやすい。
c: ビタミンは大量に連用しても副作用を生じない。
d: 母乳の乳汁中に分泌される薬はきわめて少ない。
e: 連用のため薬効が薄れることを耐性発現という。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
正しいのはどれか。
a: 薬の体内分布は薬力学で扱う。
b: 薬の有効成分と受容体との関係は薬物動態学で扱う。
c: アルコールは体内濃度の高低に関係なく代謝速度はほぼ一定である。
d: 薬効評価のうえで心理的な影響を避けるには二重盲検法を用いる。
e: 新薬開発で市販を許された薬でも追加研究を行い再審査を受ける。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
高齢者の薬物治療について誤っているのはどれか。
1: 薬物誘発性低血圧が生じやすい。
2: 肝での薬物代謝が低下している。
3: 脂溶性薬物の半減期が短縮する。
4: 水溶性薬物の血中濃度が上昇する。
5: ベンゾジアゼピン系薬物への感受性が高い。
正しい語句の組合せはどれか。薬物 A の繰り返し投与によって耐性が生じた状態では、 薬物 A を代謝する酵素の誘導合成は(①)、薬物 A の排泄は(②)。
1: ①増加して ②増加する
2: ①低下して ②低下する
3: ①不変で ②低下する
4: ①低下して ②増加する
5: ①増加して ②低下する
薬の副作用(有害作用)と考えられるのはどれか。
1: 頭痛患者に鎮痛薬と言って砂糖を与えたら頭痛が治った。
2: 心不全の患者に利尿剤を投与したら症状が改善した。
3: 人工心肺回路を流れる血液にヘパリンを加えたら血液凝固が抑制された。
4: 感冒にかかった小児に感冒薬を飲ませたらじん麻疹が出た。
5: ある薬を繰り返し投与したところ、薬の効果が現れなくなった。
薬物について正しいのはどれか。
1: 治療係数(LD50/ED50)が大きいほど安全性が低い。
2: 血漿蛋白と結合したものは薬理作用をもたない。
3: 坐薬投与では初回通過効果(first pass effect)を受ける。
4: 経口(内服)投与の方が筋肉内注射よりも薬効持続時間が短い。
5: 抗てんかん薬は治療薬物モニタリング(TDM)の対象とならない。
正しいのはどれか。
1: プロプラノロールは抗菌薬として用いられる。
2: ニトログリセリンは利尿薬として用いられる。
3: ヘパリンは抗凝血薬として用いられる。
4: 麦角アルカロイドは抗狭心薬として用いられる。
5: ジギタリスは呼吸促進薬として用いられる。
麻薬性鎮痛薬について正しいのはどれか。
a: 作用点はドパミン受容体である。
b: 鎮咳作用を有する。
c: 平滑筋攣縮作用を有する。
d: 便秘を起こす。
e: 錐体外路症状を起こす。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e