第26回国試午後75問の類似問題

国試第8回午前:第19問

ある物質について腎のクリアランスを知るのに必要なのはどれか。

a: その物質の血漿中濃度

b: その物質の尿中濃度

c: 尿量

d: 腎血漿流量

e: 糸球体濾過量

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午後:第83問

正しいのはどれか。

a: 血管壁中のエラスチンの割合は脈波伝搬速度と正の相関を示す。

b: 細い血管では血球が血管壁部に集まる。

c: 動脈血圧のピーク値は体の部位によって異なる。

d: ヘマトクリット値が上昇すると血液の粘性が増加する。

e: 血管内径が小さくなると血管抵抗は上昇する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第28回午後:第74問

オンライン血液透析濾過について誤っているのはどれか。

1: 透析液の一部を補充液として使用する。

2: 認可された多用途透析装置を使用する。

3: ダイアライザを使用する。

4: 定められた水質基準を満たした透析液を使用する。

5: エンドトキシン捕捉フィルタを使用する。

国試第17回午前:第70問

輸液ポンプについて正しいのはどれか。

1: フィンガポンプはチューブをローラでしごく。

2: ドロップセンサの原理は光透過計測である。

3: ドロップセンサは薬液の成分を分析する。

4: 成人用点滴セットは10滴で1mlである。

5: 小児用点滴セットは20滴で1mlである。

国試第35回午前:第76問

血液透析の標準的回路構成として誤っているのはどれか。 

1: 生理食塩液の注入ラインを血液ポンプ下流側に設置した。 

2: 抗凝固薬注入ラインを血液ポンプ下流側に設置した。 

3: ダイアライザ内血液と透析液が向流(平行かつ反対向き)になるよう接続した。 

4: 静脈側ドリップチャンバから圧ラインを確保した。 

5: 気泡検知器を静脈側ドリップチャンバ下流側に設置した。 

国試第23回午後:第74問

血液透析を下記の条件で施行した。血流量 200mL/min透析液流量 500mL/min限外濾過流量 10mL/minこのとき動脈側尿素窒素濃度は 100mg/dL静脈側尿素窒素濃度は10mg/dLだった。この透折器の尿素クリアランス[mL/min]はどれか。

1: 140

2: 160

3: 180

4: 200

5: 220

国試第4回午後:第47問

血液透析の原理について正しいのはどれか。

a: 半透膜では一部の溶質成分は膜を透過できない。

b: 拡散の推進力は2液間の粘度差である。

c: 拡散速度は溶質の大きさに依存しない。

d: 限外濾過の推進力は膜間にかかる圧力差である。

e: 限外濾過によって一部の溶質も膜を通過する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午後:第60問

血液透析器の評価項目でないのはどれか。

1: 中空糸充填密度

2: 血液側圧力損失

3: 血液充填量

4: 熱交換能

5: 生体適合性

国試第3回午前:第33問

健常成人について正しいのはどれか。

a: 糸球体濾過率(GFR)は腎血漿流量(RPF)の約5倍である。

b: 近位尿細管を流れる濾液は高張性である。

c: 遠位尿細管では水の再吸収が行われる。

d: ヘンレ係蹄で濾液が濃縮される。

e: 腎へ流れ込む血液量は心拍出量の約1/4である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午前:第70問

血液希釈体外循環の利点はどれか。

a: 血液粘度の低下

b: 血液有形成分の破壊の減少

c: 膠質浸透圧の上昇

d: 酸素運搬能の増加

e: 輸血量の節約

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午後:第54問

有効面積1.5㎡の透析器を用い、血流量200ml/min、膜間圧力差200mmHgで3分間ECUMを行い120mlの濾液が得られた。限界濾過率(ml/hr/mmHg)として正しいのはどれか。

1: 6

2: 8

3: 12

4: 13.3

5: 20

国試第17回午後:第47問

遠心ポンプについて正しいのはどれか。

a: 末梢血管抵抗の変動によって流量が変化する。

b: 流量を回転数から算出できる。

c: ローラポンプより溶血しやすい。

d: 空気を体内に送り込む危険性がローラポンプより少ない。

e: 脱血の際に過度の陰圧を生じない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第26回午前:第77問

CAPDで正しいのはどれか。

1: 循環動態に対する影響が小さい。

2: 透析不均衡症候群への注意が必要である。

3: 酸性透析液は生体適合性の面で有利である。

4: 浸透圧は透析液中のカリウム濃度で調整する。

5: 小分子量物質の除去効率は血液透析よりも高い。

国試第7回午後:第50問

血液浄化療法に用いられる原理で適切な組み合わせはどれか。

a: 拡散 ―――――― 溶質の可逆的な移動

b: 濾過 ―――――― 溶質の濃度差による推進力

c: 浸透 ―――――― 溶媒の移動

d: 吸着 ―――――― 吸着剤との親和力

e: 透析 ―――――― 半透膜を介した拡散分離操作

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第26回午後:第76問

バスキュラーアクセスで正しいのはどれか。

a: 動脈表在化は心機能への負担が大きい。

b: 第一選択は人工血管を用いた内シャントである。

c: 透析後は静脈カテーテルをヘパリンロックする。

d: カフ付きカテーテルは感染のリスクを低減できる。

e: グラフト移植の方が自家動静脈瘻よりも開存率は高い。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午後:第48問

血液透析について誤っているのはどれか。

a: 血小板の一部は透析液側へ漏出する。

b: カリウムは血液側へ補給される。

c: アルカリ化剤は血液側へ補給される。

d: 蛋白代謝産物は血液側から除去される。

e: 透析液中の細菌は膜で阻止される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第43問

血液透析の原理について誤っているのはどれか。

1: 血液透析の原理は拡散と限外濾過である。

2: 拡散の推進力は膜間にかかる圧力差である。

3: 拡散は濃度差によって起こる。

4: 濾過による水の移動は膜透水性の高い方が多い。

5: 濾液には水と膜を透過できる溶質とが含まれる。

国試第3回午後:第46問

正しいのはどれか。

a: 腹膜潅流における単位時間当たりの尿素の除水量は増加する。

b: CAPDで液の貯留時間を延長すると単位時間あたりの除水量は増加する。

c: CAVHは長時間にわたって行われるため心臓の負担が大きい。

d: CAPDでは不均衡症状は起こりにくい。

e: 二重濾過液將交換法はアルブミン回収を目的として改良された血液交換法である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午前:第75問

血液浄化について正しい組合せはどれか。

a: 血漿吸着 全血から分離した血球成分を吸着器に潅流する。

b: 血液濾過 全血から逆浸透膜を用いて濾液を除去する。

c: 細胞分離 血液中の細胞成分を除去する。

d: 直接血液吸着 全血を直接吸着器に潅流する。

e: 血液透析 膠質浸透圧差を利用して除去する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午前:第30問

血液濾過法が通常の血液透析に優る点はどれか。

a: 大量補充液が不要である。

b: 補体を活性化しやすい。

c: 中分子物質の除去効率がよい。

d: 低血圧症例に有利である。

e: 透析困難症例に有利である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e