第26回国試午前79問の類似問題

ME2第32回午後:第46問

血液透析施行中、常時監視すべき項目はどれか。

1: 抗凝固剤の濃度

2: 静脈側の回路内圧

3: 透析液のエンドトキシン濃度

4: 透析液の粘度

5: 消毒剤の残量

国試第35回午前:第76問

血液透析の標準的回路構成として誤っているのはどれか。 

1: 生理食塩液の注入ラインを血液ポンプ下流側に設置した。 

2: 抗凝固薬注入ラインを血液ポンプ下流側に設置した。 

3: ダイアライザ内血液と透析液が向流(平行かつ反対向き)になるよう接続した。 

4: 静脈側ドリップチャンバから圧ラインを確保した。 

5: 気泡検知器を静脈側ドリップチャンバ下流側に設置した。 

国試第8回午後:第65問

標準的な血液透析中に常時監視すべき項目はどれか。

a: 漏血

b: 気泡

c: 静脈側回路内圧

d: 血液側圧力損失

e: 循環血漿量

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午前:第78問

透析中のトラブルとその考えられる原因との組合せで誤っているのはどれか。 

1: 口渇 低濃度透析液の使用 

2: 漏血 膜破損 

3: 回路内凝血 抗凝固不足 

4: 空気入 穿刺針と回路の接続不良

5: 自己抜針 認知症

国試第20回午後:第50問

一定の灌流圧で送血したときの流量について正しいのはどれか。(体外循環装置)

1: 血液を希釈すると増加する。

2: 低体温にすると増加する。

3: 末梢血管抵抗が減少すると減少する。

4: 小さな口径のカニューレを使うと増加する。

5: 血液粘度が上昇すると増加する。

ME2第30回午後:第30問

血液ガス分析について誤っているのはどれか。

1: 採血後すぐに測定できない場合には冷蔵保管する。

2: 注射筒へのヘパリン注入は採血後に行う。

3: 注射筒内へ混入した気泡は直ちに除去する。

4: 採血後に注射筒内の血液をよく撹拌する。

5: 測定値は37℃に温度補正される。

国試第24回午後:第78問

不均衡症候群の対処法として誤っているのはどれか。(生体機能代行装置学)

1: 血液流量を低く設定する。

2: マニトールを点滴する。

3: 短時間頻回透析を行う。

4: 低ナトリウム透析液を使用する。

5: 小面積のダイアライザを使用する。

国試第24回午後:第71問

人工心肺を用いた体外循環で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

a: 血液希釈によって膠質浸透圧は低下する。

b: 成人の体表面積あたりの灌流量は小児よりも多い。

c: 低体温によって末梢血管抵抗は低下する。

d: 心停止液にはCa2+を用いる。

e: プロタミンはヘパリン初期投与量の1~1.5倍を投与する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午後:第52問

人工心肺装置を用いる体外循環について正しいのはどれか。(体外循環装置)

a: 血液凝固時間を短くし、出血を抑える。

b: 常温体外循環では灌流量を高めに設定する。

c: 低体温は人工心肺の安全限界を広げる。

d: 体が大きくなると単位体表面積当たりの灌流量は減少する。

e: 灌流量が不足すると混合静脈血酸素飽和度は高くなる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午後:第48問

人工心肺による体外循環中に血液を希釈する目的として正しいのはどれか。

a: 空気塞栓症を予防する。

b: 血液の粘度を下げる。

c: 組織灌流を良好にする。

d: 使用血液量を節減する。

e: 生体の酸素需要を促進する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午前:第71問

人工心肺による体外循環で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

a: 体温が低下するほど至適灌流量は増加する。

b: 血中インスリン濃度は上昇する。

c: 血液希釈によって酸素解離曲線は右方に偏位する。

d: 血中遊離ヘモグロビンが増加する。

e: 体温の低下によって血液粘ちょう度は上昇する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午前:第77問

血漿交換療法について正しいのはどれか。 

a: 免疫疾患の治療に用いられる。

b: 血小板は血漿分離膜を通過する。

c: 血漿を冷却すると濾過率が上昇する。

d: 単純血漿交換療法では置換補充液にリンゲル液を用いる。

e: 二重膜濾過法は置換補充液を節約できる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午後:第50問

人工心肺を用いた体外循環時の血液灌流量について正しいのはどれか。

1: 術前の心拍出量より多めの血液量を灌流する。

2: 常温下での適正灌流量は体表面積から求められる。

3: 低体温時には常温時より灌流量を多くする。

4: 末梢血管抵抗は血液灌流量と関係がない。

5: 環流静脈血の酸素飽和度を50%以下に保つ。

国試第22回午前:第24問

透析回路から気泡が体内に流入したときの処置で正しいのはどれか。

a: 直ちに血液ポンプを止める。

b: 直ちにトレンデレンブルグ体位にする。

c: 右側臥位にする。

d: 呼吸困難に対しては起坐位とする。

e: 酸素吸入を開始する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午前:第7問

臨床工学技士の業務で正しいのはどれか。(関係法規)

1: 乳酸リンゲル液を用いた静静脈確保のための穿刺を行う。

2: 酸素療法の際、自ら判断して酸素の投与量を設定する。

3: 医師の指示を受けて人工呼吸装置の操作を行う。

4: 看護師に血液透析回路への補液を指示する。

5: 医師の指示を受けてIABPのカテーテルを挿入する。

国試第8回午後:第62問

透析中の空気誤入に際して適切な処置として誤っているのはどれか。

1: 静脈回路の遮断

2: 左下側臥位

3: ヘパリン投与

4: 気道確保

5: 高気圧酸素療法

国試第8回午後:第44問

人工心肺により体外循環を開始したところ脱血が不能であった。 行うべき処置として正しいのはどれか。

a: 落差が適切かどうか確認する。

b: 脱血回路が鉗子で遮断されていないか確認する。

c: 脱血カニューレ挿入部位の点検を術者に依頼する。

d: 思者の頭部を低位にする。

e: 逆行性に脱血カニューレから送血する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午後:第48問

ソフトリザーバについて正しいのはどれか。(体外循環装置)

1: 槽内が空になると送血回路に空気を送る危険がある。

2: 貯血量を目盛りで正しく読み取れる。

3: 槽内は大気に開放されている。

4: 貯血槽を挟み込む幅で貯血量を調整できる。

5: 吸引補助脱血を行う際に使用する。

国試第36回午前:第74問

開心術における心筋保護について正しいのはどれか。 

1: 心筋保護液において血液添加は不可欠である。 

2: 逆行性心筋保護液注入圧は30mmHg以上とする。 

3: 心臓の常温虚血時間の安全限界は5分未満である。 

4: 低温によって心筋酸素消費量は低下する。 

5: 高度大動脈弁閉鎖不全症例では大動脈基部から心筋保護液を注入する。 

国試第9回午後:第53問

人工心肺装置を用いた体外循環中に空気塞栓が発生した。 送血停止の後に行うべき処置として正しいのはどれか。

1: トレンデレンブルグ体位にして低温で上大静脈送血を行う。

2: ファウラー体位にして低温で大動脈送血を行う。

3: トレンデレンブルグ体位にして高温で大動脈送血を行う。

4: ファウラー体位にして高温で上大静脈送血を行う。

5: 仰臥位にして低温で大動脈送血を行う。