開心術における心筋保護について正しいのはどれか。
a: 人工心肺の送血回路から側枝を出して心筋保護液を注入する。
b: 細胞内液型心筋保護液中のNa+濃度は細胞外液型より低い。
c: 逆行性心筋保護では右室の心筋保護液灌流が不十分となりやすい。
d: 血液併用心筋保護液では晶質液性心筋保護液より注入温度を低くする。
e: 心筋保護液の初回注入量の目安は80mL/kgである。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
人工心肺による体外循環中の操作について誤っているのはどれか。
a: 平均動脈圧を 60~80 mmHg に維持する。
b: 混合静脈血酸素飽和度を 70 % 以上に維持する。
c: ACT (activatclotting time)を 200~300 秒 に維持する。
d: 復温時の送血温と脱血温の差を 10°C 以上に維持する。
e: プロタミンはヘパリン初期投与量の 3~5 倍 を投与する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
熱希釈式心拍出量測定で誤っているのはどれか。
1: 静脈よりカテーテルを挿入する。
2: カテーテル先端を右心房に留置する。
3: 注入液は約0℃のものを使用する。
4: 注入液はできるだけ速やかに注入する。
5: 注入液量が変わればカテーテル係数を変更する。
熱希釈式心拍出量測定について誤っているのはどれか。
1: カテーテル先端を肺動脈に留置する。
2: 右心房の位置にあるカテーテル側孔から注入液を注入する。
3: 注入液には約0℃の5%ブドウ糖液を使用する。
4: 注入液は心臓を刺激しないようにゆっくり注入する。
5: 注入液量を変えるときはカテーテル係数を変更する。
成人の中等度低体温での人工心肺操作条件で適切でないのはどれか。
a: 平均動脈圧 -------------------- 70mmHg
b: 送血流量 ---------------------- 120mL/min/kg
c: 中心静脈圧 -------------------- 20 mmHg
d: ヘモグロビン ------------------- 6.0g/dL
e: 混合静脈血酸素飽和度 ---------- 75%
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e