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第22回国試午前70問の類似問題

国試第5回午前:第28問

血液濾過法の特徴として正しいのはどれか。

a:自己免疫疾患に有効である。
b:血液透析よりも無菌処理への配慮が少なくて済む。
c:不均衡症状を起こしにくい。
d:血液透析と比較して中分子量物質の除去効率がよい。
e:血液透析と比較して小分子量物質の除去効率がよい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午後:第72問

人工心肺を用いた体外循環中の事象と対処法について誤っているのはどれか。 

1:溶血が顕著な場合にはポンプチューブの圧閉度を調整する。 
2:代謝性アルカローシス時には炭酸水素ナトリウムを投与する。 
3:ヘマトクリット値の低下時には水分バランスをチェックする。 
4:ACTが延長しないときにはヘパリンを追加する。 
5:脱血不良時には脱血カニューレの挿入部位をチェックする。 

国試第18回午後:第49問

体外循環回路の充填液とその目的との組み合わせで誤っているのはどれか。(体外循環装置)

1:マニトール液 浸透圧の調節
2:ヘパリン 血液の凝固抑制
3:濃厚赤血球 膠質浸透圧の維持
4:炭酸水素ナトリウム アシドーシスの補正
5:乳酸リンゲル液 総充填量の調整

ME2第37回午後:第5問

血液透析について正しいのはどれか。

1:中空糸の外側に血液を流す。
2:体内の過剰な水分を浸透圧差により除去する。
3:透析液にはアミノ酸が添加されている。
4:遠心ポンプが使用されている。
5:抗凝固剤としてへパリンが用いられる。

国試第4回午後:第44問

誤っているのはどれか。

a:血液透析の原理は拡散と限外濾過である。
b:透析器の溶質透過性は濾過係数で表される。
c:透析器の透水性はクリアランスで表される。
d:限外濾過率(ml/時/mmHg)は濾過係数(ml/時/m2/mmHg)×有効膜面積(m2)で計算される。
e:体外循環血液量が増加すれば溶質除去率も増加する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午後:第61問

血液透析器の溶質除去性能が最大になるのはどれか。

1:血液と透析液を同じ方向に流す。
2:血液と透析液を反対方向に流す。
3:血液と透析液を交差させて流す。
4:血液の一部を再循環する。
5:透析液の一部を再循環する。

国試第36回午前:第71問

人工心肺を用いた体外循環に伴う生体の変化について正しいのはどれか。

a:補体系が活性化する。 
b:血小板数が減少する。 
c:リンパ球数が減少する。 
d:血中抗利尿ホルモンが減少する。 
e:血中ブラジキニンが減少する。 
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午後:第63問

血液透析濾過(HDF)ついて正しいのはどれか。

a:小分子溶質は主として拡散により除去される。
b:大分子溶質は主として吸着により除去される。
c:同じ置換液量では、前希釈方式の方が後希釈方式よりも除去効率が高い。
d:前希釈方式では大量液置換が可能である。
e:後希釈方式における置換液量は患者血流量に応じて設定される。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第30回午前:第48問

冠動脈インターベンションに用いられる薬剤溶出性ステントに塗布された薬剤は血管再狭窄の防止を目的とするが、この薬剤のおもな作用はどれか。

1:血栓溶解作用
2:血液凝固作用
3:血小板凝集抑制作用
4:細胞増殖抑制作用
5:細胞増殖促進作用

国試第10回午後:第45問

低酸素血症の原因となるのはどれか。

a:死腔の減少
b:肺内シャントの増加
c:換気血流比不均等
d:換気量の増加
e:赤血球の増加
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第54問

正しいのはどれか。

a:限外濾過量は溶質のクリアランスと関係がない。
b:溶質のクリアランスは血流量を超えない。
c:同一血液透析器を用いる場合、血流量の増加はクリアランスを増加させる。
d:透析器圧は限外濾過圧に関係しない。
e:除水量は血流量に比例して減少する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第50問

血液浄化に用いられる原理はどれか。

a:蒸留
b:透析
c:濾過
d:吸着
e:吸収
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第44問

人工心肺による低体温での体外循環について誤っているのはどれか。

a:組織の酸素需要は減少する。
b:組織での酸素授受がよくなる。
c:血液の粘度が低下する。
d:血液の凝固能が変化する。
e:酸素解離曲線が左方に移動する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第33回午後:第85問

値が小さくなると脈波の伝搬速度が増加するのはどれか。

1:心拍数
2:平均動脈圧
3:血管の内径
4:血管壁の厚さ
5:血管のヤング率(周方向)

国試第11回午後:第81問

血液の流れについて正しいのはどれか。

a:流速は血管壁付近より中心付近の方が速い。
b:ずり速度(200/s以下)が小さいほど血液粘度は大きくなる。
c:ヘマトクリット値が高いほど血液粘度は小さくなる。
d:血液はニュートン流体とみなせる。
e:細い血管では心拍動に伴って乱流が生じる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午後:第52問

貯血槽について誤っているものはどれか。

1:循環血液量のバランスコントロールの役割を持つ。
2:脱血カニューレから吸引した気泡を除去する。
3:貯血量の低下は送血回路への気泡混入の危険を招く。
4:体外循環中の貯血量は一定である。
5:薬液の注入にも用いられる。

国試第8回午後:第65問

標準的な血液透析中に常時監視すべき項目はどれか。

a:漏血
b:気泡
c:静脈側回路内圧
d:血液側圧力損失
e:循環血漿量
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午後:第63問

血液透析中、血液回路内圧が異常に上昇した。直ちに点検すべき項目はどれか。

a:透析液温度
b:透析液濃度
c:透析器の凝血
d:抗凝固薬の注入量
e:ドリップチャンバの凝血
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午前:第72問

人工心肺を用いた成人体外循環における完全体外循環中の至適灌流量、至適灌流圧について正しいのはどれか。 

1:正常生体血液循環量の3.0L/min/m2と同量を維持する必要がある。 
2:常温体外循環では灌流量を高めに設定する必要がある。 
3:腎機能低下例では灌流量を低めに設定する必要がある。 
4:体表面積当たりの至適灌流量は乳幼児より大きくなる。 
5:灌流圧は平均大動脈圧で100mmHgを下回らないことが重要である。 

国試第33回午後:第69問

血液が多管構造の外部を灌流する装置はどれか。

1:血漿分離用フィルタ
2:熱交換器
3:限外ろ過装置
4:血液濃縮器(ヘモコンセントレータ)
5:血液透析用ダイアライザ